
ドレス試着へ行く前に、やっておくべき10のこと

楽しみでもあり、ちょっぴり不安でもあるドレス選び。スムーズに運命のドレスに出合うためには、試着に行く前の準備も大切。そこで、先輩花嫁の実体験を基にしたアドバイスと、ドレスショップinnocently高須さんによるプロならではのアドバイスをご紹介。10のやっておくべきことをしっかり押さえて、ドレス選びをとことん満喫しましょう。
どんな服装で行けばいい?
先輩のアドバイス

スカートをはいて行きました。店員さんがブライダルインナーを着せてくれたりするので、上下分かれている方が着替えやすいかも。(かおさん)

脱ぎ着しやすいように前開きの服を着て、ストッキングをはいて行きました。(spicaさん)

試着の際に、担当者さんに下着姿を見られることになると思うので、ある程度きれいな下着の方が恥ずかしくないです(笑)。それと、ブラは後ろホックの方がブライダルインナーとの交換がしやすいです。(寒天ぽんたさん)

試着の際には写真も撮るので、ブラの跡が残らないように緩めに着けていました。(ikaさん)

ドレス用の下着を買ってからは、練習も兼ねてドレスショップへ着て行きました。(こぶたさん)
【プロのアドバイス】脱ぎきしやすく、自分らしい服装を
「スムーズに試着できるよう、脱ぎ着しやすい服装がよいでしょう。ヘアをセットするため、崩れにくいように首元が開いているものがお勧めです。パンプスも履くのでストッキングを着用ください。また、ビスチェや背中の開いたドレスを試着するときつく締めていた下着の跡が見えることも。ストラップレスやゆるめのインナーにし、専用インナーを用意しているお店もあるので予約時に確認を。もう一つお願いしたいのが、自分らしい服装。その方らしさを大切に、提案をしたいと思っています。」(ドレスショップinnocently高須さん)
ヘアメイクやボディケアもしておくべき?
先輩花嫁のアドバイス

当日は普段より濃いメイクになると思うので、試着の際も当日の雰囲気がつかめるようにいつもよりアイメイクやリップを濃くして行きました。(寒天ぽんたさん)

ドレスのサイズやラインをしっかり把握するため試着前日から食べ過ぎ飲み過ぎでむくんだりしないように体調管理をしました。(梛 淑恵さん)

ドレスのラインや全体のバランスがしっかりわかるよう、髪をアップにして来店した。本番に近い髪型に見えるようにし、デコルテや背中、肩、腕がきれいに見えるかを確認しました。(azusaさん)

背中をシェービングして試着に臨みました。(shihoさん)

自分は忘れてしまったけれど、普段メガネの人はコンタクトを準備しておくべき。(まかろんさん)
【プロのアドバイス】普段のメイクに色味をプラス。ヘアはナチュラルに
「普段のメイクに血色がよく見えるリップやチークをプラスすると、写真映えし、より当日のイメージに近づけます。一方でヘアセットをするので、ハードスプレーなどできっちりまとめすぎないのがお勧め。マスクをしている場合は早めに外し、お顔を見せていただけると、その方に合ったドレスの提案がしやすくなります。また、試着時に脇の汗を気にされる方が多いようです。拭いて対処もできますが、最初に制汗スプレーなどで予防しておくとより安心です。」(高須さん)
何を持っていけばいいの?
先輩花嫁のアドバイス

お店のホームページを見て、着たいドレスをある程度決めておき、イメージ画像を用意しました。(dannyさん)

カメラの持参をお勧めします。スマホや携帯でもいいけれど、カメラを通したときと目で見たときの色合いが違うように見えるので、結婚式の写真の仕上がりを考えて、写真だとどれがきれいか写り方を確認するため、しっかりカメラで撮影しておくといいと思います。(かおりさん)

着けたい髪飾り(花冠やティアラ)があったので、それを毎回持参して、気になるドレスを試着した際に合わせるようにしました。(さーさん)

