【ドレス試着付きブライダルフェアって?】メリットから服装まで全解説!
会場を見学できるブライダルフェアの中でも、ドレスの試着ができるフェアがあるって知ってる?今回はそんな「ドレス試着付きブライダルフェア」について、具体的な内容や参加のメリット、事前に準備しておくべきことなどをご紹介。プロのアドバイスもぜひ参考にして!
会場を見学できるブライダルフェアの中でも、ドレスの試着ができるフェアがあるって知ってる?今回はそんな「ドレス試着付きブライダルフェア」について、具体的な内容や参加のメリット、事前に準備しておくべきことなどをご紹介。プロのアドバイスもぜひ参考にして!
Y.I.さん
ゼクシィ相談カウンター アドバイザー
アドバイザー歴3年。多くのカップルの相談に乗り、会場選びをとことんサポート。前職は会場でスタイリストを務め、ドレスやタキシードはもちろん、親衣裳や七五三の衣裳まで手がけており、衣裳についても知識豊富。
ブライダルフェアの試着会とは、会場に用意されている衣裳を無料で試着できるイベントのこと。試着がメインになっているフェアや、試着だけでなく、模擬挙式や試食もできるフェアなど、バリエーションはさまざま。会場にもよりますが、ドレス試着がメインになっているフェアは平日が多く、トータルで見られるフェアは土日に開催されていることが多いようです。
ブライダルフェア全体の所要時間は3~4時間ほど。そのうち、試着時間は30分前後のことがほとんど。ただし、模擬挙式や試食会、会場見学など、内容が盛りだくさんのブライダルフェアの場合、試着時間が短くなることも。
土日はブライダルフェアの試着会以外に、契約済みの方の試着予約が入っていることも多いため、ゆっくり試着してみたいという方は、平日に開催されているブライダルフェアの方がおすすめです。(ゼクシィ相談カウンターアドバイザーY.I.さん)
試着数は1~3着ほど。先輩花嫁にとったアンケートでは、ウエディングドレスとカラードレスで1着ずつ試着する人が多いよう。和装と悩んでいる人はドレスと和装で1着ずつ試着することも。
ちなみに、和装よりドレスの方が着用に時間がかかる傾向があります。和装は試着用の襦袢(じゅばん)の上に着物を羽織るため、すぐにかけ替えることができますが、ドレスはそのたびに脱いで、着直さなくてはいけないため、着数が多いと意外と大変に感じるかも。
会場やブライダルフェアの内容にもよりますが、新郎さまも新郎衣裳を試着することができる場合があります。ふたりで試着して並んでみると、よりイメージが深まるので、ぜひおすすめです。(ゼクシィ相談カウンターアドバイザーY.I.さん)
提携している衣裳サロンや、取り扱いブランドを確認することができるため、着たいドレスが会場にあるかを確認できます。もし、SNSなどの情報から「これぞ!」と心に決めたドレスが既にあるなら、品番まで調べておけば、会場がそのドレスを持っているかを確認できることも。
結婚式について、まだよくわからないという人でも、試着をしてみると具体的なイメージが湧くようになります。理想の花嫁姿がわかったからこそ、ぴったりの会場を探すことができたというケースも。さらに自分に似合うデザインやカラーが明確になるため、実際のドレス選びでも迷子にならなかったという声が多いようです。
「ブライダルフェアの試着会で、初めてドレスを着た」という人が多く、ドレスを着るだけでテンションUP。彼にとっても、ドレス姿の美しい彼女を見てドキドキ。試着をすることで、結婚式への期待が膨らむようです。
会場にたくさんの種類のウエディングドレス、カラードレスがあることがわかり、ドレスにこだわりたかった自分としては安心感を得られました。(pukuchanさん)
自分が着たいドレスの雰囲気と、会場の雰囲気が合っているか、イメージがしやすかった。予算もだいぶ現実的に計算できました。(さりゅさん)
生まれて初めてドレスを着て、テンションUP!彼と写真を撮れたのも、いい記念になりました。(すずぴさん)
ドレスを着た時の自分の姿を客観的に見られたので、「本番に向けて体づくりをしよう」と目標を立てることができました。(いくらさん)
