
枚数は?費用は?残し方は?【結婚式当日の写真】完ぺきガイド
ずっと思い出に残しておきたい結婚式当日。さまざまな撮影スタイルで形にすることができます。ここでは、結婚式当日の撮影にはどんな種類があるのかご紹介。卒花の皆さんがどんな撮影をしているのかチェックして、写真を検討する際の参考にしてくださいね。
Index
#01|結婚式当日の撮影には
どんな種類がある?
「記念写真」「スナップ写真」「ムービー」の3種類

結婚式当日に撮影するものは、花婿・花嫁姿や親族との集合写真を撮影する「記念写真」。結婚式当日の様子を密着して撮影する「スナップ写真」。スナップ写真と同じく結婚式の様子を撮影する「ムービー」の3種類です。
次から、それぞれの特徴や傾向を詳しく見ていきましょう。
【1】記念写真って?相場は?

ドレスや和装など花嫁・花婿姿を、構図や背景、ライティングなどをしっかりと考えて撮影するのが記念写真。型物写真ともいわれ、お支度ができた後や挙式のリハーサル前後、会場内のスタジオや絵になるスポットで撮影します。
また、お色直しをする場合は、再入場前にも撮影します。自然な表情を残すスナップ写真に比べて、フォーマルな撮影となり、フォトグラファーがポージングも指示してくれるので、衣裳や花嫁姿の全体像や特徴をキレイに残せるのが魅力。依頼する場合は、ふたりの写真と併せて、親族集合写真もセットで撮影するケースが一般的です。
みんなは結婚式当日に記念写真を撮影した?
『YES』 60.6% ※スタジオ撮影の場合
約6割の人が実施していますが、ゆっくりと撮影したいという理由で結婚式以外の日に撮影を行う「別撮り」を選択する人も多いようです。
記念写真はいくらくらいかかる?
相場は2ポーズで1冊1万5000~2万円くらい
記念撮影は六つ切りサイズや四つ切サイズの写真にして、台紙と呼ばれる冊子にセット。ふたり用と両家分の計3冊依頼する人も多いです。
【2】スナップ撮影って?相場は?

結婚式に密着して、一瞬一瞬を切り取るように撮影するのがスナップ写真。記念写真に比べて、より自然なふたりの様子を残すことができるだけでなく、こだわりのアイテムや家族、ゲストの表情までしっかりと記録できます。
挙式、披露宴はもちろん、お支度シーンなどのオフショットまで撮影します。
みんなはスナップ写真の撮影をした?
『YES』 91.3%
ほとんどの人が行っているスナップ撮影。さまざまなシーンを漏れなく撮影するために7割以上の人がプロに依頼しています
スナップ写真はいくらくらいかかる?
最も多い価格帯は20万~25万円未満(19.5%)、ついで15万~20万円未満(18.2%)となっています。
価格はカット数やお支度時間まで撮影に含めるかなどが影響します。
【3】動画撮影って?相場は?

スナップ写真のように結婚式全体に密着して、動画で記録を残すことができます。挙式や披露宴の主要シーンはもちろん、ふたりの中座中の様子やゲストのメッセージなどを撮影してくれるケースも。スピーチや余興など、後からゆっくり見返したり、親戚が集まったときなど、みんなで思い出を共有したりできるのが魅力です。
依頼先によっては、編集や加工を施して、見やすいダイジェスト版にするなどの対応が可能なところがあるようです。
みんな、動画撮影をした?
『YES』 60.2%
スナップでは約3%に留まりますが、動画撮影は少し多めの約7%の人が友人・知人に依頼しています。
動画撮影はいくらかかる?
平均20万円
最も多い価格帯は15万~20万円未満(23.8%)、ついで20万~25万円未満(21.4%)でした。依頼先の決め手として多かった理由は「価格が手頃」。価格重視の人が多いようです。
#02|人気のスナップ写真、どう手配する?
先輩花嫁の約9割が実施している
スナップ撮影の手配方法をご紹介!

どこで手配した?
【1位】会場の専属・提携のフォトグラファー 90.1%
【2位】会場外のフォトグラファー 3.8%
【3位】友人・知人 2.6%
圧倒的に多いのは、会場をよく知る専属・提携のフォトグラファー。絵になるスポットやアングル、その会場の結婚式の流れを把握しているので、安心して任せられます。また、写真の仕上がりにこだわりがある場合など、会場外でお気に入りのフォトグラファーを探して依頼するケースも。
フォトグラファーを選ぶ場合の決め手としては、##s##「カット数が多い」「いろいろなシーンを撮影してくれる」「仕上がりが良い」「価格が手頃」##e##などが挙げられました。
どのシーンを依頼する?
挙式 74.8%
披露宴 72.0%
準備(メイクなど) 73.9%
挙式・披露宴の撮影はもちろん、お支度など準備の様子も高い割合で撮影されています。また、二次会の撮影を依頼するという人もいるようです。撮影カットはトータルで平均約435カット! 最も多いのは、300~400カット未満(18.0%)、次いで200~300カット未満(14.0%)。##s##500カット以上になると、ゲストの表情やアイテムなど細部までしっかり残せるため、満足度も高いよう##e##です。
オーダーのポイントは?
会場に依頼する場合はフォトグラファーを選べないというケースも多いようです。また、希望のカットイメージがあっても、当日のオーダーでは対応が難しいことも。事前にイメージを伝えておくと代替案も検討できるので、安心です。
・プログラムに沿って撮影するため、進行表ができた段階で要望を整理する
・オーダーシートを渡すか、フォトグラファーに直接伝える
・ポーズやアングルの希望があったら、「このシーンは引いて(寄って)」など、どの程度か伝わるようにイメージ写真を提示するのがベター
・限られた時間での撮影なので、ポーズの指定は優先順位を決めておく
・フォトグラファーの動線を考えてオーダーする
→控室のゲスト&ヘアメイクの様子など、両方を撮影するのが難しい場合もあります。どうしても残しておきたい場合は、2カメラ体制を依頼することも検討を
ゲストが撮影したスナップも集めよう
結婚式ではゲストの多くがスマホやカメラで、新郎新婦やさまざまなアイテム、そして自分たちが楽しむ様子を撮影しています。せっかくなら、みんなが撮影した写真も集めておきたいですよね。卒花の皆さんも下記のようなさまざまなアイデアでゲットしているようです。
・招待ゲストごとにLINEグループを作っておいて、アルバム機能を利用し、みんなでシェア
・Googleフォト、Dropbox、iCloudなどの「写真共有サービス」でやりとり
・ゲスト卓にインスタントカメラを置いて、撮影してもらう
・インスタグラムのハッシュタグを作ってテーブルに提示。撮影した写真にタグを付けてアップしてもらう
……etc.
ぜひ下記の記事で詳しくチェックしてみましょう。

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構成・文/小松七恵 イラスト/moeko
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019(全国推計値)」によるものです

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