
挙式とは?披露宴との違いや、結婚式当日の流れも解説!
結婚式に漠然と憧れを抱いていても、具体的な流れまでは分からない人がほとんど。今どきの挙式と披露宴の流れやスタイルを知って、ふたりが行いたい結婚式の形を考える参考にしましょう。
Index
#01|挙式とは?
結婚式や披露宴とはなにが違う?

挙式とは?
##s##ふたりの結婚を誓う儀式を「挙式」といいます。##e##挙式には、教会式、人前式、神前式、仏前式の4スタイルがあり、スタイルによってチャペル、ガーデン、神殿など行われる場所はさまざまです。
披露宴や結婚式とは何が違う?
ふたりの結婚を誓い合う挙式に対し、##s##自分達が結婚したことを親族・友人・同僚などにお披露目をする場を「披露宴」と言います。##e##スピーチや歓談、余興、演出など、披露宴の中にはさまざまなプログラムが含まれ、進行や内容を新郎新婦が自分たちで選ぶことも可能です。
なお、「結婚式」という言葉は、挙式と披露宴の総称になります。ただし、カップルによっては挙式だけ、披露宴だけを行うなど結婚式の形はさまざまです。
#02|結婚式の一日の流れを知ろう

結婚式の一日の主な流れはこちら
1.新郎新婦が会場入り/お支度開始
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2.ファーストミート
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3.会場内で前撮り
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4.挙式リハーサル
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5.親族紹介
↓
6.挙式
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7.披露宴
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8.二次会
結婚の誓いを立てる「挙式」と、招待客をもてなして夫婦のお披露目をする「披露宴」。一般的にはこの##s##2つを合わせて、「結婚式」##e##と呼んでいます。
結婚式の一日は、新郎新婦にとってハードスケジュール。##s##朝のお支度から前撮りやリハーサル、親族紹介を済ませた後に、30分程度の挙式と約2時間半の披露宴##e##を行います。当日に二次会も行う場合は、さらに長丁場になります。
#03|挙式スタイルの種類と流れを知ろう
「挙式」は、結婚の意思を誓うセレモニーです。誓いを立てる方法はさまざまあり、主立ったものとしては##s##「キリスト教式」「神前式」「人前式」「仏前式」##e##などがあります。それぞれどのようなことをするのかを知って、自分たちに合うスタイルを見つけましょう。
キリスト教式

「キリスト教式」とは、##s##キリスト教の教義に基づいて行う挙式スタイル##e##のことです。
カトリックならば神父が、プロテスタントなら牧師が式の進行を行います。賛美歌を歌い、キリスト教の聖書の言葉を引用して、神に永遠の愛を誓います。誓約の証しとして、結婚指輪の交換や誓いのキスを行い、神の承認を得て結婚が認められます。ゲストは新郎新婦の誓いを見守り、退場時にはフラワーシャワーなどで祝福をします。

結婚式といえば、バージンロードを歩いて指輪を交換して・・・というイメージを持っている人も多いはず。一番人気の挙式スタイル=「キリスト教式」についての基礎知識や式の流れを知って、結婚式のイメージを具体化してみましょう。
神前式

「神前式」とは、##s##神社や神殿で神道の神々に誓いを立てることで結婚が認められる挙式スタイル##e##です。神道とは、古来から続く八百万(やおよろず)の神様への信仰に、仏教などが影響して受け継がれてきた日本独自の信仰です。
式の進行は神社の宮司などが行います。結婚を伝える祝詞(のりと)を奏上し、三三九度の杯を交わして玉串をささげ、夫婦の契りを結びます。出席者は、両家の親と兄弟姉妹、親族に限る所もあります。

和装で行う神前式は、日本らしい厳かな雰囲気が魅力です。ただ具体的にどんなことをするのか、分からない部分も。神前式の基礎知識&流れを知って、挙式スタイルの参考にしましょう。
人前式

「人前式」とは、##s##神に誓うのではなく、出席したゲストに対してふたりが結婚の誓いを立てる挙式スタイル##e##です。宗教上の教義や手順などがないので、ふたりの希望に添って自由なセレモニーが叶えられます。
多くの場合、ゲストに向かってふたりで誓いの言葉を述べ、拍手などで承認をもらいます。記念植樹をしたり、キャンドルリレーをしたりゲストに参加してもらう演出ができるのが魅力です。

自由なスタイルが人気の人前式。決まりがない分、どんなスタイルなのかわかりにくい面も。人前式の流れや演出のトレンドを知って、挙式のイメージを膨らませましょう。
仏前式

「仏前式」とは、その名の通り、##s##お寺のご本尊様の前で、その中の最高位の僧侶(住職)である“司婚者(しこんしゃ*宗派によっては式師などの場合も)”によって執り行われる挙式スタイル##e##です。
縁があったり、なじみのあるお寺で行う人も多いようですが、仏前式を受け入れているお寺なら、基本的には宗派が異なっていても実施は可能です。

#04|披露宴の流れを知ろう

「披露宴」とは、##s##挙式の後にゲストをもてなすパーティ##e##のこと。今までお世話になった人たちを招いて感謝を伝え、「これからは夫婦ともどもよろしくお願いします」とお披露目をするのが目的です。
披露宴の時間
披露宴は一日貸し切りの会場以外では、##s##大体2時間半の時間設定になっている会場が多い##e##です。披露宴に決まりがあるわけではありませんが、多くの会場では通常の流れに沿って進行しています。
披露宴の一般的な流れ・進行スケジュール
まずは新郎新婦の入場からスタート。高砂席にふたりが着くと、司会が開式を告げ、ウエルカムスピーチや祝辞、乾杯の発声と続きます。乾杯が済むと歓談となり、料理が運ばれてきます。プロフィール紹介やケーキ入刀などを行い、お色直しのために退場。再入場後はテーブルラウンドや余興があり、終盤に花嫁の手紙、親への記念品贈呈を行います。新郎謝辞の後、お開きとなります。

ゲストをおもてなしする披露宴。いろいろな演出があるけれど、具体的にどんなことをするのか、知っていますか? 披露宴の基礎知識や流れを押さえて、結婚式準備の参考にしましょう。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/田中麻里子

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