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ドレス
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ドレス試着マニュアル【まとめ】~事前準備から持ち物・写真の撮り方まで~

ドレス選びは楽しいですが、たくさんある中から運命の1着を見つけ出すのは大変。そこで、試着に行く前に考えておきたいことや試着したときにすること、迷ったときの解決方法などをアドバイス。これを参考にして、素敵なドレスを見つけて!

情報収集をして着たいドレスのイメージを絞り込もう

「いいな!」と思う写真を集めることからスタート

ドレスの試着写真

どんなドレスが似合うの?はやりのドレスは?最初にすることはアプリや雑誌、卒花さんたちのSNSなどを見て、直感でいいから、「いいな!」と思うドレスの写真を集めること。多くの花嫁さんがSNSを利用し、「ウエディングドレス」「ドレス試着」などのキーワードで画像検索。ドレスのトレンドは毎年ゼクシィアプリでも紹介しています。

卒花の写真集めアドバイス

花嫁の顔写真

【Pinterestでチェック】
私は主にPinterestで見つけた好みのドレス写真をクリップしたりスクショして保存したり……。たとえ似合わなくても、好みのスタイルを見つけておくと試着するドレス選びがラクに。(こらまさん)

花嫁の写真

【Instagramの保存機能を活用】
好みのドレスや惹かれたドレスを保存したリストを見ると、「自分がどんなタイプを理想としているのか」気付けます。(中谷理沙さん)

花嫁の顔写真

【ゼクシィ本誌を数冊購入】
情報量が多いので、背の高い人・小柄な人などの特集もあるゼクシィ数冊を取り寄せ、好きなドレスのスクラップブックを作りました。(Nasukaさん)

花嫁の顔写真

【Kindle Unlimitedで雑誌をチェック】
Kindle Unlimitedに入会し、過去5年間のウエディング雑誌をひたすら眺めてスクショ。それをドレス屋さんに見てもらったら、好みのドレスをたくさん提案してくれました。(なつきちさん)

体形や骨格、肌の色に合うドレスについて調べよう

花嫁のドレス姿

ドレス選びでは「自分を知る」ことも大切。体形コンプレックスがある人は、自分の悩みをカバーできるドレスについて調べてみましょう。自分の似合う色、自分の骨格に合うドレスをパーソナルカラー診断、骨格診断でチェックしてみるのもおすすめ。ドレスは驚くほどたくさんあるので、スカートやデコルテのラインなど部分的でいいから、候補を絞ってドレス選びの時間を短縮。

卒花の自分に合うドレスの探し方

花嫁の顔写真

【デザインでコンプレックスをカバー】
肩幅や腕周り、胸が大きくないのがコンプレックスだったので、オフショルダーや胸元がストレートラインのドレスを候補に。条件に合うドレスだけ着て、最小限の試着回数で決まりました。選んだのは最終的に胸元がストレートラインのドレス。(Belleさん)※上記写真

花嫁の顔写真

【診断でラインと色を絞り込み】
サロンのパーソナルカラー診断と骨格診断で分かった似合う色みや似合うドレスの形を参考に、自分の好みも合わせて、マーメイドかスレンダーで、オフホワイトのきれいめドレスに絞りました。(Arisaさん)

ドレスのテーマや好き・嫌いをまとめる

ドレス

ある程度写真が集まり、自分の好みが分かってきたら、「こんな雰囲気の花嫁になりたい」「こんなテイストのドレスを着たい」という視点で、イメージを固めていきましょう。このようにテーマなどがあると「ゴールが明確になる」「迷ったときの最後の一押しになる」と卒花さんたち。ただし、いざ試着してみたら、似合わなかったということもあるので、候補を複数用意したいところ。
集めた写真はテイスト別にファイリングを。全身写真はもちろん、胸元、背中、スカートなどパーツごとに、譲れないところ、好きなところ、嫌いなところと分けておくのもおすすめ。

