ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. ウエディングドレス・衣装
  4. 和装
  5. 花嫁のための“和装”レッスン。白無垢・色打ち掛けetc.種類とトレンド2020
ドレス
Share on>

花嫁のための“和装”レッスン。白無垢・色打ち掛けetc.種類とトレンド2020

色打ち掛け

一生に一度の白無垢、艶やかな色打ち掛け、大人っぽい引き振り袖、花婿には紋付きなど結婚式の和装にはこの日だけの「特別感」が感じられます。「やっぱり和装に憧れる!」そう考える花嫁のために、和装の種類と特徴と種類別の着こなしトレンドをご紹介。結婚式当日だけでなく、前撮りで和装姿を残しておくのもいいですね。和装のこと、ちょっとだけお勉強してみましょう。

今回教えてくれるのは和装スタイリスト・着付け師の金田恵理子さん

和装メッセージfor花嫁

スタイリスト

和装は決まりごとも多く、大変そうと感じるかもしれませんが、実は伝統の中にも自分らしさをすてきに出せるもの。伝統的な格式を楽しんだり、またはモダンで自由な発想で自分らしさを出したり、和装をぜひ楽しんでみてくださいね!

プロフィール―――――
資生堂(資生堂ビューティークリエーション研究所)にて、TVCF・雑誌・ファッションショーなどのヘアメイクを担当するかたわら、和装着付け技術を習得。その後フリーとなり、雑誌などでブライダルのヘアメイクや着付けを多数手掛けている

結婚式における和装とは?

白無垢、色打ち掛け、引き振り袖、花婿の紋付きの計4種類

イラスト

結婚式和装は花嫁用の白無垢、色打ち掛け、引き振り袖の3種に、花婿用の紋付きの計4種類。女性の和装は、基本的には結婚のときだけにしか着られない特別な衣裳になっています。

そんな特別感もあり「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、和装は神前式をはじめ、ドレスからのお色直し衣裳などとしても選ばれていて、約2割の花嫁が和装を結婚式で着用していました。

また結婚式衣裳としてだけでなく、式ではドレスだからと前撮り衣裳として和装を選ぶ花嫁も。多くの花嫁が結婚のときだけの特別な衣裳・和装を楽しんでいるようです。

【結婚式の和装の種類解説 from 金田さん】

白無垢とは?
「掛け下、帯、小物、織り、柄に至るまで、すべて白でまとめた和装。和婚花嫁らしい綿帽子、もしくは角隠しを合わせるのが正式です。さりげなく生地に金糸や銀糸を使用したり、アクセントに赤が入ったデザインものも増えてきています」

色打ち掛けとは?
「掛け下の上に、赤色系や金糸や銀糸などで華やかな色柄があしらわれた打ち掛けを合わせる格式の高い着物。色や文様の合わせが楽しめる一着」

引き振り袖とは?
「振り袖と異なり、おはしょりをつくらないという特徴を持つ和装。綿を入れたふきと呼ばれる裾を引きずる仕様もならでは」

新郎の紋付きとは?
「新郎の和装は紋付き。羽織は黒羽二重で五つ紋が入っています。仙台平(せんだいひら)と呼ばれる袴の縦じまは、しまが太いほど若い人向き。婚礼では黒を選ぶのが一般的で、凛々しい黒は花嫁を引き立てる色でもあります」

和装選びの大事な目安となる「文様」とは?

織りや刺しゅうで表現された、おめでたいモチーフを使った和装ならではの柄

和装選びの大事な目安となる「文様」

和装選びで色以外の目安となるのが、「文様」。織りや刺しゅうで表現されたいわゆる柄で植物、動物、自然をモチーフにした、「吉祥文様」と呼ばれる晴れの日らしい古典柄がメイン。モチーフそれぞれには、五穀豊穣(ほうじょう)や長寿、子孫繁栄などの願いが込められています。

