結婚式の会場を探すために想定しておきたいのが、「いつ結婚式をするか」。大切な日だけに、安易に決めると準備に無理が出たり、ゲストに負担をかけることにもなりかねません。この記事では、後悔なくベストな日程で結婚式を挙げるために、知っておきたいポイントを紹介します。

結婚式が決まったら何はともあれ決めておきたいのが、結婚式の「日取り」です。ふたりやゲストの都合はもちろん大切ですが、他に知っておきたいのが次の3つのポイント。事前に押さえた上で検討しましょう。
挙式の組数が多い月は、以下の通りです。
11月 14 %
10月 11.7%
5月 11.3%
9月 9.6%
4月 8.9%
秋、春が上位を占めています。春、秋は気候がよく過ごしやすいので、式当日の移動や過ごし方などゲストへの負担を軽減できるのが人気の理由です。
人気シーズンの結婚式は予約が埋まりやすいのが難点。希望の日程で会場を押さえたいなら、できるだけ早く会場探しや衣裳選びのために動き始める必要があります。
仏滅・大安・友引・先勝・先負・赤口という言葉をご存じの方は多いと思いますが、これは六輝(六曜)といって、暦上の吉凶(縁起の良しあし)を示すものです。
普段は気にしていなくても、冠婚葬祭では六輝を気にする人も。特に、親世代や親族など年配の人の中にはその傾向が強い可能性もあるため、両家家族の意向は確認しておきましょう。
ちなみに、結婚式でよく選ばれるのは「大安」「友引(ともびき・ゆういん)」「先勝(せんかち・せんしょう・さきがち)」。
「大安」は六輝の中で最も縁起がいいといわれ、特に結婚式では好まれる日取りです。
「友引」は友を引き込むという意味があり、結婚式のような慶事に良い日とされますが、11~13時は凶といわれています。
「先勝」は早ければ吉という意味があり、結婚式の場合午前中からのスタートが吉。
六輝以外にも結婚式の日取りとして好まれるのは大開運日といわれる「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」。
「天赦日」は、「天の生気が万物にしみわたって穢(けが)れを赦(ゆる)す日」といわれ、日本の暦の中でも運気の高い日とされます。仏滅など凶日と重なった場合は縁起の悪さを打ち消すという説も。
「一粒万倍日」は「一粒のもみが万倍にもなってたわわに実る稲穂になる」という意味を持ち、運気がアップする日とされます。そのため大安など吉日と重なることで縁起の良さは高まりますが、逆に仏滅など凶の日と重なる日は避けた方がいいかもしれません。
ちなみに、仏滅などを避ける人が多い一方、仏滅の結婚式を比較的リーズナブルに提供するプランを用意している結婚式会場もあるので、六輝を気にされない方は検討してもいいかもしれません。
結婚式で選ばれる日程の曜日は次の通り。
土曜日 50.1%、日曜日 29.3%、月~木曜日 6.2%、金曜日5.0%
翌日もお休みになる人が多い土曜日が圧倒的に人気です。
また、結婚式のスタート時間は、会場によって設定は異なりますが、一般的には10~11時くらいの午前スタートから、午後12~14時くらいのスタート、そして夕方16~18時くらいスタートのナイトウエディングが設定されています。ちなみに挙式から披露宴のお開きまでかかる時間は4時間程度。
それぞれの時間帯にはメリット・デメリットがあるため、ゲストへの配慮や自分たちがしたい結婚式とのバランスを取りながら検討しましょう。
・午前スタート
[メリット]
食事がちょうどランチタイムになる
披露宴終了後の時間に余裕がある
夏の場合は比較的涼しい時間帯
[デメリット]
お支度が早い時間に始まる
朝早いと遠方ゲストの前泊が必要
二次会が夕方からだと時間が空いてゲストに待ち時間が発生する
・午後スタート
[メリット]
ゆっくりお支度を始められる
遠方ゲストも日帰りがしやすい
子ども連れも参列しやすい
[デメリット]
食事の時間が中途半端になる
真夏など季節によっては過ごしにくい
・夕方スタート
[メリット]
食事がちょうどディナータイムになる
トワイライトや夜景のロマンチックな雰囲気が楽しめる
式が始まる前に婚姻届を提出できることも
[デメリット]
遠方ゲストの宿泊が必要になる可能性が
二次会ができないことがある
高齢者や子ども連れが参加しにくい

結婚式の日取りは、ふたりの都合だけでなく参列するゲストにも配慮しながら調整が必要。ふたりはもちろんゲストにとっても参列しやすく、結婚式後にも納得できる日程にするために、次の項目について話し合っておきましょう。
上記の六輝について、ふたりだけでなく家族や親族にも意向を聞いておきたいもの。まずは、家庭や親族間での慣習や考え方もあるので、親を通して確認しておくことも忘れずに。
六輝だけでなく、親や親族の仕事の繁忙期やプライベートの都合についても聞いておきましょう。高齢者や体調に不安のある親族がいる場合にはできるだけ負担がないように、希望する季節の確認も。
どうしても晴れの日に招待したい人がいる場合は、そのゲストが参加できそうなタイミングも考慮しておきたいもの。お互いにそんな存在がいるかどうかふたりの間で共有しておくのを忘れずに。
自分たちだけでなくゲストの仕事の繁忙期についても考慮しておきたいもの。職種や勤め先にもよりますが、一般的に年度初めや年度末は避けた方が無難でしょう。
ふたりの新生活準備とのバランスも取りたいもの。結婚式準備と同居や引っ越しのタイミングが重なると、気持ち的にも体力的にも負荷がかかってしまうので、無理のないスケジュールの検討を。
「ふたりが出会った日にしたい」「婚姻届を結婚式と同日にしたい」「ずっと覚えていられるような日程にしたい」など、記念日やイベントに合わせた日取りにこだわりがあるかどうかについても、お互いの考えを共有しておきましょう。
春夏のオンシーズンに比べると夏冬のオフシーズンが比較的リーズナブルになったり、予約しやすかったりというメリットがあります。また、仏滅や平日などがお得になるプランを用意している会場もあるので、予算に対してどこまで日程を優先するかについても、ふたりで相談しておくと、判断しやすくなります。
希望に合う結婚式会場を紹介してくれたり、ふたりに代わって問い合わせをしてくれる結婚式相談カウンターなら、希望する日程や時間帯の空き具合についても一度に確認できます。もちろん、日程をなかなか決められないという場合は、スケジューリングの相談もOK。まずは、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
構成・文/小松七恵
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によるものです
※掲載されている情報は2025年10月時点のものです
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