Wedding Manual
【結婚式の演出】最新版!人気の挙式・披露宴演出を一挙にご紹介
結婚式で「ふたりらしさ」を出したいなら演出にこだわるのもおすすめ。
定番の演出からちょっと変わった最新演出まで、挙式・披露宴におすすめの演出をご紹介します。
#01|挙式の演出
儀式の合間に
ふたりらしい演出を取り入れて
決まった流れに沿って行うイメージがある挙式ですが、最近ではさまざまな演出を取り入れ、ふたりらしい挙式をするカップルも増えています。
会場によってできる演出とできない演出があるので、どうしても取り入れたい演出がある場合は、事前に会場に確認をしましょう。
キリスト教式の主な演出
キリスト教式の挙式の魅力の一つとして、さまざまな演出を取り入れられることがあります。主立った挙式演出を知って、自分たちが行いたい演出を考えてみましょう。
挙式が始まる前に花嫁のウエディングベールを下ろして送り出す儀式です。花嫁の母が行うことが多く、最後の身支度という意味が込められています。
風船をゲストと共に一斉に飛ばして、幸せが天まで届くことを願う演出です。環境に配慮して、土に返る素材の風船を使って行います。会場によっては禁止しているところもあるので、行いたい場合は事前に確認しておきましょう。
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神前式の主な演出
神前式では両家の結びつきを深める演出や和装ならではの花嫁行列などの他、指輪交換や折り鶴シャワーなど、キリスト教式でもみられる演出をアレンジして取り入れることもできます。
いわゆる花嫁行列のことです。神社の入り口から神殿に向かう参道を、神主や巫女が先導して新郎新婦が歩みます。その後ろを親、親族の順と続きます。
新郎新婦がそれぞれの実家でくんできた水を、一つの杯の上で合わせる儀式です。その水をふたりが飲むことで、新たな家族の誕生を祝します。それぞれ異なる環境で育ったふたりが、互いになじんで幸せに暮らせるようにとの願いが込められています。
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人前式の演出
人前式は形式がないので、演出もアイデア次第でふたりが自由に決めることができます。
ふたりでオリーブなどの木を鉢に植えて、水を注ぐ記念植樹
両家列席者からリレーされたキャンドルの明かりを、新郎新婦が一つに合わせる
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#02|結婚披露宴の演出
どんな式にしたいかを考えて
演出を選びましょう
披露宴は本来、ふたりの結婚をお披露目するのが目的です。ただ最近では、多くのカップルが「アットホームで和やかな雰囲気にしたい」「自分らしさを表現したい」「ゲストを退屈させたくない」と考えていて、さまざまな演出を取り入れる傾向にあります。
ウエルカム演出
披露宴や二次会が始まる前の待ち時間を退屈させないために、ゲストへふるまうフードやドリンクを用意すること。開始前なので、お腹がいっぱいになり過ぎない軽めのお菓子やピンチョイスにしたり、ドリンクはお酒だけでなく、冬ならホットドリンクをプラスするなどの工夫も喜ばれます。
披露宴の際に、自分のテーブルがどの番号かを知らせ、ゲストを席までエスコートするためのカード。ゲスト名と着席するテーブル名を記載しておき、受付やウエルカムスペースに置いておくことで、見た目にも華やかな雰囲気を作れるのも◎。
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式や披露宴が始まる前の「ウエルカムタイム」。ゲストだけで過ごしてもらうことの多い時間ですが、ふたりがゲストをお出迎えしてみてはいかが。みんなで過ごす時間が増えて、ふたりもゲストも大満足♪今回はふたりが揃ってウエルカムタイムを過ごした先輩花嫁の素敵なアイデアをご紹介します。
席次表の代わりになるエスコートカード。急な人数変更にも対応できると最近人気ですが、飾り方に工夫すれば、それだけでゲストの待ちスペースをおしゃれに格上げしてくれるデコレーションアイテムとしても大活躍!ここでは先輩花嫁のエスコートカードの飾り方や当日用意したアイテムをチェック。ふたりの結婚式のヒントになるはず♪
