「海外挙式は旅行の費用もかかるから高くつきそう」と思いがちですが、
招待客が少ない分、国内の結婚式よりはリーズナブルなことが多いのです。
憧れの海外挙式がいくらで叶うのか、ここではその費用相場についてご紹介します。
海外挙式の費用は大きく、挙式にかかる費用(会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ・ブートニア、写真・ビデオ、関係者への謝礼など)+現地でのパーティ費用+ふたりの旅行代金によって構成されます。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】では、費用総額の平均は213.3万円。国内での結婚式は費用総額が平均327.1万円となっており、単純に見れば約3割ほどお得ということになります。
なお、海外挙式費用の総額平均213.3万円にはゲストの旅費の負担額は含まれていません。ゲストの旅費負担については後で詳しく述べますが、ゲストの旅費の負担額の平均は69.9万円です。この金額をプラスすると海外挙式の総額は平均283.2万円となりますが、これでも国内の結婚式よりはまだ少しリーズナブルといえます。
海外挙式が国内での結婚式と比べてリーズナブルなのは、ゲスト数が少ないから。ちなみに、海外挙式の平均ゲスト数は8.0人です。そのため、現地での披露パーティにおける料理や引出物などにかかる費用が少ないのです。また、少人数で会食メインのパーティが多いため、会場装飾や演出にもあまりお金をかけない傾向があります。
海外挙式は、エリアによって総額が異なります。一番人気のハワイは平均225.3万円とやや高め。これは他のエリアよりも招待するゲスト数が多いことに起因するようです。
グアムもゲスト数は多いのですが、ハワイに比べると旅行代金がお得、かつ滞在期間も短めなので、平均195.6万円。ヨーロッパは旅行代金は高いものの、ふたりきりや家族のみなどでゲスト人数が少ないため、平均212.1万円となっています。
挙式にかかった費用について詳しく見てみましょう。挙式にかかった費用の平均は117.1万円。ちなみに、国内での結婚式の場合、挙式料の平均は35.0万円。海外挙式の挙式料がやけに高額に思えますが、これは海外挙式の場合、手配会社(総合ウエディングプロデュース会社、旅行会社)の基本プランを利用することが多く、プランには挙式料の他に会場使用料、衣裳、ヘアメイク、ブーケ&ブートニア、写真撮影、ビデオ撮影などが含まれているのが一般的で、調査にもそれが反映されているためです。
では次にアイテムごとの平均費用をご紹介しましょう。
現地パーティの費用は招待客数で大きく変動します。新郎新婦と親だけならパーティ費用も10万〜15万円ほどで済みますが、ゲストが20名ともなると50万円以上かかることも。また、旅行代金は渡航先や滞在日数で50万円以上の差が出ることも。ゲストの旅費を負担するかどうかも大きなポイントになります。
最も高いのはヨーロッパで平均102.5万円。ヨーロッパでは新婚旅行を兼ねて滞在日数が長くなる傾向があり、居心地の良さを求めて高級ホテルへ滞在するケースも目立ちます。なお、同じエリアでも、渡航時期や航空券の予約のタイミング、手配方法などでも数十万円変動することがあります。
旅行代金を負担した場合の平均額は69.9万1000円で、その場合は総額も283.2万円になります。なお、旅行代金を負担しない場合は、ご祝儀を辞退するのがマナー。旅行代金を負担するかどうかはふたりの経済状況やゲストとの関係によっても異なりますので、しっかり話し合って。また、ゲストに参列の打診をする際は、旅行代金負担の有無を明確に伝えるようにしましょう。
ふたりのこだわりによって、お金をかけたり、上手にやりくりしたり。エリアや時期によっては、かなり価格差があるので、日取りの設定も重要なポイントに。ハネムーンも兼ねて行うとしたら、国内での結婚式よりずっとリーズナブルなのが海外挙式。この記事で紹介した費用相場を参考にして、計画を立ててみましょう。
なお、ゼクシィ相談カウンターでは、海外挙式の相談も受け付けています。ふたりの希望を丁寧にヒアリングした上で、お勧めのエリアや挙式の基本プランなどをご紹介します。海外挙式を考えたら、ぜひ一度ゼクシィ相談カウンターに足を運んでみてください。
※データ出典:海外挙式「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】より、国内挙式「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」より
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