
交際期間2年以内のプロポーズがどのタイプも約7割!
「データ満載・『プロポーズ研究室』」で紹介した「交際2年以内にプロポーズをした(された)人は約7割」という結果はタイプ別にしても、大きな差は見られなかった。「文化系男子」の41.1%を筆頭に、どのタイプも「1年未満」が最も高い数値をたたき出している。ただ、「アクティブ文化系男子」の「5年」が18.1%と高い数値を示しているように、「交際期間が延びれば延びるほどプロポーズの数が減る」とは一概には言い切れない。

■タイプを問わず、「交際2年以内のプロポーズをする」が圧倒的に多い
■「交際期間が延びれば延びるほどプロポーズが減る」とは言い切れない
オタク系とアクティブサークル系は真逆の価値観!?
いずれのタイプにおいても「何でもない日」がトップを飾った。だが、「オタク系男子」と「アクティブサークル系男子」の数値には30%近い開きがある。「オタク系男子」の間では、ドラマチックなプランよりナチュラルなプロポーズが主流と考えられているようだ。一方、「アクティブサークル系男子」は「何でもない日」が低い分、他の項目の数値が相対的に高い。中でも「相手の誕生日」と「ふたりが出会った日」は突出している。6タイプの中で唯一、半数以上の男性が記念日にプロポーズをしていることに注目したい。

■「オタク系男子」の間では「何でもない日」のプロポーズが鉄板!
■「アクティブサークル系男子」は記念日にプロポーズする男性が多数


多様な魅力に溢れる有名スポットに人気が集中!
世界的な有名スポットの中で、どこでプロポーズをしたいかを聞いた調査。「オタク系男子」を除く5つのタイプで「南の島」が支持率トップとなった(「アクティブサークル系男子」は「夜景が奇麗なスポット」と「南の島」が同率1位)。「オタク系男子」では「夜景が奇麗なスポット」がトップだったが、2位はやはり「南の島」。「オーソドックス」「適度な背伸び」「ロマンチック」「開放感」など多様な魅力に溢れる点が、価値観を問わず多くの男性たちから支持を集めたのだろう。一方、「世界的なモニュメント」は全タイプでワーストワン。数値的にもダントツの低さを記録した。世界の有名モニュメントには、他のスポットと比べてプロポーズを彩るロマンチックさが、やや欠けているのかもしれない。ちなみに「エアーズロックなどの大自然」や「サグラダ・ファミリアなどの歴史的な教会やお城などのスポット」、「パリなどのおしゃれな街並みがある場所」は相対的に「普通」という評価になった。

■タイプを問わず、南の島でのプロポーズに憧れる人は多い
■世界的な有名モニュメントはワーストワン。要因はロマンチックさの不足!?
タイプ別のこだわりの視点に注目!
プロポーズの「タイミング」についての調査では「何でもない日」がダントツだった「オタク系男子」。「場所」の調査においても、「自宅・家」が過半数の票を獲得した。一方、オーソドックスな「レストラン」はわずか1.2%にとどまるなど、彼らのナチュラル志向ぶりが際立つ結果が出た。意外だったのは、「アミューズメントスポット」で「オタク系男子」が、「海外・旅先」で「文化系男子」の数値が高かったこと。おそらく、誰もが想像するような人気スポットではなく、彼らなりのこだわりのスポットで本番を迎えているのだろう。

■「オタク系男子」が「自宅・家」を支持するのは日常感を大切にしているから
■「文化系男子」は意外と海外や旅先でのプロポーズが多い


「婚約指輪」と「婚約指輪以外」の数字の差に注目!
「婚約指輪」がいずれのタイプでもトップに輝いた。ちなみに婚約指輪の購入費用の平均額は「29万5000円」という結果が出ている。さて、気になるのは「アクティブサークル系」で「婚約指輪以外の指輪」が25.0%という高い数値を記録していること。これは「エンゲージリングは彼女に選ばせてあげたいけど、プロポーズ本番も盛り上げたい」という思いから、婚約指輪以外の記念の指輪を用意する男性が多いということなのだろう。一方、「文化系男子」は「婚約指輪」が62.5%という高めの数値に対し、「婚約指輪以外の指輪」は4.2%とかなり低い。この結果からは「“本番用”以外、必要なし!」という彼らの決意の強さが感じられる。

■プロポーズの贈り物の定番は 「婚約指輪」で揺るぎなし
■「文化系男子」の多くはプロポーズで贈る指輪は婚約指輪と決めている
プロポーズにいくら掛かった?※婚約アイテムの購入費は除く
最も気前がいいのは「アクティブサークル系男子」
男性がプロポーズに掛けた費用の平均額は「1万8038円」という結果に。それを大きく下回ったのは「オタク系男子」。彼らの多くは日常感を大切にする分、プロポーズの演出に多額の費用を掛けないのだろう。一方、最も気前が良かったのは「アクティブサークル系男子」。彼らはイベントを積極的に楽しむタイプ。プロポーズを人生の一大イベントとして捉え、相応の豪華さを追求しているのかもしれない。一つ意外な結果として注目したいのは、「文化系男子」の「10万円以上」の数値。「文化系男子」の多くは低予算派のようだが、なぜか「10万円以上」が12.5%というハイスコア!場所の調査で「海外・旅先」の数値が高かったことと関係があるのかも!?

■ プロポーズに掛かる費用の相場は1万8000円
■日常感を大切にする「オタク系男子」は低予算、イベントを積極的に楽しむ「アクティブサークル系男子」は高予算の傾向にある

