家族や親しい人たちと一緒の海外挙式。ワクワクする一方で、どのように誘ったらいいのか、旅費は負担するのか、ご祝儀は頂いてもいいのかなど、いろいろ分からないことが多くて不安に思う人は少なくないのでは?
この記事ではそんな海外挙式の不安にお答えします。親しい人たちとの海外挙式を楽しんでください!
海外挙式ではどれくらいの人がゲストを招待しているのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】」によると、79.6%の人がゲストを招待したと答えています。エリア別で見るとグアムは82.4%、ハワイでも86.7%と、この両エリアでは特にゲストを招待する人が多い傾向にあることが分かります。
また、ゲスト数は平均8.5人。グアムは平均8.5人、ハワイは平均7.8人です。親やきょうだい、親戚を招待したという人が多く、友人を招待したという人は約2割いました。
ふたりの間で海外挙式をしようかなと思ったら、まずは親や家族に相談しましょう。エリアや日程、誰を招待するかなどおおよその内容を伝えて、問題ないかどうか親の理解を得ましょう。もし反対された場合は、反対の理由をしっかり聞き、親の不安や疑問が解消されるように丁寧に説明しましょう。また、ふたりが海外挙式をしたいと思った理由も話して、お互いが納得できるように相談準備を進めるのがお勧めです。
誰を招待するか考えましょう。また、ゲストの旅費(航空運賃・宿泊費)を負担するかどうかもふたりで検討します。ゲストの旅費の負担は、ふたりの経済状況やゲストとの関係性によって異なり、一概にどうすればいいという答えはありません。親孝行も兼ねて親の旅費は負担する、友人には海外旅行も兼ねて自費で参加してもらうなど、対応はさまざまです。
ちなみに、前出の調査によれば、ゲストの旅費の負担については、全く負担しなかったという人が57.2%と半数以上を占めています。なお、負担した場合の費用は平均合計69.9万円。エリア別に見るとグアムは平均60.1万円、ハワイは平均79.6万円です。
ゲストの旅行の手配もどうするか決めておきましょう。方法としては、すべてふたりで手配する、一部手配する、すべてゲストに任せるという3通りが考えられます。ふたりがまとめて手配した方が現地で動きやすく、トラブルが起こっても安心ですが、旅慣れたゲストが自己手配を希望した場合は、任せてしまってもいいでしょう。
旅費を負担しない場合は、ご祝儀を辞退するのがいいでしょう。招待する際にはその旨も伝えておきます。現地のパーティもふたりが招待する形を取るのが一般的です。
なお、ご祝儀を頂いた場合は、海外挙式後に頂いた金額の3分の1から半額を目安にお返しの品物をお贈りするのがお勧めです。
日程や場所、旅費の負担、手配方法などが決まったら、ゲストに連絡しましょう。海外挙式はある程度の日数を拘束することになるので、できれば早めに伝えるのがお勧め。遅くとも挙式3カ月前までには連絡しましょう。
伝えるのは電話や対面などがお勧め。ごく日常的にメールやSNSなどで連絡を取り合っている間柄であれば、取り急ぎそのような方法でも問題ありません。その際に伝えたいのは、日程、海外挙式の場所、旅費の負担、旅行の手配、ゲストの顔触れ。特に旅費の負担については、海外挙式に参列するかどうかの判断にも影響しますので、きちんと伝えます。
旅費を負担しない場合は、ぜひ来てほしいという気持ちを前面に出すようにしましょう。例えば、以下のように伝えてみては?
「憧れだったハワイ挙式を行います。●●さんにはぜひいらしていただきたく思っていますが、ご都合はいかがでしょう。大変申し訳ないのですが、宿泊費や交通費は負担できません。それでもよければ、旅行がてら参加していただけるとうれしいです。旅行の手配などはこちらですべて行うのでどうぞご安心を。ご祝儀はどうかお気遣いなさらないでください」
ゲストから参加の連絡をもらったら、出発まではしっかりフォローします。特に、海外旅行が初めてというゲストには丁寧に対応を。また、「旅のしおり」を作ってゲストに渡すと、ワクワクした気分も届けられるはずです。
海外挙式でゲストが悩むのは挙式に参列する際の服装です。どんな服装が望ましいかは、事前に具体的に説明するのがお勧めです。海外挙式の服装は国内での結婚式に準じますが、グアムやハワイなどのリゾートでの結婚式では親はフォーマルやセミフォーマルの服装をすることもありますが、ゲストはアロハなど現地でのフォーマルウエアで出席することも少なくありません。新郎新婦からゲストにアロハやムームーなどをプレゼントして、挙式に参列してもらうのも素敵な試みです。
また、出発直前には再度ゲストに連絡して、集合時間や集合場所、緊急連絡先などを確認しましょう。海外挙式は招待されるゲストも不安に思う部分が多いはず。ふたりの丁寧な対応で、みんなが心地よく楽しく過ごせるようにしましょう。
なお、ゼクシィ相談カウンターでは海外挙式の相談を受け付けています。ふたりにお勧めの海外挙式のエリアや挙式会場などをご紹介できますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】」によるものです。
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