カジュアルな雰囲気のウエディングという1.5次会の費用相場はどれくらい?また、会費制とご祝儀制の違いや1人当たりの会費金額など、気になる費用に関して最新の調査データを基に解説します。1.5次会でゲストに喜んでもらうために心がけたい注意ポイントも紹介するので、参考にしてくださいね。

1.5次会とは、従来の披露宴ほど格式ばっていないウエディングパーティのこと。披露宴よりカジュアルだけれど、二次会ほどはくだけていない新しいウエディングの形として、注目を集めています。
コロナ下以降結婚式のスタイルは、より自由で柔軟なものへと変化してきています。例えば、海外挙式後の帰国後パーティのほか、親しい友人たちの前で愛を誓う人前式としての場など、ふたりの思い描くスタイルで大切なゲストと過ごす時間として1.5次会が選ばれています。

会費制とはゲストが新郎新婦の決めた会費を支払う形式、ご祝儀制とはゲストがご祝儀を包む形式を指します。1.5次会で費用を集める方法は、会費制でもご祝儀制でも問題ありません。
1.5次会を実施した男女309人を対象にしたアンケート調査では、ご祝儀制よりも会費制がやや上回る結果となりました。
Q.1.5次会の費用は会費制とご祝儀制どちらで集めましたか?

【出典1】マクロミル調査

会費制とご祝儀制のどちらにするかを決めるポイントは、どのようなパーティにしたいか。近年は、ゲストの金銭的な負担を軽くするために会費制でカジュアルな1.5次会を選ぶ新郎新婦が増えてきています。一方で、職場の上司や親族を招待して、着席フルコースでゲストをおもてなしする1.5次会であれば、ご祝儀制が選ばれることも。
結婚式の費用はご祝儀制ではふたりの貯蓄とご祝儀、会費制は会費とふたりの貯蓄で賄うのが一般的です。ご祝儀はその金額をゲストが決めるので、最終的にいくらになるのか新郎新婦が予想しづらいのに対し、会費制の場合は事前に入ってくるお金がわかるので予算を立てやすいという面があります。結果的に、上手にやりくりをすれば自己負担金を減らすこともできるでしょう。
今回のアンケート調査によると、1.5次会の会費は1万円未満に設定されるケースが目立ちました。立食で軽めのビュッフェ形式のようなカジュアルなパーティであれば1万円未満での実施も可能ですが、"二次会"に近い印象となります。
一方で、「二次会とは差をつけたい」「本格的な料理でしっかりとおもてなしをしたい」という場合には、1万~2万円台で設定するのが一般的です。ゲストに提供したい内容や、パーティのスタイルに合わせて会費を検討するのが、満足度を高めるポイントといえるでしょう。
→会費はいくらに設定する?と悩んだら「ゼクシィ相談カウンター」へ
<男性の会費>

【出典1】マクロミル調査
<女性の会費>

【出典1】マクロミル調査
また、金銭面だけでなく「ご祝儀をいくら包もう?」と頭を悩ませたり、ご祝儀袋や新札の用意をしたりといった手間が軽減されるのもゲストにとってはメリットといえます。
一点注意したいのは、まだご祝儀制を見越した金額設定の会場が多いことです。会費制を考えていても、会場を選びパーティの内容を固めていく中でご祝儀制に切り替えるケースも少なくありません。自分で会費制プランのある会場を探すと手間がかかるため、会場探しに詳しい相談カウンターで提案してもらうのも選択肢の一つです。
ちなみに、会費制=二次会というイメージを持つ人も多いため、招待を打診する際に1.5次会の趣旨をゲストに丁寧に伝えておくと認識のズレを防ぐことができます。
以下に会費制とご祝儀制、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
<ご祝儀制と会費制の違い>
| ご祝儀制 | 会費制 | |
|---|---|---|
| 形式 | ゲストがご祝儀を包む形式 | 新郎新婦が決めた会費を払う形式 |
| ゲストの準備 | ご祝儀袋・新札を用意する | ご祝儀袋・新札は不要 |
| 料理の内容 | 着席コース料理が多い | ビュッフェ形式からコース料理まで様々 |
| 引出物 | 引出物・引菓子・プチギフト | 引菓子・プチギフトのみ。またはナシ |
| 招待状の案内 | 祝儀に関する記載は不要 | 会費金額+祝儀辞退を添える |
<会費制とご祝儀制のメリット・デメリット>
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 会費制 | ・ゲストの金銭的負担や手間が少ない ・入金金額がわかるため、予算が立てやすい ・カジュアル寄りにも、フォーマル寄りにもできる |
・ご祝儀制よりも会場の選択肢が狭い ・会費の金額を決める必要がある ・会の趣旨について説明が必要 |
| ご祝儀制 | ・会費制よりも会場の選択肢が広い ・ゲストをしっかりおもてなしができる ・一般的なスタイルで、理解されやすい |
・入金金額が確定せず予算が立てづらい ・ゲストの金銭的負担や手間が大きい |

