【結婚式レポートin静岡県】アウトドア派の私たち。このスタイルは必然でした
付き合いの長短に関係なく大好きな人たちが集まって
「キャンプはイベントじゃなくて日常」。そういって笑うふたり。特に新郎の貴弘さんがここ2年で急激にハマり、キャンプギア(用品)が一気に増えた。最低でも月一回はふたりでキャンプに行く。新婦の史奈さんは「私もアクティブな方ですが、彼は外で少年のように遊ぶのが好きな生粋のアウトドア派なんです」と話す。キャンプギアを飾る、ふたりらしい結婚式を挙げたいと思った。
そんな時、小さな頃から親しみ、カフェにもよく行く思い入れのある公園で結婚式が挙げられることが分かって即決。キャンプを通じて親しくなった友人たちが、挙式会場に6張りもテントを張ってくれた。「知り合ってまだ1年ほどの人もいるんですが、とても仲の良い大事な仲間です」。幼なじみから会社の同僚まで、いろいろな時代・場所で出会った大好きな人たちが集まる挙式の場へ、足を一歩踏み出す。その後は笑ったり泣いたり、あっという間に時が過ぎた。ゲストをお見送りした後、張ってあった自分たちのテントに泊まって、一日を思い返したところまでがふたりの結婚式。今日のテント泊は日常の一コマではなく、これまで経験した中で最高のイベントとなった。
尊敬する父と入場。泣いてしまうかもという予想に反し、「意外と冷静に『いいお天気だな、結構暑いな』などと考えていました(笑)」
リングピローは新婦作。リングボーイ&ガールが新郎新婦のキャンプワゴンを使って登場
友人と親族だけの、大好きな人しかいない空間で行った人前式
新郎の大切なキャンプギア。「特にたき火回りはかなり男っぽいアイテムで結婚式と調和するかな?と心配でしたが、当日見たらとても素敵でした」
個包装のパンを配りながらゲスト卓を回った
家族ぐるみで付き合いのある一家の子どもたちがペアルックで出席。新婦いわく「ファミリーみんな、いつもおしゃれなんです」
盛り上がった子どもたちのお菓子取りゲーム
お手本バイトは両家の姉夫婦にお願いした
ファーストミートがやたらと恥ずかしく、大笑いしてしまったふたり
友人たちの素敵なテントが張られた会場
新婦がカリグラフィーでゲストの名を書いた席札代わりのレザートレー
新婦が大好きなプロテアを使った装花
静岡県沼津市在住
松本貴弘さん(28歳)
史奈さん(30歳)
挙式日:2022年4月23日
プランニング:The Wedding Box
会場:INN THE PARK
ゲスト数:74名
ふたりは季節を感じるキャンプが大好き。交際中の一番の思い出は冬の長野。極寒の中、全てが美しかった。
※ゼクシィ静岡版2022年10月号より転載
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