【結婚式レポートin兵庫県】みんなが笑顔にしてくれて私たちらしい一日になりました

挙式では新婦の父が新郎にエスコートをチェンジする大事なシーンで、緊張のあまり、新郎の和希さんの手に、父を介さず直接手を置いてしまった新婦の捺貴さん。苦笑いするふたりを前に、ゲストの緊張が一気に緩んだ瞬間だった。和希さんが108本のバラの花を用意した渾身（こんしん）のファーストミートでは、「振り返るまで絶対に見えない位置を5分くらいキープ」するのに一苦労。そのかいあって、捺貴さんを感動させたことも忘れられない思い出に。披露宴では夏の海と青空に映えるオレンジ×ピンクをベースカラーに、高砂席をコーディネート。ふたりがアプリで作った似顔絵エスコートカードや、新郎側・新婦側の友人に、それぞれ高砂席に来て座って話してもらうスピーチなど、ゲスト思いの演出がどれも大好評だった。ずっとふたりの憧れだった海を間近に感じる神戸での結婚式は、地元の赤穂のほか、遠方からもたくさんのゲストが出席。「久々に会う人が多かったので、大人っぽく、もっとビシッと決めたかったのに、程遠くなってしまった（笑）。でも僕たちらしく、にぎやかな一日になって良かったです」と和希さん。懐かしい大切な笑顔に囲まれた喜びを、ふたりで明るく振り返った。

挙式は海を背景に、終始明るいムード。人前式のスタイルで

ブロッコリートスにかけたグリーンのリボンは、和希さんが友人の結婚式でキャッチした思い出のもの。捺貴さんのブーケトスとともに幸せのバトンタッチ

新郎のめいが姉妹で仲良くリングガールを

入退場はハイタッチも交えながら会場を盛り上げにぎやかに

友人代表スピーチは高砂席にそれぞれの友人を呼んで。和やかな雰囲気がゲストに大好評。新郎側のスピーチは、かつて結婚式で和希さんがブロッコリーを受け取った友人から

ふたりでアプリを使って作り込んだ似顔絵エスコートカード。後でスマホケースに入れてくれるゲストもいて感激

カラードレスはゲストの予想を大きく裏切るグレー系に

ファーストミートは108本のバラの花束で。撮影には苦労したけれど素敵な思い出に

海をバックに撮影したお気に入りの一枚を表紙に、プロフィールブックを作成

ケーキは赤のベリーをふんだんに。ファーストバイトのスプーンにはチョコレートでメッセージを

Profile

兵庫県姫路市在住
和希さん（27歳）
捺貴さん（26歳）

挙式日：2024年8月24日（土）
会場：ララシャンス KOBE（兵庫県）

１学年差で、幼稚園から高校までずっと同じ。大学時代のバイト先で偶然再会し、程なく交際がスタート。

※ゼクシィ関西版2025年3月号より転載

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