
古代エジプト時代からパワーアイテムとして身に着けていた指輪を、男女が結婚の証しとして交換するようになったのが古代ローマ時代。結婚式の儀式として定着したのは11世紀ごろで、一説にはスペインの王とイギリスの王女の結婚式で用いた指輪が、現在の甲丸(かまぼこ形)リングの起源とも。指輪の円い形は「永遠」を象徴。婚約指輪で「永遠の愛」を約束し、結婚指輪は「永遠の絆」を表している。
左手の薬指の血管が直接心臓とつながっているという古代エジプトの言い伝えから、婚約指輪も結婚指輪も左手の薬指に着けるようになったそう。また、指輪を着ける場所によって異なるパワーが宿ると信じられていて、左手は「信頼」、薬指が「愛情」を意味することから始められたという説も。

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すでに完成されたものを購入。既製品といっても、その場で現物を持ち帰ることはまれで、内側の刻印やサイズ調整だけでも約3週間かかる。既製品に石をプラスしたり、アームをマットな光沢に変えたり、オプションを付けられる場合もある。
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まず何種類もあるデザインの中から好きなパターンを選ぶ。それをベースに、素材と表面仕上げの方法、石の有無や種類などのアレンジを組み合わせる。オリジナリティーを出しつつも、決まったデザインなので仕上がりがイメージしやすくて安心。
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世界に1組だけの個性的な結婚指輪を作りたいなら、デザインからオーダー。自分たちのイメージをプロがデザイン画に描き起こしてくれる。注文してから2~3カ月かかるけど、ふたり別々のデザインにしたり、細部までこだわることができる。
※データ出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」