<花嫁像やドレスのイメージ一例>
「可愛い」「大人っぽい」「清楚」「カジュアル」「クラシック」「ロマンチック」「ゴージャス」「シンプル」など

<譲れないこと、こだわりポイントの一例>
トレーンの長さ、袖や肩のデザイン(ロングスリーブ、ノースリーブ、オフショルダーなど)、デコルテのライン(ストレートライン、ハートラインなど)、素材(サテン、レース、チュールなど)、フィット感、色、予算など

卒花のイメージ絞り込み術

花嫁の顔写真

【キーワードを決めた】
ウエディングドレスは「ふわふわ」「可愛い」「チュール生地」、カラードレスは「意外だけど、私らしい」と譲れないポイントを決めました。それを担当スタッフに伝えたら、私の雰囲気や容姿から似合いそうなドレスを提案してくれました。(cocoa.さん)※上記写真

花嫁の顔写真

【憧れの花嫁をテーマに】
私はロイヤルウエディング をテーマに、憧れのキャサリン妃やモナコ公妃のグレース・ケリーをイメージ。テーマがあるとドレスもアクセサリーも会場の装飾も決めやすいと思います。(nnwestinさん)

花嫁の顔写真

【好みを突き詰めて】
可愛いときれいを兼ね備えたドレスが理想でした。「可愛い=プリンセスライン」「きれい=刺しゅうやビーズ」と答えが出たので、早い段階で好みのドレスに出会えましたよ。(はるかさん)

花嫁の顔写真

【会場の雰囲気やヘアメイクも考えて】
自分のイメージだけでなく、会場の雰囲気やヘアメイクとの相性も大切。私は編み下ろしヘアがよかったので、この髪型も際立たせてくれる背中V字開きのドレスに絞りました。(miyabiさん)

試着の予約、同行のお願いなど事前準備をしよう

同行者は同性がおすすめ

<試着の予約>
衣裳は挙式3カ月くらい前までに決めるのが理想的なので、試着は半年くらい前から。土日の試着は混むので、早めに予約を入れて。その際、ドレスのイメージや好き嫌い、サイズをメールなどで知らせておくのがおすすめ。イメージ写真を印刷して、持参するのもいいでしょう。ショップのカタログにあるドレスを着たい場合、使用中で店頭にないこともあるので、ドレスの番号などを伝えて。予約時には以下の点も確認しておくとベター。

●試着の所要時間
●試着できる数
●借りられるドレス用のインナーがあるかどうか
●花嫁らしいヘアアレンジをしてもらえるかどうか 

<同行のお願い>
ひとりで試着に行く花嫁もいるけれど、母や姉妹、女友達など、「似合う・似合わない」を、的確に指摘してくれる人に同行してもらうのがおすすめ。式当日、彼に初めてドレス姿を見せる「ファーストミート」を考えていなければ、ドレスが決まるころに彼と一緒に行って、彼の衣裳も選び、ふたりのバランスを確認して。

卒花が試着前にしたこと

花嫁の顔写真

【試着希望資料を作成】
事前に好みやこだわりを書き出し、着たいドレスの写真を載せた「試着希望資料」を作成し、ドレスショップにメール。おかげで、他店舗にしかないドレスを事前に取り寄せてもらえました。(むーさん)

花嫁の顔写真

【事前に予算をショップに伝えた】
予算オーバーできなかったので、予算を伝え、その範囲で選べるドレスだけを用意してもらいました。「あと〇万円出せれば……」という提案はしないでほしいと伝えておいたおかげで、選択肢が広がりすぎず、決めることができました。(池本 綾さん)

これからシェイプアップしようとする人は要注意!

