憧れのハワイで挙式したいけど、気になるのはやっぱり費用のこと。
ハワイウエディングの費用は100万円以下というカップルもいれば、350万円以上というカップルもいて、かなり幅広いのです。
お金のかけどころは人それぞれ。ふたりが納得するお金の掛け方で、素敵なハワイウエディングを実現させて。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】」によると、ハワイウエディングの費用総額の平均は225.3万円。費用の内訳は挙式にかかった費用(会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ・ブートニア、写真・ビデオ、関係者への謝礼など)、ふたりの旅行費用(航空代金代や宿泊代など)、現地でのウエディングパーティ・会食の費用。なお、費用にも関わってくる招待客数ですが、ハワイウエディングの平均は7.8名となっています。
もう少し細かくそれぞれの費用を見ると、以下になります。
挙式費用(会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ・ブートニア、写真・ビデオ、関係者への謝礼など) | 126.0万円 |
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ふたりの旅行費用 | 89.9万円 |
衣装代* | 42.6万円 |
ヘアメイク* | 6.2万円 |
ブーケ | 3.0万円 |
写真・挙式ビデオ* | 20.6万円 |
フォトツアー | 22.4万円 |
会食・パーティ | 20.9万円 |
お土産代 | 8.0万円 |
ショッピング代 | 16.8万円 |
*はハワイ以外の海外挙式も含む全体の平均額
ちなみに、挙式費用の中に衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ・ブートニア、写真・ビデオなどが含まれているのは、海外挙式の場合、挙式の基本プランにこれらが含まれていることが多いからです。
ハワイウエディングの場合、総費用を考える上で気になるのはゲストの旅費です。なお、先に紹介した費用総額のデータにはゲストの旅費は含まれていません。
ゲストの旅費の負担は、全額負担、一部負担、負担なしの3パターンに分けられます。全額負担をすればそれだけ費用はかさみますが、この場合はゲストからご祝儀を頂くことも少なくありません。
一部負担の場合は、航空運賃のみ、あるいは宿泊費のみなど、一方を負担するケースが多いようです。また、負担なしの場合は、「もしよかったら旅行がてら参列してください」と誘うケースが多く、この場合、ご祝儀は辞退することがほとんどです。
ちなみに、ハワイウエディングでのゲストの旅費の負担状況は、まったく負担しなかったという人が65.4%で最も多くなっています。旅費を負担したという人の負担総額は79.6万円です。
ゲストの旅費を負担するかしないかは、ふたりの経済状況やゲストとの関係性など、さまざまな要素が関係します。ふたりでよく相談し、対応を決めるといいでしょう。なお、旅費の負担をするかしないかは、ゲストが招待を受けるかどうかの判断材料になりますので、参列の打診をする時にしっかりと伝えるのがマナーです。
平均的な費用総額でハワイウエディングを行った人でも、内訳を見るとお金のかけどころは人それぞれであることが分かります。
例えば、ゲストが両家の親のみの少人数アットホーム婚の場合。人数が少ない分、「会食・パーティ」の費用が抑えられるので、衣裳やフォトツアー、滞在ホテルなどにこだわる人も。一方、10~15名程度のゲストを招待し、にぎやかなハワイウエディングを行う場合は、会食やパーティなどゲストのおもてなしにこだわることが多いよう。その分、フォトツアーなどは行わなかったり、自分たちで撮影するなどして節約するケースもあるようです。
居心地の良さを重視して滞在中のホテルのグレードを上げる、ゲストと楽しく過ごすためにハワイならではのアクティビティーを一緒に楽しむ、帰国後パーティで使用するDVD撮影や写真撮影に力を入れる……など、こだわりどころは人それぞれ。同じ費用総額でもいろいろな楽しみ方ができるのも、ハワイウエディングの魅力といえそうです。
平均的な費用総額よりもリーズナブルにハワイウエディングを実現することも可能です。ゲスト数が多くなれば、「会食・パーティ」の費用は増えるので、招待客は親だけなど極力少なめに。その上でこだわるポイントを絞り込んで費用を集中させ、あとはごくシンプルにするのがお勧めです。
大切なのはシーズンの選び方。ゴールデンウイークや夏、年末年始は旅行代金が高騰するので、避けた方が無難です。一方、旅行代金がお得になるのは、日本の旅行のオフシーズンである1月中旬〜3月中旬、5月中旬〜7月初旬、9月〜12月初旬など。長期休暇を外すのがよいでしょう。
挙式の基本プランの選び方も重要です。基本プランは各社でバラエティー豊かに取り揃えていますから、プランに何が含まれているのかを見極めましょう。特に挙式会場やパーティ会場、衣裳などに強いこだわりがなければ、プラン料金で比較してリーズナブルなプランを選ぶようにします。
また、金額を抑えるためにはネットなどで情報を集め、衣裳やフォトツアーなどを自己手配するのもありでしょう。
このように工夫してシンプルに行うとすれば、挙式にかかる費用30万〜50万円+ふたりの旅行費用40万〜50万円、会食代10万〜20万円くらいで、100万円前後でハワイウエディングが可能となります。
一方で、お金をかけようと思えばいくらでもかけられるのがハワイウエディングです。ヨーロッパなどと比べるとゲストも呼びやすく、20〜40名ほどを招待する新郎新婦も。また、挙式会場やパーティ会場、衣裳や写真、フォトツアーなど、全てにおいてバリエーションが豊富なので、とことんこだわってお気に入りを選ぶことができます。
挙式や披露パーティを盛り上げるオプションも充実。おもてなしのためにウクレレの演奏やフラダンスなどハワイらしい演出をプラス、ゲストのためにお揃いの衣裳を用意したり、リムジンの送迎を手配したりするなど、贅沢なもてなしも可能です。
ハワイウエディングは費用総額の平均が225.3万円ですが、費用総額の分布は100万円以下〜350万円以上と、他エリアに比べて広がっているのが特徴。これは挙式やパーティ、フォトツアーなどこだわりどころがたくさんあり、各カップルが自分たちの希望に沿ったハワイウエディングを実現させている表れと言えるでしょう。ふたりの希望を明確にして、ふたりが納得できるお金の使い方を考えるのが、素敵なハワイウエディングを実現するポイントとなるでしょう。
ゼクシィ相談カウンターではふたりらしいハワイウエディングを実現するお手伝いをしています。ふたりの希望を丁寧に聞き出し、ふさわしい挙式会場やパーティ会場、プランなどを紹介できるので、ぜひ一度訪れてみてはいかが。
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】」によるものです。
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