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結婚式スタイル

和装で結婚式をしたい!式スタイルや会場の選び方~実例付き~

「和装に憧れ!」「結婚式をするなら和装でやりたい!」そんな花嫁さん、お待たせしました。ここでは和装の主な種類から似合う挙式のスタイル、映える会場まで、和装でできる結婚式の選び方やその魅力を、先輩花嫁たちの実例を交えながらご紹介します。

目次

この記事のまとめ

  • 和装の種類:主なタイプは「白無垢」「色打ち掛け」「引き振り袖」の3種類
  • 挙式スタイル:伝統的な「神前式・仏前式」、自由な「和装人前式」も人気!
  • 映える会場選び:王道の神社・会場内神殿のほか、日本庭園や洋風チャペルもおすすめ
  • 費用相場:白無垢は約17万円、色打ち掛けは約10万7000円
  • 神前式の流れ:花嫁行列や三三九度など、20~30分で行う代表的な儀式がひと目で分かる
  • 似合う髪型:伝統の「綿帽子・角隠し」から、トレンドの「洋髪アレンジ」まで

【和装の種類】白無垢・色打ち掛け・引き振り袖の特徴と選び方

結婚式で着られている主な花嫁和装は、白無垢、色打ち掛け、引き振り袖の3種類

和装の種類 特徴・おすすめポイント 似合う挙式スタイル・シーン
白無垢 全身「白」の最も格式高い正礼装。洋髪や色小物合わせも人気 神前式、前撮り
色打ち掛け 白無垢と並ぶ正礼装。華やかな色柄が写真映え抜群! 人前式、披露宴、前撮り
引き振り袖 帯周りのコーデで個性を出せる。コンパクトで動きやすい 少人数・家族だけの結婚式

白無垢(しろむく)

  • 花嫁 和装 白無垢

    「白無垢&紋付き袴での結婚式を前提に会場を検討。もっとも合うと感じた由緒ある日本庭園で人前式を行いました」(美香さん) 取材協力/ガーデンレストラン徳川園

純真無垢(むく)を表す白無垢は、打ち掛け、掛け下、帯や小物に至るまでを「白」で統一した、和の婚礼衣裳の正礼装。室町時代から結婚式の衣裳として伝わり「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味も持っていました。
 
文金高島田(ぶんきんたかしまだ)と呼ばれる髪型のかつらに綿帽子や角隠しを合わせ、神前式で着用するのが伝統的なスタイルではあるものの、最近は洋髪を合わせたり、前撮りで着るのも人気。生地や襟周りに多少の色柄が入ったタイプや掛け下を色付きにするのも、写真映えすると注目を集めています。

色打ち掛け(いろうちかけ)

  • 花嫁 和装 色打ち掛け

    春らしいデザイン、会場がシックで暗めなので明るめの色合い、上半身の写真でも魅力が伝わる柄など、こだわり抜いて選んだ晴れやかな色打ち掛け。「紺色の重ね襟や刺しゅうの半襟も顔周りのアクセントになりました」(Asukaさん)

打ち掛けとは、掛け下と呼ばれる着物に帯を締め、その上から羽織る裾が長い着物のこと。オール「白」で統一した白無垢に対して、色が付いた鮮やかなものが「色打ち掛け」と呼ばれています。
 
現在では、白無垢とほぼ同様に格式高い正礼装とされ挙式でも人気。華やかな色や柄が写真に映えることから、披露宴や前撮りでもよく着られます。

引き振り袖(ひきふりそで)

  • 花嫁 和装 引き振り袖

    アンティークや着物が大好きというみあやさん。挙式の衣裳に黒引き振り袖を選んだのは、黒は他の何色にも染まらないという意味に惹かれたからだそう。

お引きずり、本振り袖とも呼ばれる、裾を引いた振り袖のこと。中でも黒の引き振り袖は、その昔、武家の婚礼衣裳にもなっていた由緒ある装いです。
 
打ち掛けを羽織らないため、露出する帯周りで個性を出せるのも魅力。重厚感が出すぎず、打ち掛けに比べると動きやすいため、少人数やアットホームな結婚式でも人気を集めています。

新郎の和装は「紋付き袴」

新郎の和装は紋付き羽織袴(もんつきはおりはかま)、略して紋付き袴と呼ばれ、背中、両胸、両袖の5カ所に家紋が入った黒の羽織と着物に、しま模様の袴を合わせるのが正礼装とされています。
 
一方、白、紺、グレーなど、黒以外の色を用いた色紋付きは、黒に比べるとややカジュアルな印象に。人前式やガーデンウエディングなど、式に柔らかな雰囲気をプラスしたい時におすすめです。