ドレスは多少の調整は可能なものが多いけれど、ドレスを決めてからシェイプアップすると、サイズの大幅変更によって、微調整では対応できなくなる可能性も。シェイプアップはドレスを決める前にして、ドレス決定後は体形をキープするのが賢明。

いよいよドレス試着。当日の服装と持ち物

試着当日の持ち物と服装

当日は試着に備えた服装と、写真撮影のための準備を。髪はアップにするなど、イメージに近いスタイルにしていくのがおすすめですが、その場でさくっとアレンジしてくれるショップも多いので、髪をヘアスプレーで固めすぎないで。

<当日の服装>
●脱ぎ着しやすい服(トップスは前開きやネックが開いたものが◎)
●ストラップレスのインナー
●ストッキング(膝下タイプ持参でもOK)
●本番に近い濃いめのメイク(ナチュラルメイクだとドレスに負けてしまう)
●イメージに近いヘアスタイル
●むだ毛の処理をしておく

<持ち物>
●しっかり充電したカメラ・スマートフォン 
●制汗スプレー(暑い日や汗が気になる人)
●ドレスのイメージを伝える写真や資料
●挙式会場の写真やパンフレット(外部ショップの場合)
●使いたいドレス小物(すでにある場合)や好みのドレス小物・ブーケの写真

卒花の服装・持ち物アドバイス

花嫁の顔写真

【髪はカールして】
事前に軽く髪を巻いておくと、試着時の簡易なヘアアレンジでも様になって見え、式当日のイメージがしやすくなりました。(ゆいさん)

花嫁の顔写真

【下着の跡にご注意】
ブライダルインナーが借りられるショップでも、ブラの肩ひもの跡が付いていると、写真にも残ってしまうので、下着はスポーツブラやカップ付きキャミソールなどの方がいいかも。(Arisaさん)

花嫁の顔写真

【見られても恥ずかしくない状態に】
ドレスは自分一人では着られず、スタッフが試着室に入って手伝ってくれます。下着姿を見られてしまうので、きれいな下着を身に着けて。腕・脇・背中の無駄毛の処理も忘れずに。(田村 茜さん)

1着の試着に約20分。来店1回で3~4着

試着は一度の来店で2~3時間。1着の試着には着替えや写真撮影も含めて20~30分前後はかかり、一度に試着できる数も限られています。特に土日は混んでいて、「予約が1カ月に1回しか取れなかった」という花嫁さんもいるので、可能なら平日も有効活用して。

ドレス試着ではたくさん写真を撮って、動き回って

写真は同じポーズでいろんな角度から撮影

ドレスをあらゆる角度から撮った写真
同じポーズで2つのドレスを撮った写真

試着したら小物を合わせ、自分のカメラやスマートフォンで写真撮影をします。たくさん写真を撮ったつもりでも何かしら忘れている部分があるので、可能なら動画も撮っておきましょう。動画も撮ると、身のこなしも含めたチェックができます。

<撮影のポイント>
●どのドレスも同じ角度、ポーズで撮る
●前、横、後ろ姿の全身、バストアップ、ディテール(胸元や裾のレースや刺しゅうなど)と、さまざまな方向から撮る
●当日はメイン卓にいる時間が長いので座った状態で撮る、撮りたい決めポーズを取るなど、式当日を想定した写真も残す
●ドレスが際立つように、白い壁の前など、すっきりした場所で撮る
●顎を引き、背筋を伸ばすなど、式当日の花嫁になった気分で撮る
●色みに微妙な差が出るので、カメラとスマートフォンの両方で撮る。ドレスのことを熟知していて、比較ポイントをちゃんと押さえてくれるスタッフにどちらかを渡してお願いするといい
●動画はドレスの周りをぐるりと一周して。歩いているところなども撮る

卒花の撮影アドバイス

花嫁の顔写真

【横と後ろ、斜め上からの写真も大事】
横からの写真で「二の腕が気にならないか」、後ろからの写真で「背中がどのくらい開くか」、斜め上からの写真で「胸元は大丈夫か」をチェック。自分からは見えないけど、ゲストの目がいきそうな部分の確認、大事です。(北野奈歩さん)

花嫁の顔写真

【髪型も変えて撮影】
背中が大きく開いたドレスの試着では、髪をダウンスタイルとアップスタイルの両方で撮ってもらい、雰囲気の違いを見るとよいと思います。(手柴里美さん)

