【結婚式レポートin静岡県】大好きな音楽で盛り上がる野外フェス風の結婚式
思い通りのことが本当にできるのか実は不安もあって
「フェスみたいな結婚式がしたい」というのは新婦の佳保里さんのリクエスト。元々ふたりは開放的な野外ロックフェスが大好き。屋外の結婚式なら、小さな子どもがいる友人たちにも気兼ねなく出席してもらえるのでは、という思いもあった。とはいえどんな準備をすればいいのか、最初は漠然としていた。が、ふたりの希望に「いいですね、やりましょう」といつも前向きに応えるプランナーに気持ちを後押しされ、「前例がないからこそ、やりがいがある」というバーベキュー会場の言葉も励みになった。
当日、入場したふたりは会場とゲストを見て、思いが形になったことに感激。風にはためく三角のフラッグはふたりのDIY。ドレスコードのデニムを思い思いにコーディネートしているゲスト。過去のフェスやライブの思い出のTシャツとリストバンドを飾ったら、まるで物販会場のようになった一角も。佳保里さんの兄が音響を担当し、建築関係の職にある父が門やサインボードを作り、みんなで作り上げた“オリジナルフェス会場”。心地よい音楽に耳を傾け、「本当の音楽フェスにも行ってみたくなった」という何人ものゲストの感想に、ふたりは笑顔になった。
乾杯の音頭は佳保里さんの親友たち。佳保里さんと佑樹さんは沖縄で行った、家族だけの結婚式のために購入した衣裳で
ゲスト全員に渡したギフトタオルは大好きなフェスのものを参考に作ったオリジナル
DJタイムがあったり、特設ステージで友人たちのバンド演奏があったり、一貫して音楽を大切にした結婚式。ふたりもステージ中央で盛り上がる
ゲスト参加の50m走など屋外ならではの演出も。上位入賞者には豪華景品を贈った
メインのバーベキューの他にハンバーガーのブースを用意。「お店がいくつかあるのがフェスメシの楽しみなので」と佑樹さん
お開きには菓子まきを行った。昼寝して体力をチャージした子どもたちも大喜び
ケーキ入刀は佳保里さんが生クリームが苦手なこともあり、「“映え”も少し意識して(笑)」パンケーキに
子どもたちが遊べるスペースは絶対作ろうと思っていたふたり。プールの後はテントで昼寝を
佑樹さんから佳保里さんへ、こっそり練習していた歌と花束のプレゼント
静岡県浜松市在住
河合佑樹さん(28歳)
佳保里さん(27歳)
挙式日:2019年5月26日
プランニング:カナデルウエディング
会場:しおさい竜洋なぎさ広場
ゲスト数:50名
ライブハウスで出会って音楽の趣味が合い、意気投合。交際中は、毎月2、3回はライブやフェスへ。
※ゼクシィ静岡版2021年1月号より転載
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