ドレスはもちろん和装にも欠かせないブーケ。それぞれの衣裳に合わせてすべて用意するとかなりの金額に……。
ブーケの費用を少しでも節約したい、あるいは思い通りのブーケを作りたい、
何か結婚の記念になるものを残したいという人にお勧めなのが手作りブーケ。
ここではブーケの種類や費用などブーケの基礎知識をはじめ、手作りブーケの魅力や作り方についてご紹介します。
花嫁姿を引き立てるのに欠かせないウエディングブーケ。生花で作る人が多いのですが、造花(アーティフィシャルフラワー)やプリザーブドフラワー、ドライフラワーなどで作ることもあります。ちなみに、プリザーブドフラワーとは生花に特殊な加工を施し、美しい状態で一定期間保存することができる花をいいます。
造花(アーティフィシャルフラワー)やプリザーブドフラワー、ドライフラワーは近年になって品質が向上し、生花とは趣が異なるニュアンスを感じさせるブーケができると、注目を集めつつあります。
ブーケの手配先として多いのは会場や会場提携のフラワーショップ。他には、外部のフラワーショップで手配したり、手作りをしたりといった方法もあります。
次にブーケの費用を見てみましょう。「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値_首都圏版)」によると、ブーケ1個当たりの平均額は3.3万円。
ブーケの種類別で見ると、生花ブーケの1個当たりの平均額が4.2万円。
ちなみに、ブーケは衣裳ごとに作った方が合わせやすいので、衣裳を2着用意するのであればブーケも2個あるのが望ましいとされます。ただし、2個用意するとなると、費用がちょっと心配という人もいるでしょう。なお、先輩花嫁が実際に用意したブーケの数は、1個が54.8%、2個が36.5%です。
ブーケの費用を節約したいのであれば、生花よりは造花やプリザーブドフラワーの方がリーズナブルといえるでしょう。ただし、先にも述べたように最近は造花もプリザーブドフラワーも品質が上がり、それに伴い価格も上昇しています。高品質の素材をふんだんに使用すれば、造花やプリザーブドフラワーのブーケも生花と変わらない価格になってしまう可能性も。
一方、手作りはどうでしょう?プロに発注するよりは費用は抑えられる可能性は高いですが、生花ブーケを作るのは初心者にはやや難しく、基本的にはスクールなどに通い、作ることになるでしょう。
もう少し簡単に、費用も抑えて作るとなると、やはり造花のブーケがお勧め。クオリティーが高くなったおかげで、初心者の手作りでもシンプルなデザインなら格好がつきます。なお、ブーケを作るのに必要な造花や道具などは、ホームセンターや雑貨店、造花専門店などで手に入れることができます。
リーズナブルな費用がうれしい手作りブーケですが、他にも魅力があります。まずは色や形など自分の思い通りに作れるということ。細部まで納得いくまでこだわり、丁寧に作り上げたブーケは世界に一つだけのものとなりますから、思い入れもひとしおでしょう。作る過程も素敵な思い出になります。
初心者の手作り造花ブーケは、何種類かの花とグリーンを束ねてリボンで無雑作にまとめるクラッチブーケがお勧めです。色はドレスに合わせて好みのものを選ぶといいでしょう。なお、いろいろな色を交ぜるのではなく、1色で統一する方がすっきりとまとまります。
作り方はまずメインとなる大きな花、小花、グリーンをバランスよく束ね、いったんワイヤーで固定。形を整えたら、茎の長さを揃えて、リボンを結びます。なお、花を束ねるときは、もし花に葉が付いているようならすべてカットした方がすっきりとまとまります。
費用は造花代で8000〜1万円程度。そのほか、テープやリボン代が必要となります。プロに依頼する生花ブーケが約3万円ですから、手作りをすれば3分の1ほどの費用で済みます。造花のブーケは結婚式後も残すことができるので、記念にもなります。
ブーケの費用を節約したい、思い通りのブーケを作りたいなどの希望があるのなら、手作りブーケにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によります。
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