花嫁の顔写真

【靴の高さにもこだわって撮影を】
式当日に履きたい高さのヒールの靴を履かせてもらって、360度から(全身/上半身/横向き/後ろ姿)写真を撮ってもらうといいですよ。(ちぃずさん)

写真1組目:「写真を撮った後見返すと、ドレスのよさを客観的に見ることができます」(otkさん)
写真2組目:「母や友人に写真を送り、どちらが似合っているかアドバイスしてもらいました」(miinaさん)

結婚式当日のように動き回ってチェック

ドレスを着て動き回ってみる

試着時は大丈夫だったのに、「式当日歩いたら、裾を踏んでしまって危なかった」「動き回っているうちに、だんだんドレスが下がってきた」なんてことも。試着したら、式当日のように動いて、歩きにくくないか、長いトレーンやベールのせいで、後ろに引っ張られる感覚はないか、手が上がるか、動いても背中や脇のお肉がはみ出さないか、などを確認して。
ベールダウン、ブーケトス、ダンスや演奏などをする予定があったら、その動きもしてみましょう。彼も試着に付き添ってくれたら、腕を組んで歩いてみて。
着心地のよいドレスなら、式当日もストレスフリー。歩いても、座っても、しゃがみ込んでも、美しく見えるドレスが理想的です。

卒花の動き方アドバイス

花嫁の顔写真

【ドレスの重みに耐えられるか確認を】
式当日は長時間になるし、移動も多いので、動き回って重量があるドレスに耐えられるかどうかなど、現実的な動きもシミュレーション。中にはウオーキングの練習ができないショップもあり、いきなり本番になってしまうことも。(moeさん)

花嫁の顔写真

【手を上げて動きやすいかも確認必須】
袖のあるドレスやハイネック、オフショルダーなどは可愛いけど、手が上がりにくかったり、二の腕が気になったりすることもあるので、手を動かしての確認はマストです。(北野奈歩さん)

花嫁の顔写真

【パニエの違いによる動きやすさも比較】
ドレスによってスカート部分の広がりを変えるパニエの重さが全然違い、座ったり立ったりする動きもドレスによって全然違いました。ぜひできる範囲で動いてみてほしいと思います。(手柴里美さん)

花嫁の顔写真

【マーメイドはしゃがんで確認】
お尻の大きさにもよりますが、マーメイドでしゃがんで、ピタッとしすぎていて座りにくかったら、ソフトマーメイドも着てみるといいです。私は食事をしておなかがぽっこり出るのが心配だったので、着比べてソフトマーメイドに。(mamiさん)

試着時に金額や予約システムも要確認

ドレス代に含まれるものはショップやドレスによって違い、含まれていても高額なものを選ぶと追加料金が発生することがあります。予約やキャンセル規定もショップによって異なるので、事前に確認を。

●試着したドレスの金額、オプションとなるものの金額の目安
●ドレス代に含まれる小物と、選べる範囲
●ドレスが含まれるプラン利用の場合、プラン内で選べるドレスの上限金額
●無料で仮予約ができるかどうか、できる場合はその期間
●予約後のキャンセル料
●予約後、変更料なしでドレスの変更はできるか

さぁ困った!ドレス選びで迷ったらどうする?

「何度も試着したけれど、ピンと来ない」「2つのドレスで迷っている」。そんな場合の解決方法をウエディングドレスのプロがアドバイス。卒花の解決策も参考に。

アドバイスしてくれたデザイナー

デザイナーさん

宮西昌美さん(ウエディングドレスショップ1+1 ONE PLUS ONE)
国内外の良質なレースやシルク素材にこだわり、花嫁の心をくすぐる、ここにしかないドレス創りがモットー。花嫁一人一人とのコミュニケーションを大切にし、共にドレスを創り上げている。

【CASE1】提携ショップにしっくりくるドレスがない!

