これで完璧!プロポーズ後から親あいさつまでの流れ・やること<まとめ>
結婚が決まってワクワクドキドキの日々を送っている皆さん、次はいよいよお互いの親へのごあいさつですね。とはいえ、プロポーズがあったことをいつ報告するのか、親あいさつまでに何をすべきなのか、いまひとつイメージできない人もいるのでは?そんな花嫁さんのために、「親あいさつ当日」までにやっておくべきことをまるっとご紹介。これを読んで、安心して準備を進めてくださいね。
プロポーズから親あいさつまでのダンドリは……4つの準備をふたりで!
「親あいさつ」は、プロポーズされてから最初に迎える大切な結婚イベント。ごあいさつ当日までに準備しておきたい4つのポイントを、流れに沿って見てみましょう。
[双方の親へプロポーズ報告&親あいさつ相談]
プロポーズをされたら(もしくはしたら)、まずは自分の親に報告を。その際、近日中に改めて結婚あいさつを行いたい旨を伝えておきましょう。
[各親との日程、場所の相談]
結婚を親に認めてもらうためのごあいさつなので、日程もできる限り親の希望を優先させたいもの。あまり先延ばしにならないよう、早めに調整することが必要です。
[服装、手土産などの相談]
大事なごあいさつの場なので、服装や身だしなみには細心の注意を払って。訪問日が決まったら早めに着ていく服を選び、手土産のリサーチを始めましょう。
[親あいさつ当日に向け、お互いの“親情報”を共有]
相手の親がどんなタイプなのか分からないままだと不安ですよね。性格やキャラクターといった“親情報”を前もって共有しておけば、初対面の緊張が軽減できそうです。
それでは「4つのポイント」を、さらにじっくり見ていきましょう。
ダンドリ1_双方の親へプロポーズ報告&親あいさつの相談
報告や相談内容は、親への紹介歴や面識のあり・なしにあわせて
プロポーズの後、お互いに結婚の意思が固まったら自分の親に報告をし、親あいさつの時期や場所などを相談しましょう。切り出し方や報告の内容は、親がふたりの交際を知っているのか、今まで会ったことはあるのかなど状況によって変わってきます。
■報告はいつする?
できればプロポーズからあまり時間を空けずに報告を。顔合わせ食事会や結納、会場探し、招待するゲスト選びなど、この後に控えている結婚準備をスムーズに行うためにも、親への報告は早めに。
■報告の仕方は?
お互いに自分の親には自分で報告するのが基本です。大事な話なのでできれば直接会って報告をするのが筋ですが、遠方に住んでいてなかなか帰省できないような場合は、ずるずる先延ばしにするよりも、電話でもいいので早く報告することを優先させましょう。
また、すでに親公認のお付き合いなら「彼からプロポーズされたよ」とストレートに伝えてもいいけれど、そうでない場合、親にとっては寝耳に水。まずは戸惑わせないよう「結婚を前提に付き合っている人がいる」と切り出し、段階を踏みながらソフトに報告を。
■報告すべきことは?
プロポーズ報告の際に必ず伝えたいポイントは以下の4つ!親に安心してもらい、正式な結婚あいさつにたどり着くための大事なミッションと心得て。
<親に伝えたい報告のポイント>
・プロポーズを受けたこと(またはしたこと)
・結婚したいと思っていること
・相手に会ってほしいこと
・「親あいさつ」を行いたいこと、都合を教えてほしいこと
親と面識がない場合は、相手の人柄やふたりの出会いなども一緒に話しておきましょう。
親へのプロポーズ報告&親あいさつの相談についてはこちらもチェック!
ダンドリ2_各親との日程、場所の相談
親の都合に合わせて、花嫁側から先に親あいさつの日程、場所を調整
それぞれの親への結婚報告が終わったら、次は相手の親へのごあいさつ。日程や場所は両家の親の希望を聞いてから、ふたりで持ち寄って調整しましょう。なお、訪問する順番は女性側→男性側が一般的ですが、親の都合もあるので、双方の了承を得ていれば順番が逆になっても大丈夫。そこにこだわってごあいさつが遅れないよう、フレキシブルに対応することが大切です。
■いつくらいに?
すでに親と面識があり、親しくしている間柄なら「今週末連れてきてもいい?」もアリだけど、初対面の場合は打診してから訪問まで1~2カ月は欲しいところ。あまりに急だと親にも予定が入っているかもしれないし、何より心の準備も必要です。
■時間帯は?
訪問は昼食や夕食時を外した14~16時くらいがベスト。目的はあくまでも親あいさつなので2時間程度でおいとましましょう。ただし親が一緒に食事をしたいと希望する場合は素直に応じた方が好印象。日頃から家を行き来する間柄なら、こちらから外食に誘い、そこで話を切り出す方法もあります。
■場所は?
自宅を訪問するケースが一般的ですが、親がレストランやホテルなど外で会いたいという場合は希望を優先しましょう。できれば周囲を気にせずに済むよう、個室のあるお店を選ぶことをオススメします。
親あいさつの日程、場所の相談についてはこちらもチェック!
ダンドリ3_服装、手土産などの準備、決定
[服装]親あいさつの場にふさわしいきちんと感のある装いで
結婚のごあいさつはふたりの誠意が伝わるよう、きちんとした服装で臨むのがマナーです。すでに親と面識があり、「かしこまらなくてもいいよ」といわれている場合でも、身なりを整えてあいさつをすることで、結婚への覚悟やけじめを示すことができます。服装だけでなく髪の毛やメイク、指先、持ち物まで細心の注意を払いましょう。
[手土産]相場を意識しつつ、親に喜んでもらえるものを選んで
自宅を訪問する際には手土産を持参するのが大人のマナーです。よく選ばれているのは、日持ちのする和菓子や洋菓子、地元の名産品など。事前にリサーチしておいて相手の親の好物を持参するのもいいでしょう。祖父・祖母が同居しているなら食べやすいものなど、家族構成などを考慮したセレクトも喜ばれます。
ダンドリ4_親あいさつ当日に向け、お互いの“親情報”を共有
事前に親のタイプなどを共有することで、当日がスムーズに
親あいさつが目的の訪問なので余計な策を講じる必要はないけれど、沈黙が続くよりも、楽しく会話ができた方が場の空気も和みます。特に初対面の場合は相手の親からさまざまなことを尋ねられるので、仕事や家族構成、ふたりの出会いなど質問内容を想定した上で、どのように答えるか考えておくといいでしょう。
■親あいさつの前に共有しておきたいこと
・家族構成
・親の職業や生活スタイル
・親の趣味や興味のあること
・親の性格(マナーに厳しい、人見知り、ざっくばらんなど)
・避けた方がいい話題(政治や宗教のこと、学歴など)
その他、親との面識のあり・なしにかかわらず、考えておきたいのが「この先のビジョン」。例えば転勤の可能性はあるのか、子どもができても今の仕事を続けていくのかなど、親から尋ねられた場合に備えて、ふたりできちんと擦り合わせておくと安心です。