【結婚式レポートin静岡県】花々と木々、僕らの好きなものに囲まれて結婚式を
「ずっと一緒に」そう思う人たちと共に過ごした時間
新郎の海さんは実家の家業が生花店ということもあって結婚式は花に囲まれて挙げたいと思っていた。フローリストである兄に頼んだところ、「シンボルツリーを中心に、会場の小さな模型を作ってプランニングするくらい、燃えていました(笑)」。兄、そして父母も協力して家族ぐるみでつくり上げた空間は、会場のシンボルツリーを花々でぐるっと巻くようにデザイン、海外のガーデンのようにナチュラルでくつろげる雰囲気に。「人とは違った結婚式にしたい」という幸恵さんの希望も叶えることができた。ツリーの前は誓いの場でもあり、パーティでふたりが座る場所でもあり、まさに結婚式のシンボルに。匂い立つ花々がみんなを幸せな気持ちにさせた。
趣味も職業もバラバラ、でも、こだわりを持って物事を決めるポイントが似ているという海さんと幸恵さん。ドレスコードは「白、ベージュ」の軽装に。運動会もやろう。ペットもOKにしよう。料理はおいしいイタリアンにしよう。おもてなしを念頭に、大小さまざまな決断を重ねて迎えた当日。「これからもずっと付き合っていきたい」と思える大切なゲストと過ごした時間は、ふたりにとってかけがえのないものとなった。
初夏の屋外でのパーティ、運動会も計画していたのでカジュアルなドレスコードに。新郎のセットアップは麻でオーダーメイド。新婦のドレスは柔らかな素材で、レースとビジューが付いた背中のデザインがお気に入り。新婦の中学・高校時代からの友達と記念撮影
大人が本気になった運動会
イタリアンでおもてなし
ペットを連れてきたゲストも
いつも言葉より態度で優しさを示す父。「忙しい父とどこかへ出掛けた記憶はあまりありませんが、仕事帰りのお土産が楽しみでした」
プチギフトは花束。感謝を伝えながらテーブルを飾った花を手渡した
キューピッドの友人とは家族ぐるみの付き合い。彼の娘にリングガールをお願いした
大好きな祖母に紅差しの儀を頼むことで「誰よりも早く花嫁姿を見せられました」
ダズンフラワーセレモニーを行い、その場で新郎の兄がブーケに束ねた。鮮やかな手つきでまとめるさまが一つのセレモニーのよう
真ちゅうの結婚誓約書にゲストとふたりが刻印
リングピローも花に
静岡県静岡市在住
齋藤 海さん(31歳)
幸恵さん(31歳)
挙式日:2021年5月22日
会場:INN THE PARK
プランニング:The Wedding Box
ゲスト数:60名
居酒屋で偶然居合わせ新郎が新婦にひと目ぼれ。新婦の元同期が新郎の親友でふたりを繋ぐキューピッドに。
※ゼクシィ静岡版2021年11月号より転載
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