Wedding Manual
プロポーズから結婚までの流れ・結婚式の準備まとめ
プロポーズで結婚の約束を交わしたらいよいよ結婚準備の始まりです。「結婚までの流れ」「結婚式までの流れ」 って一体どんな感じ?結婚が決まったら、結婚式の準備だけでなく、婚姻届の準備、結婚式や新生活の準備などやることリストはたくさんありますが、ふたりで確認しながら楽しく準備を進めましょう。
#結婚の流れ&段取り15項目
まずは全体の大まかな流れをチェックしましょう。大きく分けて結婚が決まってすぐにやること、会場が決まってからやること、ふたりのタイミングで進めることの3つですが、結婚式までの期間や会場によってそれぞれのタイミングは変わってきます。
結婚式をしない(挙げない)場合、結婚の流れはどうなる?
結婚式をしない場合は、上記の表から結婚式にまつわる項目を省けばOK。ただし、結婚式をしない分、家族・親族への結婚の報告はもちろん、その他報告すべき相手への連絡は、極力丁寧に行っておくのがおすすめ。
また、「結婚式、やっておけば良かった……」という声も聞かれるので、どんな選択をするにしても、なんとなくで決めず、ふたりでしっかり話し合って、後悔のない選択ができると良さそうです。
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大まかな流れが分かったところで、それぞれの項目について次から詳しく見ていきましょう。
#結婚が決まってからの流れ
まず最初に行うのは親への結婚報告や結婚式会場の検討など。ふたりのスケジュールを確認して計画的に進めていきましょう。
1.婚約指輪・婚約記念品の購入
婚約指輪は婚約の証しとして男性から女性に贈られるもの。プロポーズの時に用意する場合もあれば、プロポーズ後にふたりでショップに買いに行く場合もあります。婚約指輪のお礼として女性から男性に婚約記念品を贈るケースもあり、腕時計やスーツが人気です。どちらも結納や両家顔合わせ食事会でお披露目をする人が多く、早めの準備が必要です。
プロポーズの際に、彼からダイヤモンドだけプレゼントしてもらい、婚約指輪は後日一緒に選びに行きました。(38歳・女性)
彼女にプロポーズする日に合わせて買いに行きました。(33歳・男性)
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2.親あいさつ
結婚を決めたら、お互いの親への結婚あいさつはできるだけ早く済ませておきましょう。初対面から好印象を持ってもらえるよう、服装や振る舞い、手土産など確認しておきたいことはたくさんあります。もし、すでに親と面識がある場合もきちんとした服装・言葉遣いで結婚の意思を伝え、親に安心してもらいましょう。
結婚を決めた後、お互い自分の親に報告し、都合の良い日を聞いてあいさつに行きました。(30歳・女性)
プロポーズした後すぐ、あいさつしに妻の実家へ。私の実家は遠方だったため、少し先になりましたが、連休のタイミングを見て婚姻届を提出する前に結婚を直接報告しに行きました。(31歳・男性)
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3.結婚式会場探し
まずは彼と「どんな結婚式をしたいか」や「結婚式会場の譲れないポイント」を話し合ってみて。会場の候補が絞れたら、直接会場に足を運んで比較検討してみましょう。試食や模擬挙式など、さまざまなことが体験できるブライダルフェアもおすすめです。
4.両家顔合わせ食事会・結納
きちんとした「結納」を行うか、少しカジュアルに「両家顔合わせ食事会」を行うかは、親の意向も確認しつつ決めましょう。かつては女性側の家で行っていた結納も最近ではホテルや料亭で行われることが多くなっています。
婚姻届を提出する前に両家顔合わせ食事会をし、その場で婚姻届の証人欄にサインをもらった。(28歳・女性)
両家へのあいさつが済んだ後で婚姻届を提出する3カ月前頃。みんなの予定の合う日を見つけて行った。(27歳・女性)
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5.親戚・職場・友人への結婚報告
親戚や友人への結婚報告はベストなタイミングで失礼のないように行いましょう。会社への報告は直属の上司からが基本。結婚式にご招待するかしないかでも報告のタイミングは変わってきます。
友人にはプロポーズ後の婚約したタイミング、職場や親戚は婚姻届を提出する日が決まったタイミングで結婚を報告しました。(30歳・女性)
結婚後の働き方などを相談したかったので、職場にはあらかじめ早めに伝え、友達には、基本チャットで。会える人にはそのタイミングで直接伝えるようにした。(33歳・女性)
結婚式場が決まってすぐ、招待状を送る前のタイミングで結婚を報告した。(30歳・男性)
親戚には親から伝えてもらい、自分たちからは連絡しませんでした。職場には3カ月前ぐらいに結婚を報告し、友人には、婚姻届を提出したタイミングでSNSで報告した。(28歳・女性)
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#結婚式の会場が決まってからの流れ
会場が決まったら結婚式の準備が始まります。
会場との打ち合わせの他、ゲストへの連絡や指輪・衣裳選びなどやることはたくさんあるので、確認しながら忘れずに進めていきましょう。
6.ドレス・衣裳選び
結婚式準備の中でも特に楽しみにしている人も多い衣裳選び。本格的に会場との打ち合わせが始まる前に余裕を持って試着の予定を組むのがおすすめです。
式場が決定してすぐ試着の予約をし、最短のスケジュールで1回目の試着を。結局なかなか決められず、ドレスが決定まで1カ月かかりました。(30歳・女性)
結婚式場が決まった数カ月後から衣裳を検討し始めたが、試着予約は混雑していて、なかなか希望のタイミングでは取れなかった。(33歳・男性)
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7.結婚指輪の購入
結婚指輪には内側に刻印を入れる人が多く、購入から納品まで1カ月ほどかかる場合も。結婚式で指輪交換を行うことを考えると早めに検討を開始することをおすすめします。
