まずは、どんなパーティにしたいかを決めていきます。立食か着席、ビュッフェかフルコースなど、おもてなしのスタイルが決まったら、会場探しのスタート。エリアや招待人数、希望開催日で絞り込んで、実際に足を運んでみるのがよいでしょう。
招待状を送付する場合、披露宴に近いフォーマルなパーティの場合は開催から3ヵ月ほど前に発送するのが理想的です。カジュアルなパーティの場合は2か月前を目安に、逆算して事前にゲストや料理の選定を行っていきます。
「招待状」は大きく分けて2つの方法があり、(１)招待状を印刷・郵送する形式と、（２）ウェブ招待状の形式があります。目上の方やはがきに慣れている年配の方を招く場合は（１）がよいでしょう。ゲストに友人や後輩が多い場合や会費制スタイルの場合には、ウェブ上の出席確認ツールやLINEを活用してもOKです。ただし、結婚式の招待状は本来であれば直接手渡すのが望ましいとされてきたもの。ウェブ招待状を使いたいという場合は、普段からメール等をとする仲の知人・友人に留めたり、ご招待させていただく旨を事前に電話で確認するなどの心遣いも必要です。
そのほか、衣裳やお花の用意、演出の企画については結婚式や披露宴と同じ段取りが必要です。挙式の際のムービーを流すなど海外挙式の雰囲気を伝える工夫をするのも一案です。引出物については、会費制パーティの場合は用意しなくてもOKというのが一般的ですが、代わりにプチギフトをお渡しするとよいでしょう。海外挙式の際のお土産をギフトにするのもおすすめです。
海外でのプライベートなウエディングの帰国後にパーティを行うメリットやその内容のさまざまな選択肢についてご紹介してきました。新しい門出を迎えるふたりにとって、パーティはこれまでお世話になった方々へのお礼と今後のごあいさつをさせていただく貴重な機会です。ぜひふたりらしい演出で、お披露目とおもてなしを企画してくださいね。