気になるドレスをあらかじめ調べておき、品番をメモして持参。もし当日、お店のクローゼットにそのドレスがなかった場合は、「ホームページのドレスはありますか?」と聞きました。気になるドレスが配送直前でクローゼットにはなかったけど、確認したら試着できたことがあったので、聞いてよかったです。(ともみさん)
【プロのアドバイス】ドレスだけでなく会場や小物の情報を準備
「ドレスのイメージだけでなく、アクセサリーやヘアメイク、小物など、全体のコーディネートの好みがわかる資料があるとよいでしょう。さらに会場との相性も大切なので、雰囲気がわかる資料もご準備を。2軒目以降の来店なら、今まで着用されてよかったドレスの試着写真の持参もお勧めです。どんなドレスが似合うか、より早く判断しやすくなります。また、小物によってドレスのイメージもグッと変わるので、合わせたい小物がある場合はぜひご持参ください。」(高須さん)
試着予約の時に確認すべきことは?
先輩のアドバイス

休日になかなか時間が取れず苦労しました。ドレス試着を最優先にして、土日のスケジュールを組みました。(dannyさん)

遠方から行く場合、帰りの電車の時刻を伝えておくとそれに合わせて試着させていただけるので、バタバタせずよかったです。(西浦由佳さん)

きちんと吟味したかったので、十分に時間が取れ、その後がつかえていない時間を確認して、予約をしました。(AnRiさん)

結婚式の多い日だと、レンタル中のドレスも多いので、お店にドレスがたくさんある日時を聞いてから来店予約しました。(korilaさん)

あらかじめ希望のスタイルが決まっていれば前もって伝えておくと、お店に行ったときに希望イメージに近いドレスを紹介してもらえます。(寒天ぽんたさん)
【プロのアドバイス】好みやサイズ、所要時間、同行人数も伝えよう
「ドレスの試着は意外と時間がかかるので、予約の際、あらかじめ終了予定時刻を確認しましょう。また、サイズや好み、これが着たいという希望をお知らせいただくと、事前に用意ができるのでフィッティングもスムーズです。3名以上で来店される場合や小さなお子様がいる場合、ある程度のスペースが必要なため、ご同行者の人数もお知らせください。できるだけゆったり、試着を楽しんでいただきたいと思っています。」(高須さん)
【結論】ドレス試着へ行く前に、やっておくべき10のことはコレ!
1.ストラップのないブラとストッキングを用意する
2.脱ぎ着しやすい服装(前開きやネックの開いたものなど)
3.ヘアはきっちりまとめすぎない
4.普段通りのメイクに、リップを濃いめに
5.ムダ毛対策と汗対策をする
6.着たいドレスとヘア、小物などトータルイメージの資料を持参
7.会場の雰囲気がわかる画像やパンフレットを持参
8.充電したカメラ、携帯電話を持参
9.ドレスに合わせたい小物があれば持参
10.日時だけでなく、所要時間、終了時間、来店人数、服のサイズを伝えて予約
From 編集部
準備を万端に、ドレス選びを堪能!
今回紹介した「やっておくべき10のこと」は、自分に合った大満足の1着を、できるだけスムーズに選ぶために必要なこと。準備をしっかりしておけば、気持ちにも余裕を持って臨めます。そして、ドレス選びという時間そのものを楽しめるように、ぜひ参考にしてくださいね。

高須郷見さん
innocently(イノセントリー)
商品企画コーディネートプロモート チーフ
2005年入社。お客様に寄り添った提案スタイルで、600組以上の衣裳コーディネートを担当。その経験を生かし現在は商品開発&バイヤー、社員教育まで幅広く活躍
【問い合わせ】
TEL03-3354-0753(イノセントリー東京)
URL:http://www.innocently.jp
構成・文/小松七恵 イラスト/CHINATSU
※掲載されている情報は2017年2月時点のものです
※記事内のコメントは2016年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー103人が回答したアンケートによるものです
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