
紀元前1世紀の古代ローマでは、結婚より婚約が重視されていて、誓いの儀式に鉄の輪を贈ったとか。それが金の輪になり、中世初期に宝石付きの指輪が誕生。日本では明治に広まったそう。
古代エジプトの言い伝えで、左手の薬指は心臓と“愛の静脈”でつながり、愛のパワーが宿っているから。
最古の婚約指輪は古代エジプト時代のもので、そのころから丸い形は太陽や月をかたどった完全無欠のシンボルと言われてきた。継ぎ目のない輪がエンドレスを意味して、指輪の“神秘のパワー”が身に着ける人を永遠に守ると信じられてきたそう。代表的な石のダイヤモンドは、固い絆とピュアな愛を象徴。

婚約指輪の購入価格の平均は
35.7万円。
婚約指輪のアームの材質や石の種類に決まりはないけど、9割以上の人がダイヤを選んでいる。大きさ(重さ)は0.3カラット前後が人気。形や色、透明度にこだわる人も。
先輩花嫁の例では、挙式の約12.1カ月前から探し始めて、10.8カ月前までに決めているケースが多い。挙式の6~7カ月前が結納や顔合わせの時期なので、そのときにお披露目できるよう用意。注文から受け取りまで1~3カ月かかるので、余裕を持って。

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石・デザインともに、すでに完成されたものを購入。実際に試着して、着け心地や自分の手とのバランスを見ながら選べるので安心感がある。既製品といっても、その場で現物を持ち帰ることはまれで、サイズ調整をしたり、取り寄せが必要な場合も。
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ダイヤなどの石と、アームの材質やデザインをそれぞれ別々に選んで、自由に組み合わせてオーダー。好みや自分の手にぴったり合ったベストな指輪を、予算に合わせて作ることができるので人気が高い。注文してから完成まで約1~2カ月ぐらい。
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世界に一つだけのオリジナリティーにこだわるなら、石やアームの材質はもちろん、デザインからオーダー。自分たちの希望をプロがデザイン画に描き起こしてくれる。注文してから2~3カ月かかるけど、デザインを考える過程もステキな思い出に。
※データ出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」