1.5次会にかかる費用はパーティの趣旨によって異なります。一般的な結婚式の披露宴と同じような会場で着席コース料理を提供する場合には、同等の費用がかかると考えましょう。
2024年4月~2025年3月の間に実施した挙式、披露宴・ウエディングパーティ、あるいは結婚を機とした食事会を実施した人を対象とした「結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)」の調査結果から、ご祝儀制と会費制それぞれの平均総額と1人当たりの平均金額を紹介します。
| ご祝儀総額(※1) | 平均1,801,000円 |
| 1人当たりのご祝儀 | 親族:平均48,000円(※2) 友人:平均29,000円(※3) |
【出典2】結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)
| 会費総額* | 平均568,000円 |
| 1人当たりの会費* | 平均21,000円 |
【出典2】結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)
会費制を取り入れた披露宴・ウエディングパーティ、結婚を機とした食事会実施者のうち、金額回答者のみ
ご祝儀制と会費制では、ゲスト1人当たりの負担額に差があるため総額にも大きく差が生まれることがわかります。
1.5次会では比較的採用されることの多い会費制ですが、会費はどのように決めればいいのでしょうか。一般的に会費は1人当たりの料理や飲物代、ギフトの料金を目安に設定します。専門式場を持つプロデュース会社によっては会費制プランを用意しているところもあり、その場合は会費が決められていることもあります。
二次会に近い1.5次会の場合は1万円未満の場合も少なくありませんが、おもてなしの質を落としたくない1.5次会であれば、1万円台以上の会費を設定することが多いでしょう。もし1人当たりの金額が3万円近くになるようであれば、会費制ではなくご祝儀制にする方が一般的です。
なお、会費制の場合は総費用を人数で割った金額を会費にすれば、自己負担金はゼロになります。ただ、そうすると衣裳やヘアメイク、写真代などの費用もゲストが負担することになり、おもてなしの観点からすれば望ましいことではないでしょう。自己負担金を減らしたいと考えるのであれば、衣裳やヘアメイクにかかる費用やペーパーアイテムや装飾品などで節約する工夫が必要です。
また、ご祝儀制・会費制を問わず、結婚式の会場が提供するお得なプランを上手に活用する方法もおすすめです。ただし、自己負担金ゼロをうたっていても、衣裳代が別になるケースもあるためプラン内容はしっかりチェックして。会場選びの段階から、ウエディングに精通する相談カウンターを利用するとプラン比較の手間を軽減できます。

【出典1】マクロミル調査
1年以内に1.5次会を実施した人へのアンケート調査では、費用総額100万円未満と回答した人が多くカジュアルなパーティスタイルが好まれる傾向があるようです。一方、100万~300万円未満と回答した人も3割近くいることから、披露宴に近いフォーマルなスタイルを取り入れるケースもあることがわかります。
1.5次会には決まった形はありません。自分たちが譲れないことを軸にどのようなパーティスタイルにするかを決めていきましょう。