【和装でできる挙式のスタイル】神前式・人前式・仏前式

挙式とは、ふたりが結婚を誓い合う儀式のこと。誓いを立てる方法=主なスタイルは「神前式」「人前式」「仏前式」とさまざま。

挙式スタイル 特徴・おすすめポイント
神前式 神社や会場内神殿で神道の神々に誓うスタイル。伝統的な花嫁行列や三三九度に憧れる花嫁にぴったり
人前式 参列してくれたゲストに結婚を誓うスタイル。宗教色がなく、会場も演出も自由にできるのが魅力
仏前式 お寺などで仏教の教えにのっとり執り行うスタイル。ご先祖様に感謝し、ふたりの「縁」を重んじる厳かな式に

神前式

  • 和装 神前式

    「御垣内参拝では角隠しを着用し、挙式のタイミングで綿帽子にチェンジしました」(あやさん)

  • 和装 神前式

    文金高島田のかつらに綿帽子や角隠しを合わせ、白無垢を身にまとった神前式は、日本の伝統や文化を感じる特別な体験となったそう。

神前式の進行は神主が斎主となって行います。結婚を伝える祝詞(のりと)を奏上し、三三九度の杯を交わして玉串をささげ、夫婦の契りを結びます。

親族のみしか列席できないと思われがちですが、収容人数に問題がなければ友人や知人が列席できる場合もあるので、神社や会場に確認しましょう。
 

人前式

  • 和装 人前式

    会場の和モダンな雰囲気に惹かれ、和装で結婚式を行いたいという思いが強くなった、とNayuさん。

  • 和装 人前式

    「和装にしたことで人前式により一層の特別感が出たと思います」(Nayuさん)

「人前式」は宗教上の教義や手順などがなく、会場の選択肢も豊富。ふたりらしさが際立つ自由なセレモニーに映えるよう、ヘアスタイルやブーケなど和装のコーディネートにもこだわってみては。

仏前式

  • 和装 仏前式

    写真:記事「“縁”を感じられる式スタイル「仏前式」って?どう挙げる?[実例付き]」より[実例3]満瑛さん、亜須美さんカップル

お寺などで僧侶によって執り行われる挙式が「仏前式」。仏教の教えにのっとった厳かな式には、品格のある和装姿がしっくりきます。
 
ちなみに、格式の高い神社・仏閣で挙式を行う場合、新郎新婦の装いも格式ある着こなしがふさわしいとされることがあります。遊びのあるコーディネートをしたい場合、どこまでOKか会場に確認しながら進めると安心です。

挙式はドレス、披露宴で和装も素敵♪

「披露宴でガラリと印象を変えたい」「意外性のある衣裳チェンジ自体をイベントにしたい」そんな人は、披露宴で和装を取り入れるのも手。親族や年配ゲストに喜ばれたり、ドレスの華やかさから和装の厳かな雰囲気へ切り替えることで、演出にもメリハリが出ます。

挙式スタイルの違いが分かったら
和装で挙式ができる会場をチェック!

【和装が映える会場選び】神社・会場内神殿・庭園etc.の特徴

結婚式の和装は、挙式場所の雰囲気や景観と合わさることでより美しく映えるもの。ここでは先輩花嫁の実例を基に、和装が映えるさまざまな会場をご紹介。会場選びや衣裳合わせのポイントなども聞いてみたので、ぜひ参考にして!

神社

  • 神社 和装 白無垢

    「白無垢に綿帽子という日本の伝統的な結婚式に憧れていました。世界遺産の神社でもあるため、格式を重んじて真っ白で統一しました」(みっこさん)

  • 神社 和装 白無垢

    神社の神紋が「ふたばあおい」のため、ふたばあおいの柄が入っている白無垢や小物をセレクト。桜の季節だったので、洋髪に桜の造花の髪飾りをコーディネート。

「神前式=和装」のイメージが定着していることもあり、和装で式を挙げたい多くのカップルに選ばれているのが神社。衣裳と儀式の世界観が一致するのはもちろん、例えば、朱色の鳥居や神聖な拝殿と白無垢緑に囲まれた参道と色鮮やかな色打ち掛けなど、風景とのコントラストで写真映えも抜群!