100点のドレスがなくて悩む花嫁

「自分が求めているドレスが会場提携ショップで見つからない」「100点満点のドレスがなくて、妥協すべきかどうか悩んだ」という花嫁さんも。

「持ち込み可能なら自分好みのドレスがありそうな外部ショップで探してみましょう。イメージが明確なら、ラインからデザイン、素材まで自分好みにしてもらえるフルオーダーがおすすめ」とウエディングドレス・デザイナーの宮西昌美さん。
持ち込みできない場合は提携ショップの人に「どこがしっくりこないのか」をはっきり伝えて。「希望することを細かく伝えたら、他店などから取り寄せてもらえた」という花嫁さんも。

<卒花の悩み解決策>
●セミオーダーでドレスを作成したので、元々のデザインから不要なパーツを取り外し可能にしていただいたり、トレーンを長く変更してもらい、理想のドレスになりました!(チサトさん)
●私好みの癖の強いモードなドレスがなくて苦慮したけれど、持ち込み料が10万円と高く、外部手配は断念。提携ショップの方は私が納得するまで探してくれましたよ。(西川 周さん)
●長いトレーンは譲れなかったけれど、どれも装飾が豪華で、私好みのシンプルなドレスがない。「トレーンの代わりにベールを長くすれば解決できる」と知り、動きやすさも考えてトレーンの短いドレスに。(kanaeさん)

【CASE2】コンプレックスをカバーできるドレスがない!

「太って見えそう」「バストサイズに合わせるとウエストがぶかぶか」「なで肩や鎖骨がすごく目立つ……」。こんな悩みを抱える花嫁さんも。

「ショップの人はさまざまな体形の花嫁さんを見てきているので、じっくり相談して、アイデアを出してもらいましょう。
気に入ったデザインを自分サイズに作ってもらうセミオーダーでも、見違えるほど素敵になることもあります。
ドレスの調整をして体に合わせる方法もありますが、詰めることはできても、広げることはできません。詰め方もショップによって違いますし、全くできないドレスも。
彼と身長差が少なくて、悩む方もいますが、昨今は『気にせず、そのままのふたりを見てもらう』という人たちが多くなりました。そんなに気にしなくてもよいこともあります」と宮西さん。

<卒花の悩み解決策>
●シフォン系チュール素材にしたかったのに、ぽっちゃり体形の私にはイマイチ。ところが、好みでなかったサテン生地を着てみたら、体のラインがきれいに出る!食わず嫌いはもったいないと思いました。(こらまさん)  
●気にしていた二の腕を隠すドレスばかり試着していましたが、逆にどれも気になり……。試着しているうちに、隠すより出す!が一番目立たないことを発見。やっと運命のドレスに出会えました。(北野奈歩さん)

【CASE3】好きなドレスと似合うドレスが違う!

「自分の好きなタイプのドレスと似合うドレスが違った」「着たかったドレスと、周りの人からすすめられたドレスが違った」という花嫁さんも多数。最終的に自分の好みを貫いた人もいれば、周りの人の意見を取り入れた人も。

「自分にはこれ!という憧れや先入観で決めてしまうのはもったいない。周りの人と意見が違う場合、その理由を聞いてみましょう。いいと思ったドレスが会場の雰囲気に合っていない、体形に合っていないなどと感じたのかも。最終的に決めるのは自分ですが、一歩引いたところから見て客観的に判断を。全体的に見ると、好きなドレスより似合うドレスを選ぶ花嫁さんが多いですね」(宮西さん)

<卒花の悩み解決策>
●SNSで周りの意見を聞いてみたり、試着時にFaceTimeで姉にも繋いで聞いてみたり。本当に後悔しないかどうか自問自答し、写真映えや周りの反応も想像。(mamiさん)
●私好みの色合いの素敵なドレス(理想のドレスだけど、背が低いのでやぼったく見えてしまう)か、私らしいデザインのドレス(白ベースなのでウエディングドレスとかぶってしまいそう)にするか悩みました。煮詰まったので、母と友人に聞き、理想は諦めて私らしいデザインのドレスに。(cocoa.さん)
●自分の好みはパステルカラー、周りがすすめたのはハッキリした色。直感を大事にして、自分の好みを貫いたおかげで後悔もなく大満足。(otkさん)

【CASE4】イメージが全く違う2つのドレス。どっちがいい?

