プロポーズ後に最初にやることは?親あいさつの準備をしよう
プロポーズも無事に済んで幸せいっぱい!そんなふたりが次に行わなくてはならないのが親へのあいさつです。ふたりの結婚を双方の親に快く認めてもらうために、しっかり準備をししましょう。
#プロポーズの報告とあいさつの日程決め
お互いに結婚の意思を確認し合ったら、次に行わなければならないのは双方の親へ結婚のあいさつをすることです。まずは、##s##それぞれが自分の親に結婚をしたい相手がいること、ふたりで結婚のあいさつをしたいことを伝えましょう##e##。
その際に親の都合のいい日程をいくつか聞いておき、ふたりで相談してあいさつの日程を決めます。##s##この際大切なのは、親の都合を優先させること##e##。
訪問の順番は、##s##女性の家に先に行くのが一般的といわれていますが、両家の場所や都合により、男性の家に先に行っても構いません##e##。訪問時間は午後の早い時間帯がお勧めです。食事時は避けるようにしましょう。
#当日の服装を考えよう
日程が決まったら、訪問の準備を進めましょう。まずは服装について。
女性は、##s##きちんとした雰囲気のワンピースやツーピースなど##e##がおすすめです。アクセサリーは控えめにし、バッグはこれ見よがしなブランドものは避けるのが無難です。夏でもストッキングは必須。家に上がるので、ストラップ付きやブーツなどは避け、脱ぎ履きがしやすいものにしましょう。メイクは盛り過ぎず、清潔感のあるヘアスタイルを心掛けて。ネイルもあまり派手なものはNGです。
男性は、##s##清潔感のあるジャケットスタイルがおすすめです##e##。ネクタイをする場合は派手過ぎないものを選びます。靴下や靴も服装に合わせて。靴は中敷が汚れていないか、臭わないかもチェックしておきましょう。ヘアスタイルはこざっぱりと清潔感のある雰囲気に。アクセサリーはNGです。
普段から相手の親と親しくしている場合、「普段着でいらっしゃい」などと言われるかもしれませんが、それを真に受けてカジュアルな服装で行くのはNGです。##s##結婚のあいさつという大切な話をする場ですから、誠意の伝わる節度を守った服装で臨みましょう##e##。
婚約指輪はどうする?
親あいさつよりも前に男性から婚約指輪をもらっていたとしても、あいさつ前は「まだ結婚の承諾をもらっていない」状態なので、##s##あいさつに行く際は着けて行かないようにしましょう##e##。ペアリングなども身に着けない方が無難です。
#手土産を用意しよう
訪問の際に手土産は必須です。当日に相手の家の近くで慌てて調達するといったことがないよう、事前にしっかり準備して。##s##金額の目安は3000~5000円くらい##e##。のしを付ける場合はちょう結びに「御挨拶」と表書きをしたものを付けます。
品物はお菓子や果物、お酒などが一般的です。相手の親の好みの物や、有名店や老舗店の物、話題になっている物のほか、自分の地元の名産品などを持参しても。そこから話が広がることもあります。
#当日の段取りを確認
訪問の前には##s##どのような流れで話を進めるのか、ふたりで相談しておきましょう##e##。あいさつの言葉はもちろん、親に聞かれそうなことをリストアップし、どう答えるのかもふたりで考えておきます。
また、親の仕事や趣味、性格など、お互いに情報を交換し合っておくと当日の雑談に役立ちます。避けた方がいい話題などについても情報を共有しておきましょう。
#親に聞かれそうなこと、事前にふたりで
擦り合わせておきたいことは?
あいさつの前に確認しておきたいこと
・家族構成
・親の職業や生活スタイル
・親の趣味や興味のあること
・親の性格(マナーに厳しい、人見知り、ざっくばらんなど)
・避けた方がいい話題(政治や宗教のこと、学歴など)
あいさつ前にふたりで擦り合わせておきたいこと
・結婚式のこと(場所・時期・規模など)
・婚姻届の提出時期&同居の開始時期
・結婚後の住まい
・結婚後の働き方
あいさつの場で相手の親から尋ねられそうなこと
・家族構成や出身地、勤務先など
・息子(娘)のどこが好きなのか
・親はこの結婚をどう思っているか
・結婚したら仕事はどうするのか
・趣味や興味のあること
#当日は余裕を持って出発!
あいさつ当日は余裕を持って出発しましょう。とはいえ、個人宅に訪問する場合は、##s##訪問時間から3~5分ほど遅れて到着するのがマナーです##e##。簡単に身だしなみを整え、コートを着ている場合は脱いでから、呼び鈴を鳴らします。
##s##玄関先ではひとまず簡単にあいさつを##e##。名前を名乗り、「今日はお時間を取っていただき、ありがとうございます」などと話します。なお、玄関先で手土産を渡すのはNGです。
相手の家が遠方の場合は?
相手の家が遠方で、泊まりで出掛けなければならない場合は、基本的には宿を予約していきます。相手の親に自宅に泊まるように勧められても、「ホテルを取ってあるので」と辞退するのがマナーです。なお、交通費や宿泊費もふたりで負担します。
#最初は雑談で場を和ませて
部屋に通されたら、勧められた席に座ります。席を指定されなかった場合は、下座に座ります。基本的には入り口に近い席が下座となります。##s##席に着いたら、再度あいさつをして、手土産を渡しましょう##e##。紙袋などに入っている場合は出して渡します。
##s##全員が揃ったら、まずは自己紹介を##e##。名前や年齢、生い立ち、仕事などを簡潔に説明します。その後は##s##いきなり本題には入らず、雑談を##e##。宗教や政治などの話題は避けた方が無難です。相手が特定のスポーツのチームのファンの場合は、その話題も避けた方がいいでしょう。
なお、##s##相手の親のことは「●●さんのお父さん、●●さんのお母さん」と呼ぶのがおすすめ##e##です。いきなり「お父さん、お母さん」だと、違和感や不快感を持つ親もいるので注意して。
#結婚のあいさつ、なんて言う?
座も和んできたら、いよいよ本題へ!
##s##どちらの家でも男性がリードしてあいさつを進めます##e##。
以下のセリフをどうぞご参考に。
「●●さんと結婚させていただきたく、ごあいさつに伺いました。未熟なふたりですが、お互いに力を合わせて、人生を共に歩んでいきたいと考えています。どうぞよろしくお願い致します」。
#和やかな時間を過ごしておいとまを
あいさつが無事に済んだからといってそそくさと帰るのは良くありません。しばらく雑談などを続けましょう。また、相手の親からの質問にはできるだけ丁寧に、真摯に答えます。その後、頃合いを見計らっておいとまを告げます。##s##滞在時間は1時間30分くらいが目安##e##です。
なお、食事を勧められた場合は一度は断るのがマナー。再度勧められたら、「お言葉に甘えまして」と受けます。
#訪問後はお礼をお忘れなく
遠方から訪ねた場合は、##s##帰宅後に「無事に帰りました」と電話を入れておきましょう。その後、3日以内にお礼状を送っておくと好印象です##e##。
親へのあいさつは結婚への第一歩。プロポーズが済んだら早めに双方の親へ報告し、結婚へ向かって準備を進めましょう。