以下に、会費別の1.5次会のモデル例を紹介します。
1万円未満の会費ならカジュアルなレストランやカフェでのビュッフェスタイルになることが主流です。少人数であれば着席ビュッフェ、人数が多い場合は立食ビュッフェになることが多いでしょう。
活気ある雰囲気がつくりやすく、友人が主体の1.5次会におすすめです。
年配者の親族や職場の上司なども招待するケースであれば、落ち着いた雰囲気のレストランやホテルの宴会場などでややフォーマル寄りの1.5次会がおすすめ。会費は1万5000円程度見ておくと、会場や料理の選択肢が広がります。
料理の提供はビュッフェスタイルになることも多いですが、着席ビュッフェにしたり、立食ビュッフェにする場合は所々に椅子を配置して年配者が座れるようにする、特にサポートしてほしい人をスタッフに事前に知らせておくなどの配慮が大切です。
会費を2万円程度に設定すれば、レストランのほか、ホテルや専門式場などで着席ビュッフェ、あるいは着席コース料理でしっかりおもてなしをすることができます。
主賓のスピーチをなくすなどプログラムや演出を工夫することによって、1.5次会らしい自由な雰囲気が叶うでしょう。

1.5次会はゲストにとってなじみがないことも多いので、ゲストを招待する際にはパーティの趣旨を丁寧に説明するよう心がけて。特に会費制の場合は、招待状を送る前に会費制であることや会費の金額の目安、ご祝儀は辞退する旨を伝えた上で打診をしておきましょう。
もし会費制なのに別途ご祝儀を頂いてしまった場合は、後で頂いたご祝儀の3分の1から半額程度を目安に、お祝い返し(内祝い)を贈るとよいでしょう。
ゲストにとってはドレスコードについて迷うケースも少なくありません。服装についても説明しておきましょう。
略礼装で問題ないことや料理のスタイルを伝えるとゲストもイメージを持ちやすくなります。特に立食ビュッフェの場合は、基本的には立ちっ放しになるため、足が痛くならない靴を選んでもらうのも心遣いです。
もし「ゲストの服の色を合わせたい」などの特別なドレスコードを決めるのであれば、なるべく早めに具体的に伝えましょう。
ご祝儀制である一般的な結婚式・披露宴では、新幹線や飛行機を利用しないと参列できない遠方からのゲストへの宿泊・交通費を全額負担するのが基本的なマナーといわれています。1.5次会であっても、ご祝儀制であればマナーに準じる方が無難です。
一方、会費制はお互いの負担をできるだけ減らすのが基本的な考え方なので、負担しないのが一般的。ただし、ゲストの負担が大きいようなら、一部を新郎新婦で負担するか会費を辞退するなどの心配りができるとよいですね。
なお、宿泊・交通費の負担についてはその有無によってゲストが出欠を判断するために必要な情報の一つ。招待する際に負担の有無を伝えておくのがベターです。

1.5次会に興味はあるけれど、まだ具体的なイメージが持てていないのであれば、ゼクシィ相談カウンターを活用しましょう。
「どのような会場で1.5次会ができるのか」「ふたりの希望を叶えるためには、ご祝儀制と会費制どちらがよいか」など、丁寧に話を聞きながらふたりに合った会場を提案してくれます。お得な特典などが付いた「ゼクシィ花嫁割(※1)」の紹介や、リーズナブルに1.5次会を行うコツなど費用面でも相談に乗ってくれますよ。
また、ふたりの要望を会場側に伝えながら会場予約を代行してくれるので、「会場見学に行ってみたら思っていたのと違った…」ということが起こりにくいのも魅力。1.5次会に限らず結婚式に関する疑問・不安を無料で何度でも相談できるので、ぜひ一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。
→結婚式・1.5次会について、「ゼクシィ相談カウンター」に相談する
構成・文/池島由希子
【出典1】マクロミル調査:2026年2月に1年以内に1.5次会を実施した男女309人が回答したマクロミル調査
【出典2】結婚マーケット調査2025(リクルートブライダル総研)
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