並んだドレスを見ることで、トレンドのデザインや、人気のカラーを知ることができて、とても参考になりました。(かなかなさん)
「絶対着たいドレスがある」「希望のブランドがある」という人は、ドレス試着会に参加してラインアップをチェック。そこまで具体的には決まっていないという人でも、衣裳にこだわりたいと思っているなら、好みの雰囲気のドレスがどれくらいあるかを確認しておくと安心。
ドレスと和装で悩んでいるなら、両方を着てみるとイメージが湧くはず。着る衣裳によって、教会式か、神前式かなど挙式スタイルが変わってくることがあるので、今のうちにドレスか、和装かを決めておくと、会場決めもスムーズに。
試着することで、自分に似合うドレスがわかったり、自分の好みの雰囲気がわかったりするので、まだ何も考えられていない人におすすめ。理想の花嫁姿がイメージできれば、会場の雰囲気もおのずと決まってくるはず。
ブライダルフェア当日は、たくさん並んでいるドレスの中から、試着したいドレスを選ばなくてはならないため、事前にネットやSNSを見て、イメージしておくとスムーズ。悩んでいる時間が長いと、試着できる数が少なくなってしまうことも。
着たいブランドが絞られているなら、そもそも取り扱いがあるかどうかを事前に確認しておくと、当日、取り扱いがないことを知ってガッカリ…なんてことを防げます。
ざっくりでもいいので、自分たちがどこまで衣裳にお金をかけられるのかを考えておきましょう。当日は、予算を考えながら具体的に衣裳を選ぶことができるので、より充実した時間に。
試着会当日は、プラン内で選べるドレスと、追加料金がかかるドレスを確認すると安心です。最新作や人気のドレスは、金額が上がることがあるため、契約後、予算が合わずに後悔…なんてことを防ぐことができます。
さらに、ふくよかな方や、身長が高い方など、サイズに心配がある方は、自分のサイズに合うドレスがどれくらいあるかを確認しましょう。会場のラインアップによっては、着られる衣裳が絞られる可能性も。(ゼクシィ相談カウンターアドバイザーY.I.さん)
夏の場合は薄着なので、脱ぎ着が簡単な服装である場合が多く、和装も半袖の上から試着できるので、そこまで気にしなくてOK。ただし、ミニスカートやショートパンツはカジュアルすぎるため会場の雰囲気にふさわしくないこともあるのでご注意を。
冬の場合、セーターなど厚手のものを着ていると、脱ぎ着に手間取ってしまったりすることも。コートなど厚めの上着を着ておいて、中は薄手にしておくのがおすすめです。
持ち物としては、ストッキングがあると安心。パンプスや小物、ブライダルインナーは貸し出してくれることがほとんどです。写真が撮れるよう、スマホは忘れずに。
メイクは濃い目を意識して行くといいでしょう。ナチュラルメイクすぎてしまうと、ドレスに顔が負けてしまって、衣裳が似合わないことも。髪型はスタッフが簡易的にアレンジしてくれることが多いため、ハードスプレーなどで固めすぎない方が安心です。(ゼクシィ相談カウンターアドバイザーY.I.さん)
ブライダルフェアなので、結婚式のイメージを膨らませて、会場を選ぶという観点ではパートナーがおすすめ。実際も、パートナーと行く人が多いようです。ただ、衣裳について鋭いアドバイスが欲しいと思うなら、母や姉妹、女性の友人など、同性の同行者がいるといいでしょう。
ドレス試着付きブライダルフェアに参加すれば、ふたりにとって、新しい発見や、ワクワクを感じられる時間になるはず。もし、ちょっとでも「気になるな」と思ったら、気軽に参加してみてくださいね。
構成・文/齊藤亜由美 イラスト/EccO
※記事内のコメントは2025年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー20人が回答したアンケートならびに、2年以内にドレス試着付きブライダルフェアに参加したことのある既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです