結婚式をしよう!と決めたら、最初に行いたいのが結婚式の会場探しです。でも、やみくもに会場を訪れても、ふたりにぴったりの会場は見つかりません。この記事では、結婚式会場の探し方のコツからフェアや下見のチェックポイントまでご紹介!これだけ知っておけば、ふたりの憧れのウエディングが叶う結婚式会場を選ぶことができます。
まずは結婚式会場を探すスケジュールについて見てみましょう。結婚式を行いたい時期の10〜8カ月前にスタートするのが一般的ですが、人気のある会場だと大安の土・日曜、祝日などの良い日取りは1年以上も前に予約が埋まってしまうこともあります。一方で、日取りにこだわらなければ、半年ぐらい前にスタートしても十分間に合います。なお、招待やアイテム選びなどの結婚式の中身の準備は、最短で3カ月ほどあれば問題なくできます
挙式1年半〜8カ月前 | ・会場を検討し、ブライダルフェアや下見に行 |
---|---|
挙式8~6カ月前 |
・会場を決定する ・ゲストを決定し、結婚の報告と結婚式の出席を打診する |
挙式6~4カ月前 | ・衣裳を検討し、決定する |
挙式4カ月前〜 |
・招待状を作成し、発送する ・料理や飲物、ギフトを検討し、決定する ・装花や装飾などを検討し、決定する ・ブーケを検討し、決定する ・ペーパーアイテムなどを作成する ・演出を考え、決定する |
挙式1カ月前~ |
・席次を決定する ・プログラムを決定する ・ヘアメイクのリハーサルや衣裳の最終フィッティングを行う |
結婚式会場探しの第一歩は、自分たちはどんな結婚式をしたいのか、イメージや条件を明確にしておくことです。そんな面倒なことをしないで、すぐにでも会場へ下見に行きたいと思うかもしれませんが、結婚式のイメージを固めてからの方が実は効率的に会場選びができるのです。
まずはどんな結婚式がしたいか、自由にイメージしてみましょう。どんな衣裳が着たいか、どんな演出がしたいか、どんな挙式がしたいかなど、思いつくままに考えてみます。あまりイメージが湧かないという人は、ゼクシィの本誌やWEBサイトでいろいろな会場の写真を見ながら話し合うと、具体的なイメージが湧きやすいでしょう。
結婚式会場を探すときに最低限決めておきたいのは、日取りと招待客数、おおまかな予算です。招待客については具体的に誰を招待するかリストアップすると、人数をしっかり把握できるでしょう。また、結婚式を行いたいエリアについても、いくつか候補を出しておきましょう。
結婚式会場には、大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれ特徴がありますので、それを知っておくことが、ふたりにぴったりの会場を探すのに役立ちます。
昔からあるタイプの会場で、結婚式を専門に行います。結婚式のノウハウが充実しており、さまざまな演出にも対応してくれます。チャペルや神殿を併設し、キリスト教式、神前式、人前式のどの挙式スタイルにも対応。挙式会場から披露宴会場への動線がスムーズで、ゲストに負担を掛けません。最近はゲストハウスのようなインテリアの専門式場も。会場にある程度お任せして、安心して結婚式を行いたいというふたりにお勧めです。
高級感があり、知名度が高いのがホテル。大小さまざまな規模の宴会場があり、少人数ウエディングから大規模結婚式まで対応可能です。専門式場同様、チャペルや神殿が併設され、どの挙式スタイルにも対応できます。きめ細かなサービスにも定評があります。挙式前後にくつろげるカフェやラウンジ、バー、遠方からのゲストにも泊まってもらえる宿泊施設などがあるのも大きな特徴。おもてなしをしっかりしたいと考えるふたりには特にお勧めです。
しゃれた邸宅風の会場で、貸し切りでプライベート感の高い結婚式ができるのが特徴です。ガーデンやテラス、プールなどがある会場もあり、スペースを自由に使って、オリジナリティー溢れる結婚式が可能。プランニング力も高く、個性的な演出も提案してもらえます。なお、挙式会場はチャペルのみというところが多く、神前式はできないところが多いよう。装飾や演出、雰囲気にこだわる結婚式をしたい人にお勧めです。
料理にこだわるカップルに人気のレストラン。料理の種類はもちろん、雰囲気もバラエティーに富むので、好みのスタイルの店を選ぶといいでしょう。持ち込みに関しては比較的寛容なところが多いのも特徴。和やかな雰囲気で、料理と会話を楽しむ結婚式がしたいというふたりにお勧めです。また、ホテルのレストランなら、ホテルの充実した施設や設備などを利用しつつ、レストランの魅力も享受できます。
たくさんの会場の中から、ふたりにぴったりの結婚式会場を探すためには、まず情報収集することが必要。結婚式会場の情報を得るには、以下の方法があります。
『ゼクシィ』など結婚情報誌では、数多くの結婚式会場が紹介されています。エリアごとに分かれていることが多いので、自分たちが結婚式を挙げたいエリアにある会場の情報を簡単に得ることができます。挙式会場や披露宴会場などの写真、プランの内容や費用など、結婚式会場の基本情報を見比べて、自分たちならどんな結婚式をしたいのか、イメージを膨らませましょう。
いつでもどこでもスマホなどで簡単に情報が収集できるのが結婚情報サイト。日本全国の結婚式会場はもちろん、興味を持った会場があったら、直接その会場のホームページを見ると、さらに詳しい情報が得られます。
すでに結婚している親族や友人などに話を聞いたり、『ゼクシィ』のWEBサイトの口コミやSNSなどで先輩花嫁の体験談を探してみましょう。実際にその会場で挙式をした先輩花嫁や参列したゲストのリアルな口コミもあります。ただし、口コミはあくまで個人的な主観で、その情報が自分たちには合わないこともあるので、参考にする程度にとどめましょう。
結婚式会場の相談カウンターでは、プロのアドバイザーに直接話を聞いて相談することができます。「雑誌やWEBでは情報が多過ぎて、どうやって探せばいいのか分からない」や、「プランの内容や費用だけでは自分たちの希望が叶うのか、実際にいくらかかるのか分からない」など、不安に思うふたりには特にお勧めです。相談カウンターではプロのアドバイザーが結婚式会場探しをサポートしてくれるので安心。ふたりの挙式の希望や条件をヒアリングして、圧倒的な情報量の中からぴったりの会場を提案してくれます。
『ゼクシィ』の本誌やWEBサイトを見て、気になる会場があったら実際に会場に足を運び、自分たちの目でチェックするのがお勧めです。見学するには2つの方法があります。
ブライダルフェアとは結婚式の会場が開催する体験型のイベントのこと。模擬挙式や模擬披露宴が行われ、装花などの装飾やテーブルコーディネートをした披露宴会場が見学できます。また、フェアによっては料理の試食ができたり(コース料理の一部だったり、有料の場合もあり)、衣裳の試着ができる場合も。実際のパーティの雰囲気がイメージしやすいのが魅力です。
デートのついでに気軽に参加できるイベントで、会場によって参加者特典が付いていたり、お土産をもらえたりすることも。事前に内容を確認して予約を入れるのがお勧めです。土・日曜、祝日に開催されることが多いのですが、平日の夜に開催されるフェアもあるので、仕事帰りに寄ることもできます。
フェアの予定が合わない場合は、会場見学に行くといいでしょう。こちらも事前の予約が必要です。会場の雰囲気や広さ、施設などを見学し、プランナーにマンツーマンで相談にのってもらうことができます。ふたりの都合を優先して見学日時を決めることができ、自分たちのペースで見学できるのがメリットでしょう。
ただし、挙式や披露宴会場が実際の結婚式のような装飾やコーディネートになっていなかったり、料理の試食や衣裳の試着ができない場合もあります。
さまざまな情報をチェックする時間がない、会場を絞り込むのが難しいという人は、ゼクシィ相談カウンターを利用してみましょう。プロのアドバイザーが丁寧なカウンセリングでふたりの希望を引き出し、ぴったりの結婚式会場を提案してくれます。ふたりでは決めかねていたことを第三者のプロ目線でアドバイスしてくれたり、雑誌やWEBには掲載されていない会場の情報も得られます。
さらに、ブライダルフェアや会場見学の予約も代行。ふたりの都合に合わせて見学スケジュールを組んでくれるので、忙しい人でも安心です。また、下見の場合は事前にふたりの希望や条件を結婚式会場のプランナーに伝えておいてくれるので、話がスムーズ。衣裳や会場コーディネートを見せてもらえたり、一部の料理の試食ができたり、ふたりの予算に合わせた見積りを用意してくれることもあります。
初めて訪れる結婚式会場。ボーッとして何も分からなかったということがないよう、チェックするべきポイントを事前に確認しておきましょう。
日本での挙式スタイルはキリスト教式、神前式、人前式が一般的。会場によっては特定のスタイルのセレモニーができないこともあるので、どのセレモニーが可能か確認を。さらに、挙式会場の雰囲気やインテリアが好みかどうか、収容人数、どんな演出ができるのかなどをチェックします。やりたい演出が可能かどうかも確認。なお、挙式会場の装花は自由に選べる場合もあります。装花にこだわりたい場合は、料金も含めて確認するのがお勧め。できれば模擬挙式に参列し、式次第やセレモニーの雰囲気、挙式後の演出などを実際に確認しましょう。
結婚式会場には複数の宴会場があるのが一般的です。自分たちの希望の招待客数に合う宴会場を見せてもらい、インテリアや雰囲気を確認します。このときチェックしたいのは、新郎新婦が座る高砂席の位置やテーブルの配置。席と席の間は十分なゆとりがあるか、どの席からも高砂席は見えるかどうかなどをチェックします。また、最近の披露宴では映像演出が欠かせません。スクリーンやモニターの位置も確認しておきましょう。さらに、インテリアもチェック。壁や床、カーテンの色や柄、質感などは、会場の雰囲気を左右しますから、しっかり見ておきましょう。
ブライダルフェアなどで宴会場のコーディネートが見られる場合は、装花や装飾、テーブルコーディネートもしっかり確認します。テーブルクロスの色や質感、食器やカトラリーとのバランス、コーディネートか自分好みかどうかなどをチェック。どんなアレンジが可能なのかも聞いておくといいでしょう。収容人数に合わない会場でも、コーディネートの参考に見せてもらうのもありです。
婚礼料理は数種類を用意する会場がほとんどです。コースの種類、それぞれの内容やボリューム、盛り付け、費用を確認しましょう。いくつかのランクに分かれていることが多いので、価格の差は何に由来するのかも聞いておくと、選ぶ際の参考になります。コース料理の1品を差し替えたり、プラスしたりできるかどうかも確認しておくといいでしょう。また、ゲストの前でフランベをしたり、シェフが料理の説明をしたりするなど、料理の演出が可能かどうかもチェックします。可能であれば、試食をするのがお勧めです。また、飲物についても提供できるドリンクの種類やプランなどを確認します。
ホテルや大規模な専門式場には衣裳室が併設されていることがあります。その場合は、衣裳室のラインアップを確認し、自分の好みの衣裳やサイズがあるかチェックしておきましょう。会場では衣裳ショップと提携しているところがほとんど。どのショップと提携しているのかを確認し、こちらも衣裳のラインアップを確認します。
衣裳やブーケ、引出物など、自分たちで手配して持ち込みたいアイテムがある場合は、持ち込みが可能か、持ち込み料はいくらか、持ち込む際の条件がないかどうかを確認します。
フェアや下見でしか実感できないのが、スタッフの雰囲気やサービスの質です。対応してくれるプランナーはもちろん、その他のスタッフの動きや身のこなしなども注目してみて。しっかりあいさつをしてくれるか、笑顔があるか、スタッフ同士で無駄話をしていないかなど、チェックしましょう。
ゲストの第一印象を左右するロビー、挙式前や挙式と披露宴の間の待ち時間にゲストに過ごしてもらう待合室も、しっかりチェックして。待合室はウエルカムドリンクなどを振る舞うのに十分な広さがあるか、ゲスト人数に合っているかなどをチェックしておくと安心です。
トイレや控室、着替え室などの施設が整っているかどうかもチェック。数はもちろん、広さや居心地のよさなどもチェックを忘れずに。さらに、車イスやベビーカーを利用するゲストがいる場合は、バリアフリーになっているかも確認して。フロアを移動するならエレベーターやエスカレーターがあると、年配のゲストも安心です。さらに、受付から挙式会場、披露宴会場へと移動する動線がスムーズかどうかも確認しておくといいでしょう。
遠方からのゲストがいる場合、ホテルなど宿泊施設のある会場なら安心。宿泊施設がない会場では、近くの宿泊施設の有無も確認しておきましょう。中には、宿泊費用の割引特典が付いている場合もあります。
最寄り駅から会場までの道のりをチェック。駅から行きやすいのかどうか、駅から離れている場合は送迎バスの有無や路線バス・タクシーなどでも道のりが分かりやすいかをチェック。また、遠方からのゲストが多い場合は、ターミナル駅からの交通アクセスもポイントに。車を利用するゲストがいる場合は、駐車場や駐車料金の有無も確認しておきましょう。
ブライダルフェアや会場見学は、必ず見積りを出してもらいましょう。見積りは平均的な内容で出されることが多いので、ふたりの希望を伝えて、それを盛り込んだ見積りを出してもらうのがお勧めです。特に、料理や飲物のランク、衣裳の点数、挙式のスタイルなどはしっかりチェック。さらに、やりたい演出が決まっているのなら、それも伝えて見積りに入れてもらいます。なお、比較検討をしやすくするために、どの会場でも同じ条件で見積りをしてもらうのがお勧めです。
フェアや会場見学で会場が気に入ったら、希望の日取りを仮予約するといいでしょう。仮予約には基本的には費用はかからず、期限は1週間程度という会場が多いようです。なお、会場の申し込みの際には、申込金が必要となります。申込金は会場によって異なりますが、10万〜20万円程度。
なお、申し込み時には契約書の内容を必ず確認します。特にキャンセル規定はしっかりチェック。キャンセルをした場合、いつからキャンセル料が発生して、いくらかかるのか、必ず確認しておきましょう。自分たちはキャンセルするつもりがなくても、自然災害や感染症の流行、事故、急病など、万が一の事態が起こらないとも限りません。
なお、ブライダルフェアや会場見学は1軒だけ見て決めてしまうのではなく、できれば3軒程度を比べてみることをお勧めします。最初に見学した会場にひと目ぼれしたとしても、他の会場も見てみましょう。最終的に最初の会場に決めたとしても、数軒を見比べることで納得感が違ってきます。とはいえ、あまり数多くの会場を見過ぎると、混乱してしまうこともあるので注意して。
これだけのチェックポイントがあると、しっかり確認できるのか不安に思う人は、まずゼクシィ相談カウンターを訪問してみましょう。プロのアドバイザーが、ふたりの希望や条件に合う会場かどうかを細かくチェック。結婚式会場に聞かなければ分からないことは事前に電話などで問い合わせしてくれるので、見学当日にふたりがチェックする項目を減らせます。自分たちは何をチェックすればいいのか、個別にアドバイスもしてもらえるので、スムーズに見学できます。
結婚式会場探しでチェックすべきポイントを見落とすと、希望が叶わなかったり、思わぬ追加料金がかかったりすることがあります。失敗談を参考に、しっかりチェックしましょう。
憧れのウエディングドレスを持ち込みするつもりでいましたが、持ち込み不可ということが判明!交渉しましたが難しく、結婚式で憧れのドレスを着ることは叶わず、仕方がないので前撮りで着ることに。会場を申し込む前に、衣裳持ち込みについてしっかり確認しておけばよかったです。
挙式前にゲストが過ごす場所が狭い上、カフェなどもなく、ゲストに居心地の悪い思いをさせてしまいました。フェアの時は、挙式会場や披露宴会場ばかりに目が行ってしまい、待合室まで気が回りませんでした。
会場見学や打ち合わせにはいつも車で行っていたので気付かなかったのですが、駅から会場までの道のりに坂道が多く、とても歩きづらかったそう。ハイヒールを履いた女性ゲストには、「引出物を持って歩くのは本当に大変だった。足が痛くて泣きそうになった」と言われてしまいました。ハイヒールのゲストにも負担のないアクセス方法を考えておくべきだったと反省しました。
もともと衣裳と料理にこだわりたいと思っていたのに、最初の見学のときに伝えておらず、それぞれ最小限の金額になっていたことに気付きませんでした。
最初に見学した会場では、当日申し込みの特典がたくさんありました。素敵な会場だったので、即決して申込金10万円を支払い。でも、その後、ふらりと別の会場のフェアをのぞいたら、そちらの方が気に入ってしまって……。結婚式は一生に一度のこと。気に入った会場で行いたいと、最初の会場はキャンセルすることに。申込金は返還されず、高い授業料になりました。
結婚式会場探しのコツは、まずプロのアドバイザーに相談して、3軒程度の会場を見学してから決めること。「たくさんの会場があり過ぎて、ブライダルフェアや下見に行くところを選べない」「自分たちだけで決めるのは不安」「とにかく何も分からない」など、悩んだり、迷ったりする前に、まずはゼクシィ相談カウンターに相談してみてください。
ふたりのイメージや条件をヒアリングして、ピッタリ合った結婚式会場を提案してもらえます。ブライダルフェアや下見の予約、キャンセルの代行はもちろん、事前に会場に問い合わせをするなど、しっかりとサポートしてもらえるので安心。 結婚式会場探しで失敗したくないなら、ゼクシィ相談カウンターのプロのアドバイザーに相談することが、憧れの結婚式を叶えるスタートになります。
相談無料!来店のご予約はこちら