人生の再出発、結婚、不倫をテーマに夫婦愛や性を描き、視聴率9.45%(5倍すると日本の視聴率に相当)を叩き出した台湾の大ヒットドラマ「結婚って、幸せですか」。このほどドラマの最終話から4年後の世界が映画化され、日本でも話題になった。
実はドラマ放送時、台湾では愛人から夫を奪い返す風潮が一気に高まったというが、我々も「プロポーズ→結婚→不倫→泥沼離婚劇」なんてデンジャラスな人生を歩まないよう、気をつけたいところ。そのヒントを台湾の恋愛事情から学ぶのもいいだろう。
そこで、「結婚って、幸せですか」の主人公、ラン・ティエンウェイ役を演じ、現地台湾ではCMオファー20社を超えるという人気俳優のヨウションさんを訪ね、同作の舞台挨拶にお邪魔した。
当日、ヨウションさんのお相手を務めたのは、なんと離婚式プランナーの寺井広樹氏!
「台湾はアジアの中でも1、2を争うほど離婚率が高い国ですよね。夫婦の別れ際は、サラッとしたドロドロと言いますか、円満な修羅場が多いと聞いておりますが、本当なのでしょうか?」(寺井氏)
「それは分かりません(笑)。ただ、離婚をした後もピースフルに過ごしている人が多い気がします」(ヨウションさん)
離婚界の超新星が繰り出す意表を突いた質問が、台湾の男女事情を露にしていく。事の理解をさらに深めるべく、記者もヨウションさんに突撃した!
ーーヨウションさん、台湾ならではのプロポーズ事情を教えてください!
「台湾ではプロポーズの際、基本的にダイヤモンドを贈らないとダメなんです。けれども、非常に高価な宝石なので、手が届かない人もいます。そういう場合は、模造品のダイヤを贈ることだってあります」
ーー模造品だと、さすがに彼女にバレてしまうのでは?
「女性も贈られた指輪が本物かどうかより、相手の誠意を重視します。プロポーズはあくまで気持ちが大切な行為ですから」
ーー現在、台湾で流行しているプロポーズの方法はありますか?
「最近、私の知り合いがレストランで大勢の友人を集め、デザートの中に指輪を隠すという“公開サプライズ”を行いました。このように大勢の知り合いを集めて求婚するケースは少なくないと思います」
ーーやはりプロポーズはサプライズがマストですか?
「演出方法はさまざまですよ。ただ、プロポーズは結婚してからも語り継がれる大事なイベントなので、思い出に残るものにしたいと考えている人は多いですね。機会があれば僕も2人きりで大規模なプロポーズをしたいと思っています!」
スターもプロポーズに全力を尽くすと言っているのだから、我々だって本気で取り組まねば!男性がエンターテイナーの役目を果たす台湾を見習い、皆さんも生涯の思い出になるようなプロポーズにレッツチャレンジ!
『結婚って、幸せですか THE MOVIE』DVD
2010年に台湾で放送されたドラマ「結婚って、幸せですか」の劇場版を収録した作品。自らに好意を寄せるティエンウェイ、元夫のルイファンからのアプローチを受け、さまざまな感情の狭間で揺れ動くアンジェン。ドラマ最終話から4年後を舞台に、これまでに明かされなかった物語の結末が描かれる。出演はソニア・スイ、ヨウション、ウェン・シェンハオほか。特典映像にはヨウション来日舞台挨拶の模様を収録!!
商品名:『結婚って、幸せですか THE MOVIE』
発売日:2013年11月22日発売
価格:¥3,990