海外挙式は招待客が少ない分、国内の結婚式よりも費用を抑えることができるといわれます。
この記事では、海外挙式の費用の仕組みをご紹介するとともに、もっとリーズナブルにと考える花嫁のために、少しの工夫で費用が節約できるコツをお教えします。
海外挙式の費用は大きく
① 挙式にかかる費用(会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク、ブーケ、写真、関係者へ謝礼など)
② 旅行費用(航空運賃、宿泊費)
③ 現地パーティにかかる費用
以上3つから成り立っています。
挙式に関しては、手配会社が提供する基本プランを利用するのが一般的です。会場使用料やブーケ&ブートニア、聖職者やスタッフへの謝礼、介添え料、写真などが含まれているのが一般的ですが、これに衣裳やヘアメイクが含まれている場合も。さらに、パーティも付属したフルパッケージプランもあります。
挙式の基本プランを選ぶ際には、料金だけではなく、何が含まれているのか細かくチェックしましょう。さまざまなアイテムが含まれているから良いプランとは限りません。例えば、着用したいドレスが決まっていて、日本から持って行きたいというのであれば、衣裳が含まれていないプランがお勧め。ふたりのニーズや好みに合ったプランを選ぶようにするのがポイントです。
では、次から海外挙式の費用を節約するアイデアをご紹介しましょう。
<海外挙式を取り扱うのは?>
海外挙式の取扱先は大きく総合ウエディングプロデュース会社と旅行会社に分かれます。総合ウエディングプロデュース会社は挙式や現地パーティなど、主に結婚式関連の手配をする会社です。現地にサロンやチャペルなどを持っていることもあります。旅行手配は旅行会社と連携して行います。
一方、旅行会社では旅行部分を手配し、挙式部分は総合ウエディングプロデュース会社と連携して手配することになります。ですので、旅行会社では「挙式付きツアー」を取り扱うことになります。ハネムーンを重視したいふたりにお勧めです。
ちなみに、総合ウエディングプロデュース会社や旅行会社など、海外挙式を取り扱っている会社をまとめて手配会社と呼びます。
人気の挙式会場は数多くの手配会社で取り扱うことがあります。お目当ての会場があるのなら、さまざまな手配会社のプランをじっくりチェック。比較検討して、希望に合ったプランを選ぶといいでしょう。
手配会社では期間・曜日・時間限定などと銘打ち、お得なキャンペーンプランを提供することがあります。節約したいと考えるのであれば、お目当ての挙式会場のプランを提供している手配会社のホームページやSNSなどをこまめにチェックするのがお勧めです。
海外挙式は3カ月前くらいに申し込むのが一般的ですが、早めに予約をすると基本プランの料金割引、衣裳のグレードアップが無料、ロケーションフォトのプレゼントといった特典が付くこともありますので、こちらもチェックしてみましょう。先着順でお得なプランを提供する会社も。
ゴールデンウイークや夏、年末年始は旅行代金が高騰する時期。一方、旅行代金が安くなるのは、日本の旅行のオフシーズンである1月中旬〜3月中旬、5月中旬〜7月初旬、9月〜12月初旬など。この時期を狙えば、旅行費用は低く抑えられるでしょう。
航空会社では早期割引運賃を設定しているところが多く、早く予約した方が航空運賃は安くなります。また、航空会社によっても航空運賃は変わります。ですから、さまざまな航空会社の航空運賃と手配会社の料金を比較しましょう。なお、自己手配をする場合は、トラブルなども自分で対応しなければならないので気を付けて。また、早期割引運賃はキャンセルの場合は払い込んだ料金が返還されないことも多いので、条件をしっかり読み、納得して申し込みましょう。
挙式当日は宿泊ホテルの客室でお支度をすることが多いので、挙式前日と当日の部屋は広めのスイートルームなどがお勧め。ですが、それ以降は少しランクを落としても。シーンに合わせてメリハリのある宿泊プランを立てれば、宿泊費を節約することができます。
ドレスの調達方法は、現地でレンタル、国内で購入して持ち込む、国内で選んで現地でレンタルなどさまざまな方法があります。最も手間がかからないのは手配会社にお願いする方法ですが、幅広く情報をチェックすることで、好みのデザインでリーズナブルなドレスが見つかることも。また、一般的にドレスは購入するとやや高価になる傾向にありますが、帰国後パーティを行う場合は海外挙式と合わせて2回着用することを考えれば、購入した方が安く上がる場合もあります。
アクセサリーやフォトツアーで使う小物などは、オークションサイトを利用して探すのも一つの方法。また、SNSでは先輩花嫁が自分のアイテムを「譲ります!」と紹介していることもあります。
節約する際に気を付けたいのは、ゲストのおもてなし部分。現地パーティでの料理や飲物のランクを落としたり、プチギフトを用意しなかったり、せっかく海外まで足を運んでくれたゲストをがっかりさせるような節約は控えるのが賢明です。
費用を抑えつつ、ふたりもゲストも満足いく海外挙式を実現するには、最初にしっかり予算を決めて、それに合わせてこだわる部分とこだわらなくてもいい部分を明確化して、メリハリのあるお金の使い方をすること。また、費用を節約するには、たくさんの情報を集めて、それを比較検討することも重要です。少々の手間はかかりますが、予算内で希望通りの海外挙式を実現するという目標があれば頑張れるのでは?
ゼクシィ相談カウンターでは海外挙式についての相談も受け付けています。お得な挙式プランなども紹介してくれるので、ぜひ一度足を運んでみて。
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