【結婚式レポートin静岡県】初対面はベビーカーの中。母の第一声は、『え? あのTくん?』
多くの同窓生や職場の仲間たちに24年分の感謝を
Mさんが生まれた2カ月後にTさんが誕生。当時のふたりの家の距離は徒歩1分! 「初めまして」はベビーカーでの散歩中だった。ご近所さんで母同士は大の仲良し。MさんとTさんは、記憶にない時からお互いの家を行き来して遊んでいた。学年が違うこともあり、ぐっと距離が縮まったのが、中学で生徒会を一緒にやることになった時。「そういえば、生まれた時に会ったよね」が久々の会話だった。その後、お互いの人生の節目には、一緒に食事をしながら報告し合った。実はTさんにとってMさんは憧れの先輩だった。警察官となったTさんがタイミングを見計らって思い切って告白すると、話はトントン拍子に。「『え? あのTくん?』と驚く母の顔が忘れられません」とMさん。Tさんは、Mさんとの交際初日に母に報告。「大喜びしてくれました」
当日のファミリーミートでは、まるで一つの大家族のように、全員での思い出話が止まらない。ふたりの親を知る共通の友人も駆け付けた。「お互いに自然体でいられるんです。みんなは『まさか!』って言うんですが、私たちからすればそんなに不思議じゃない。運命の出会いってあるんですよね」。Mさんは笑った。
リングボーイ!?はふたりが通った小学校の同級生。「上手に運べたね!」と頭をヨシヨシ。チャペル内には笑いが起こった
Mさんの中学時代の部活の後輩が作ったリングピロー
挙式の最後に相手の親にあいさつ。Tさんの母にとってはMさんも自分の娘のような存在
アシンメトリーな独創的なチャペルで行われた「シビルウエディング」。ミニスターがふたりの気持ちを代弁し、家族に感謝の言葉を伝えるというオリジナルスタイルの挙式
ウエディングケーキは、くじ引きで当たったゲストがデコレーションして完成させたもの
Mさんの友人の母も祝福に駆け付けた
ファミリーミートでは、ママ友でありご近所さんであるふたりの母は、おしゃべりに花を咲かせて大盛り上がり
同じバンドが好きでよくライブに出かけるふたり。再入場時の曲名当てクイズを行った
その曲をBGMに登場したふたり。Tさんは制服姿で
生い立ちムービーには幼い頃のふたりが登場。友人らからは、あらためて驚きの歓声が上がった
静岡県在住
T・Uさん(24歳)
Mさん(24歳)
挙式日:2024年2月3日
挙式・披露宴会場:みしまプラザホテル
招待客:93名
警察官のTさんと研究員のMさん。出会いから25年目でこの日を迎えた。実は交際期間は2年と短い。
※ゼクシィ静岡版2024年6月号より転載
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