文様に込められた、意味や願いなども合わせて楽しむことができるのも和装の魅力の一つ。

【金田さんが解説】願いや意味が込められた、和装の代表文様・5柄

●文様1_鶴
「鶴はつがいで行動をすることが多いため『一生添い遂げる』『長寿』という意味を持つ、おめでたい吉祥文様。花嫁衣裳では2羽で描かれるのが一般的です」

●文様2_牡丹
「『百花の長』と呼ばれ、平安時代から花の王様として親しまれている牡丹。花嫁衣裳に添えると華やかで風格がありつつ、同時にかわいらしさ、若々しさも漂います」

●文様3_花車
「平安時代の身分の高い人たちの乗り物だった御所車に、色とりどりの花を添えた文様。『多くの幸が運ばれるように』という願いが込められています。季節を問わず、華やかさを演出できます」

●文様4_松竹梅
「おめでたい植物として有名な松竹梅は、和装の文様でも代表的なモチーフ。『松』は一年中青々とした葉を持ち、『竹』は真っすぐに伸びる生命力、『梅』は寒い冬を耐え、凛とした花を咲かせることが、縁起がいいとされるゆえん」

●文様5_熨斗(のし)
「熨斗は神様へのお供物が基となっています。長い帯状のも熨斗にさまざまなおめでたい文様が描かれており、とても彩り豊か」

【白無垢】トレンド解説/白無垢を生かした“色合わせ”を楽しむが◎!

白無垢
白無垢

ここからは金田さんの解説で、花嫁和装別にトレンドの着こなしをご紹介。今どきのおしゃれな和装花嫁になるためのアドバイス、ぜひ参考に♪

「白無垢は、白に映える別色を合わせて楽しむスタイルがトレンド。掛け下に色ものを選んだり、胸元を飾る筥迫(はこせこ)などの『花嫁小物(5点)』を色付きにしたり、綿帽子の縁に朱色を入れるなどさまざまなアレンジがあります。なかでも顔周りを彩る半襟や着物の縁に赤色が入ったものだと、若々しい雰囲気に仕上がりますよ」(金田さん)

【白無垢】最新の花嫁SNAP

総絞りの黒掛け下を合わせたモダン白無垢

白無垢
白無垢

白無垢花嫁VOICE

花嫁

白無垢に憧れていたので、前撮りで和装を着用しました。白無垢は全体的に白い印象になりがちですが、掛け下を黒の総絞りにし、筥迫や懐剣などの小物は淡い色を取り入れるなどして、「かわいい」白無垢を目指しました。撮影に立ち合ってくれた私のふたりの祖母にも好評。普段は着る機会の少ない和装ですが、どんどん試着してスタッフさんの意見を聞くと意外なかわいらしさに気づくと思います(shihoさん)

色柄あり掛け下を合わせたキュート系白無垢

白無垢
白無垢

白無垢花嫁VOICE

花嫁

前撮り用の白無垢は赤ふきを選びました。桜の模様の入ったピンクの掛け下にし、温かみのある着こなしに。彼の袴も桜模様入りで、さりげないペア感がお気に入り。この白無垢姿に合うよう、スモークツリーとローズのドライブーケと髪飾りを手作り。イメージどおりのふわふわ感を出せました。撮影を見学してくれた祖母にも、「きれいねぇ」と喜んでもらえてうれしかったです(yukiさん)

縁と綿帽子に朱色を効かせた艶やか白無垢

白無垢
白無垢

白無垢花嫁VOICE

花嫁

白無垢の縁、綿帽子は裏が朱色になっているデザインを選びました。顔周りに朱色が映えて、とてもよかったです。白無垢は真っ白なものやアイボリー系など各色ありましたが、肌なじみのいいアイボリー系を選択。和装での挙式を選んでよかったと思えた瞬間でした(ほたてさん)

【色打ち掛け】トレンド解説/色柄や小物合わせで華やかに

色打ち掛け
色打ち掛け

「色打ち掛けは、『色柄』や『小物合わせ』で個性を出した着こなしがトレンド。パステルカラーの色打ち掛けを人気のナチュラル系でまとめたり、ドレスにもOKなブーケを合わせてみたり。ワンランクアップさせたコーディネートは、華やかさもさらにアップ! また重厚な古典柄の人気も継続中。振り袖を掛け下にするなど、新しい形のスタイルも登場してきています」(金田さん)