結婚指輪は、婚姻届を提出する日から逆算して間に合うように、彼女と一緒に買いに行きました。(28歳・男性)
結婚することが決まったら、まず一番に結婚指輪をふたりで買いに行きました。(30歳・女性)
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8.ゲスト選びと決定
招待状の発送は結婚式の約3カ月前が一般的なので、ゲストはそれまでに決めておきましょう。ゲストにはいきなり招待状を送るのではなく、事前に電話などで出席の打診をすると丁寧です。
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9.エステの検討
ゼクシィ結婚トレンド調査(2023)によると、花嫁の90%以上が行っているブライダルエステ。サロンによってさまざまなケア内容やプランが用意されているので、自分の希望にピッタリのサロンを見つけて。
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10.会場との打ち合わせ
会場との本格的な打ち合わせが始まるのは結婚式の約3カ月前からが一般的。主に以下の内容について確認を行います。
・プログラム・演出・席次
・料理・飲物・ケーキ
・装花・装飾
・前撮り・写真撮影
・ギフト
あらかじめふたりの希望を話し合っておくとスムーズです。
プログラム・演出・席次
結婚式会場はどんなレイアウトにするか、披露宴にどんな演出を入れるかなど、ふたりの希望を出し合って内容を決めていきます。
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料理・飲物・ケーキ
料理や飲物はゲストに対する大切なおもてなしです。ゲストが最も楽しみにしていることの一つでもあるので心を込めて選びましょう。ウエディングケーキにはふたりらしさを思いっきり込めて。
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装花・装飾
会場をどんな雰囲気にするか、ウエルカムスペースに何を飾るか、細かいところまでこだわってふたりだけの空間をつくりましょう。ブーケ・ブートニアは衣裳に合わせてセレクトを。
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前撮り・写真撮影
結婚式当日のスナップ撮影やムービー撮影と、結婚式以外の日に行う別撮り(前撮り・後撮り)があります。別撮りは結婚式で着ない衣裳を着ることもでき時間の余裕もあるため、実施率は年々高まっています。
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ギフト
引出物の他、プチギフトや親へのプレゼントなど感謝の気持ちを込めて贈るギフトにはいろいろな種類があります。結婚式のご祝儀以外で頂いたお祝いには内祝いも忘れずに。
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11.二次会の検討
気の置けない人たちだけで行う二次会。友人に幹事を依頼するのであれば準備の時間を考えてできるだけ早くお願いをするようにしましょう。最近では二次会の代行業者を利用するカップルも増えてきています。
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#結婚式当日
いよいよ結婚式当日!
大切な人たちと最高の一日を楽しんで。
花嫁の手紙
新郎謝辞
お礼・お車代
#ふたりのタイミングで進めること
婚姻届の提出や結婚に伴うさまざまな手続き、新生活の準備など。特に決まりがあるわけではないので、ふたりのタイミングで進めましょう。
婚姻届の提出・各種手続き
婚姻届には本人たちの他に証人2人のサインが必要です。書き方にもいろいろな決まりがあるので、見本を見ながら間違いのないように記入をしましょう。
また、結婚に伴うさまざまな手続きには婚姻届の提出と一緒に行えるものもあるので、婚姻届の提出日が決まったら必要な手続きを調べて効率的に進めるのがおすすめです。
付き合って3周年の記念日に婚姻届を提出したかったので、両家の結婚あいさつが終わり次第すぐに。(29歳・男性)
婚約後は、結婚のあいさつや仕事でバタバタしていたので、落ち着いてからゆっくり準備し、お日柄のいい日でふたりとも休日の日に婚姻届を提出しました。(30歳・女性)
ハネムーンの検討
結婚式と同様に一生の思い出になる新婚旅行。旅行会社ではさまざまなハネムーンプランを用意しているので参考にしてみて。旅先でのウエディングフォト撮影も人気です。
事前に行きたい所があったので、結婚式の半年前に予約をし、結婚式後の長期休暇を使ってハネムーンに行きました。(32歳・女性)
結婚式の準備と並行しながら、ハネムーンの行き先と時期を検討した。(30歳・男性)
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新生活の検討
いつから一緒に住み始めるか、新居はどうするのか、家具・家電は何を買うのかなど新生活準備もいろいろとやることがたくさんあります。最近では結婚式前に一緒に住み始め、効率的に結婚式準備を行うカップルも増えています。
両家への結婚あいさつを済ませた後から、本格的に新居選び・同居をスタートさせました。(28歳・男性)
婚姻届の提出後でないと、同居の許可が親から下りなかったため、結婚と同時にふたりで住み始められるように、その2カ月前くらいから新居を探し始めた。(27歳・女性)
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イラスト/murayoko 構成・文/小田真穂(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2023年8月に過去2年以内に結婚式を挙げた男女100人を対象に実施したマクロミル調査または「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によるものです
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