全くイメージの違うドレスで悩む

普段からよく着ている色・雰囲気のドレスがしっくりくるのは分かっているけれど、それではつまらない。「こんなドレスも似合うなんて思わなかった」とみんなを驚かせるドレスもいいな。イメージが真逆のドレスは比較しづらいですよね。

「正しい答えはないけれど、こんな場合は結婚式のテーマも考えてみて。サプライズたくさんの結婚式にして、自ら盛り上げたいと思うなら普段のイメージと違うドレス。他人の目より自分を優先するなら、しっくりくるドレス。このような視点で考えると、選ぶドレスがおのずと決まってきます」(宮西さん)

<卒花の悩み解決策>
●自分が好きな安定の色・パステルパープルでいくのか、せっかくなら似合うけど、私服でも挑戦したことのない青や緑にするか。悩んだ結果、ドレスと会場の色み、ゲストにどう見られたいかを考えて安定の色に。(mitamさん)
●生地も異なるプリンセスラインかマーメイドラインかで悩みました。タイプが相反したので困ったのですが、原点に返って当初の希望にも、結婚式のイメージにも合うプリンセスラインに。(渡邉麻夕さん)

【CASE5】運命と思ったドレスが予算オーバー。どうしよう?

デザインは理想通りだけど、予算オーバーのドレスと、デザインは次点だけど予算内のドレスとで悩む花嫁さんも。
このような場合、「どちらを重視するか」が決め手になりますが、予算内で済む理想通りのドレスを新たに見つけた人も。
「理想のドレスを着たいのが本音だけれど、彼に遠慮してしまって言えない」という場合は彼に選んでもらう手も。

<卒花の悩み解決策>
●気に入ったデザインと予算をスタッフに言ったら、違うドレスを探してくれました。デザインは妥協しない方がいいと思います。(ちりころさん)
●可愛いものは金額が高く、予算とデザインどちらを優先するか悩みましたが、セルドレスに変更。予算もデザインも妥協なしのドレスをGET!(矢野愛菜さん)

【CASE6】最終候補の2着。どちらも好きで決めきれない

2着とも気に入っていて、周りの人に聞いても、決め手がなく、決めきれない人も。特に、両方とも似たタイプだと困ります。
中にはその場のひらめきで決めた人もいますが、「迷ったらぴったりサイズのドレスにする」などと、最優先すべき条件を決めておくのも、迷ったときの解決方法になります。

「悩んだら、式当日の自分の姿を思い浮かべ、『どちらが安心して臨めるか』『自分らしくいられるのはどちらか』で考えてみましょう。より違和感がない方にするといいですよ」(宮西さん)

<卒花の悩み解決策>
●2つのドレスで迷ったので、SNSで同じドレスを着ている人を探し、その写真から、式当日をイメージして決めました。(ゆこさん)
●素材はサテンとレースで異なるけれど、デザインが似ている2つのドレスで悩みました。最終的に、どちらが人気かショップの人に質問。その理由まで聞いて納得し、サテンに。(青木瑠奈さん)

From 編集部

試着のコツを押さえて素敵な1着をセレクト

イメージをしっかり描いた上で行くと試着するドレスが早く決まります。客観的にアドバイスしてくれる人に同行してもらい、試着写真をたくさん撮っておくと、迷ったとき、助かります。ちょっと大変なこともあるけれど、ドレスの試着は花嫁気分も味わえる幸せな時間。それを楽しみながら素敵な1着を見つけて。

構成・文/渡邊博美 イラスト/南 夏希 写真提供(サムネイル)/はるかさん 取材協力/ウエディングドレスショップ1+1 ONE PLUS ONE TEL: 03-6408-1951 URL:http://www.one-plus1.com/
 
※掲載されている情報は2020年8月時点のものです
※記事内のデータとコメントは2020年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー105 人が回答したアンケートによるものです

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