【色打ち掛け】最新の花嫁SNAP

洋風会場にもはまる映えブルー色打ち掛け

色打ち掛け

色打ち掛け花嫁VOICE

花嫁

結婚式でしか着られないと思い、和装も式衣裳として選びました。ドレスがピンクだったので、色打ち掛けは反対色のブルーを。ドレスショップのラインナップの中でも、手頃な価格のものでしたが、今っぽい柄で洋風の会場にとても映えてよかったです(とくまちさん)

定番色に金を効かせた鶴文様色打ち掛け

色打ち掛け

色打ち掛け花嫁VOICE

花嫁

結婚式ではドレスのみだったので、前撮りで色打ち掛けを着ました。撮影には親や祖母も来てくれて、ゆっくり和装の花嫁姿を見てもらうことができてよかったです(菜月さん)

掛け下に振り袖を合わせた新顔色打ち掛け

色打ち掛け

色打ち掛け花嫁VOICE

花嫁

打ち合わせで色打ち掛けの下に振り袖を合わせられることを知り、家族が見立ててくれた振り袖を着るチャンスだと思い、この和装スタイルを選びました。赤色の打ち掛けは振り袖の色に合わせてセレクト。当日だけでなく前撮りでも着用しました。式では91歳の祖母もとても喜んでくれました(まりもさん)

【引き振り袖】トレンド解説/フルアレンジして自分好みに

引き振り袖
引き振り袖

「一番個性を発揮しやすい着こなしが楽しめるのは引き振り袖。他の和装と異なり、着物、帯、小物などすべてを好みに合わせてコーディネート可能です。好みだけでなく、会場の雰囲気に合わせ、クラシックやモダン、キュートなどアレンジ自在なところも魅力。引き振り袖の上に打ち掛けを羽織って、艶やかに着こなすなんてスタイルも新鮮です」(金田さん)

【引き振り袖】最新の花嫁SNAP

色、小物使いにこだわった大正モダン引き振り袖

引き振り袖
引き振り袖

引き振り袖花嫁VOICE

花嫁

レトロモダンな会場の雰囲気に合わせ、大正モダン風のコーディネートに。古典的な柄行と手元の扇子で伝統的な趣は保ちつつ、個性的なトークハットでモダンな印象に仕上げました。引き振り袖のすっきりしたシルエット+トークハットのおかげで、新郎のタキシードとの相性も◎。柄行や小物の色合わせで華やかさもあり、大満足のコーディネートに。帯や小物で色を足し算する遊び方は着物ならではの魅力です!(CHIEさん)

肌映えも叶うラベンダーカラー引き振り袖

引き振り袖
引き振り袖

引き振り袖花嫁VOICE

花嫁

ラベンダー色の引き振袖をチョイスしました。柔らかいラベンダーカラーは肌写りが良く、肌がきれいに映えました。引き振り袖が無地なので地味にならないように半襟や帯、ドライブーケでかわいらしさを。新郎の羽織袴はグレーのワントーン。ふたり並んだ時のコーディネートも気に入っています。流行りの色みはたくさんありますが、自分の肌色に合うかどうかもじっくり検討するといいと思います(uro__wedさん)

From 編集部

このときだけの特別な衣裳、お気に入りの和装を見つけてみて!

日本ならではの婚礼衣裳としての願いや意味も感じつつ、トレンドもきちんと楽しめる和装。あなただけの特別な一着を探して、おめでたいこの日を伝統に則った和装でもっと気軽に楽しんでみては? 親や祖父祖母、ゲストもきっと喜んでくれるはずですよ。

取材・文/石田美由紀 デザイン/ロンディーネ 文様画像協力/THE KIMONO SHOP ザ・キモノショップ(https://www.the-kimonoshop.jp/) 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」、および2020年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー18人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2020年3月時点のものです

  • アイテム検討期
  • トレンド
  • 和風
  • モダン
  • 楽しく読む
  • 白無垢
  • 色打ち掛け
  • 引き振り袖・振り袖・黒引き
Share on>

pagetop