フード演出
新郎新婦が最初の共同作業になるといわれるケーキカットの後、お互いにケーキを食べさせ合うファーストバイトをするのが一般的な流れ。仲の良い様子をお披露目でき、ゲストが注目するシーンなので、ケーキではなく好きな食べ物をカットして、ふたりらしさを表現するのもおすすめ。
シェフによるメニューの紹介演出。今日のお料理内容や使っている素材のこだわりを伝えることで、ゲストも「食べるのが楽しみ♪」と期待感を高めてくれるのがGOOD。ソムリエによるワインやオリジナルカクテルなどのドリンク紹介もおすすめ。
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結婚式でどんな料理が食べられるか、楽しみにしているゲストは多いはず。お金をかけてランクUPもありだけど、ちょっとしたひと手間を加え、ランクUPよりもお手頃価格でor無料でゲストに喜ばれたという花嫁もたくさん!今回は、ゲストがわくっとして笑顔になれる料理アイデア実例を紹介します。
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ラウンド演出
ふたりが各テーブルを回り、ゲスト一人一人と会話をしながら写真撮影ができる演出。事前にフォトプロップスを用意したり、テーブルごとにカードを引いてもらい、記載してあるポーズをしながらみんなで撮影するのも盛り上がる工夫の一つ。
キャンドルサービスに代わる演出で、それぞれのゲスト卓に用意したバルーンをふたりが割ると、中からたくさんのバルーンが飛び出すカラフル&ポップさが魅力。1つだけ当たりバルーンを入れておき、それを取れた人にプレゼントというゲームをしても楽しい♪
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式当日はゲストとの会話や交流を大事にしたいと思っている花嫁さん、テーブルラウンドを活用してみませんか。写真を撮るだけじゃなく、一工夫するのがおすすめ♪ゲストと充実した時間を過ごした先輩花嫁のアイデアをご紹介します!
映像演出
中座している間などに、中だるみしないよう余興の一つとして上映することが多く、ふたりの生い立ちやなれそめなどをまとめるのが定番。見る側がさらに楽しめるよう、使用する写真はなるべく参加ゲストが一緒に写っているものをセレクトするのがオススメ。
ふたりが退場し、扉の外でお見送りの準備をする間に上映することが多く、来てくれたゲストの名前や写真、感謝のメッセージを流すのが一般的。自分たちで作るほかに、映像製作会社に依頼して当日の映像をその場で編集して流す、撮って出しも人気。
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ファミリー演出
お色直しをする新郎新婦が退場する際、ゲストの中からエスコート役を選び、一緒に中座をする演出。親やきょうだい、祖父母、親族、友人などから誰か1人を選んでも、複数人でエスコートしてもらうパターンもあって自由度が高いのも◎。
披露宴のクライマックスに行う演出といえば「花嫁の手紙」。式がより感動的なものになり、ゲストの心にも残る定番演出だが、最近では新郎が親や花嫁へ手紙を読むのも◎。普段は素直に言えない感謝の気持ちを新郎新婦ともに伝えて。
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ゲスト参加型演出
式当日にゲストと一緒に作り上げる結婚証明書は、各ゲストにスタンプを押してもらったり、1人1ピースでパズルのようにはめて完成させ、オリジナルが完成する人気の演出。受付に置いておけば華やかさをプラスしてくれ、式で使った後はインテリアとして飾っておけることも魅力。
ゲストのキッズたちに使い切りカメラを渡し、式の様子を撮影してもらう演出。長丁場で飽きてぐずってしまう子たちでもその場を楽しむことができ、キッズ目線の新鮮な写真を見ることができるのもメリット。また、子どもたちが写真を撮っている姿はほほえましく、会場も和やかな雰囲気に。
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文/滝 紀子 イラスト/田中麻里子 構成/小田真穂(編集部)