ホテル・専門式場内の神殿

  • ホテル・専門式場内の神殿 和装 白無垢

    自然光が入るため、屋内でも明るく開放感のある総檜造りの神殿。天候に左右されず、移動もないのが決め手になったそう。

  • ホテル・専門式場内の神殿 和装 白無垢

    「本格派の神殿にシンプルな白無垢や紋付き袴が映え、気持ちまで引き締まりました」(みやさん)

ホテルや専門式場に、チャペルと並ぶ挙式会場として備わっているのが、神社の本殿に当たる「神殿」。白木や淡い色調、照明を用いた明るいデザインなどが多く見られ、白無垢はもちろんパステル系の色打ち掛けも優しく調和します。

館内にあるため天候の心配がなく、控室などの施設も充実。式後はそのまま披露宴会場へ移動できるので、高齢者や子連れゲストが多いふたりにも◎。

日本庭園・ガーデン

  • 日本庭園・ガーデン 和装 白無垢

    「式当日は晴天で、空気の澄んだ青空、庭園の新緑と碧水、衣裳の白無垢と紋付き袴など、全ての色が映える空間でした」(美香さん)

  • 日本庭園・ガーデン 和装 白無垢

    日本庭園を眺めながらの温かく落ち着いた雰囲気の式は「和に寄せた結婚式が新鮮だった」「他にはない素敵な結婚式だった」とゲストからも大好評。取材協力/ガーデンレストラン徳川園

サクラや紅葉など、四季折々の風景が着物の色や柄と響き合えば、一段とドラマチック!例えば、日本庭園をバックに緋毛氈(ひもうせん)のバージンロードで彩れば、伝統美と今っぽさが融合した開放感あふれる挙式に。

歴史ある建物

  • 歴史ある建物 和装 黒引き振袖

    「ドラマで目にした結婚式に憧れがあり、大正時代から昭和初期に主流だった“祝言”スタイルで誓いたいと思っていました」(みあやさん)

  • 歴史ある建物 和装 黒引き振袖

    重要文化財でもある格調高い会場で結婚式をしたことで、ゲストにもきちんとした印象を持ってもらえたそう。

  • 歴史ある建物 和装 黒引き振袖

    「人前式を行った書院造りの和室だけでなく、洋館部分にも映えると思い、黒引き振り袖を選びました」(みあやさん)

文化財でもあるような歴史的建造物と和装が組み合わさることで、クラシカル&モダンな雰囲気に。料亭や古民家などの和室はもとより、異国情緒が色濃く残るレトロな洋館なら、アンティーク好きなふたりにもマッチ。

こんな場所にも注目!

  • チャペル 白無垢 人前式

    母の美しい白無垢姿の写真に衝撃を受け、和装婚に憧れがあったというえりかさん。「白無垢は太陽の光を受けたり動いたりすることで、柄が浮き出ると知りました。それが素敵すぎて、光が差し込むチャペルに決めました」

  • チャペル 白無垢 人前式

    「人とかぶらないような挙式スタイルは私たちにとっても新鮮でワクワク!神聖な光に包まれた明るいチャペルに真っ白な和装とこだわった小物が引き立ち、ふたりらしい和装婚が叶いました」(えりかさん)

ウエディングドレスで誓うイメージが強い「チャペル」も、最近は和装で人前式をしたいカップルの選択肢の一つになっているよう。

例えば、自然光が降り注ぐチャペルで白無垢をまとえば、金銀の刺しゅうや織りで描かれた繊細な柄が光を受けて浮かび上がり、ますますみやびやかに!

和装が映える会場をチェック!

和装にかける費用の相場

花嫁和装の平均費用は約11万8000円

まず、挙式で和装を着用した花嫁は28.6%。そのうち、最も多かったのが白無垢という結果に。

挙式で着用した衣裳の費用としては、白無垢が平均17万円、色打ち掛けが10万7000円、引き振り袖が7万8000円。ウエディングドレスの平均が23万5000円なので、和装の方が全体的に費用がかからないよう。

和婚の流れを知っておこう

ここでは和の挙式を代表して「神前式」の流れをご紹介。神主が斎主として式を執り行い、かかる時間は20~30分程度。神社や会場内神殿によっても異なりますが、おおむね下記のように進行します。

神前式の流れ(式次第)

  • 神前式の流れ 図解

    式次第内の写真:あやさん

神前式を挙げてみたくなったら…

和装に合う髪型

かつらなどの日本髪から今っぽい洋テイストまで、和の花嫁姿をより素敵に完成させるにはヘアスタイルも大事。最後は和装に合わせる花嫁ヘアをチェック!綿帽子or角隠しなどのかぶりものや、かんざし&ヘアアクセにもこだわって素敵にコーディネートを。

From編集部

憧れの和装でふたりらしさあふれる結婚式を叶えて!

和装でできる結婚式。誓い方や映える会場は、いろいろ選べるって分かりました?イメージしていた和婚より、ずっと自由で素敵な実例がたくさんあったと思います。厳かな神社での神前式、庭園やチャペルでの人前式…、憧れの和装が美しく映える、ふたりにぴったりの和婚を叶えてくださいね。

構成・文/大平美和 D/mashroom design 取材協力/ガーデンレストラン徳川園
※記事内のコメントは2026年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー43人が回答したアンケートによるものです
※記事内のデータは2026年4月に過去2年以内に結婚式を挙げた20~40代の女性220人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年6月時点のものです

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