[ブライダルフェアの準備] 事前に話しておくべきこと・持ち物・服装は?
ブライダルフェアには行ったものの、事前に何も考えていなかったせいで、決め手が分からず決断できないまま…というカップルも少なくないようです。そこで今回は、「ブライダルフェアに参加する前に準備しておくべきこと」を花嫁の体験談も交えて解説します。
ブライダルフェアには行ったものの、事前に何も考えていなかったせいで、決め手が分からず決断できないまま…というカップルも少なくないようです。そこで今回は、「ブライダルフェアに参加する前に準備しておくべきこと」を花嫁の体験談も交えて解説します。
ブライダルフェアで大切なのは、「自分たちがこの会場で式を挙げるとどんな感じ?」とイメージしながら参加すること。そのために欠かせないのが事前の準備です。日程や予算、ゲスト数といった絶対条件に加え、どんな雰囲気の結婚式にしたいのかをふたりで擦り合わせておきましょう。
行く前に決めておきたい内容や、準備したいものは以下の通りです。まずはスムーズな見学ができるよう下の項目をチェック!
上記の項目は、それぞれ会場を検討する際の大きな決め手になります。フェアに参加しながらどんな式になるのかをイメージする際にも必要ですし、ゲスト数や時期が決まっていないと正確な見積りを出してもらえないので、事前にふたりで話し合っておきましょう。
また、フェア当日に着ていく服や持ち物、フェア終了後の予定(別のフェアに行くかどうかなど)も早めに決めておくとスムーズです。
上の「行く前に決めておきたいこと」でも少し触れましたが、特に入念に話し合っておきたいことが3つあります。まずは「ゲストの人数」。そして「予算」と「希望する結婚式のイメージ」。いずれも会場選びに関わってくるポイントなので、しっかり話し合った上でブライダルフェアに臨みましょう。
会場によっては、収容人数に合わせて複数のバンケットを備えています。希望のバンケットをしっかり見学するためにも、大体の人数を決めておきましょう。またゲスト数は結婚式の総額にも関わってくる部分なので、実情に沿った見積りを出してもらうためにも、きちんと話し合っておく必要があります。
ゲスト数とやりたいことを伝え、まずは見積りを出してもらいましょう。大体の費用の目安が分かったら、そこから具体的な相談に移ることができます。金銭面に不安がある人は、上限を伝えておくと、予算に応じたお得なプランなどを提案してもらえることも。可能なら、親からの援助の有無や金額もこのタイミングで確かめておくと安心です。
ナチュラル・フォーマル・ゴージャスなど、式のイメージによって会場見学のポイントも変わります。例えばナチュラルならガーデンの有無もその一つ。装花・装飾が希望するイメージに合っているかなども見なくてはいけませんよね。チェックすべき軸がぶれないようにするためにも、事前の擦り合わせは必須です。
「呼びたい人をみんな呼び、楽しくてアットホームな一日にしたいね」というのが、彼との共通の思い。またホテルウエディングが夢だったので、ホテル中心に回ることも事前に決めていました。(わこさん)
人数を大まかに決めておくことで、その会場での結婚式が可能かどうかの見極めを。具体的な見積りを作ってもらうのにも役立ちました。(ninaさん)
ふたりが最も重視したかったポイントは「料理」。そのため、ブライダルフェアも試食付きのものを中心に選びました。(かえるさん)
お互いの親にも確認してお日柄(六輝)にはこだわらないと決めていたので、フェアで式を挙げたい時期の空き状況をスムーズに探すことができました!(美紀さん)
ブライダルフェアでは、見聞きしたことを忘れないよう記録したり、持ち帰ったりする場面がいっぱい。マストで持参したいアイテムのほか、会場の状況や参加するイベントに応じて「あると便利なもの」も変わってくるので、早めに把握し準備を進めておきましょう。
会場や装花・装飾、料理、試着したドレス姿など、さまざまな場面を撮影するのにカメラやスマホは必需品。会場が認めていれば、模擬挙式や演出などを動画撮影することもできます。
スマホでメモを取る人も多いけれど、写真撮影なども同時に行うなら、スマホよりもサッと使えるメモ帳の方が便利という声も。小さなものならかさばらないので、バッグに入れておきましょう。
ブライダルフェアでは資料やお土産をもらうことがあります。多くの会場では紙袋が付いていますが、念のためにマイバッグを持参しておくと安心。トートバッグのほか、リュックもおすすめです。
ブライダルフェアは長丁場なので、中には移動や緊張で汗をかいてしまう人も。衣裳の試着を予定している場合は、ハンカチやティッシュ、汗拭きシートなどがあると安心です。
●ヘアゴム&ヘアクリップ
ドレスの試着をする場合、ヘアをまとめた方が雰囲気がつかめます。料理の試食をする際にもサッと束ねられるので便利です。
●羽織り物
館内はエアコンが効いているので、真夏でも肌寒い場合が。できれば薄手のカーディガンやショールを持参しましょう。
●モバイルバッテリー
想定していたよりも大量の写真や動画を撮影する人がほとんど。合間にスマホで調べものをする場合もあるので、モバイルバッテリーを持参しておくのがおすすめ。
A4サイズのパンフレットやアメニティーをお土産としてもらうことがあったので、大きめのバッグを持っていくことがおすすめ!(もなみさん)
ブライダルフェアでは写真や動画をたくさん撮るので、モバイルバッテリーは持参した方がいいです。(まなさん)
スマホで撮影しながらメモを取るには限界があり、紙のメモ帳が役に立ちました。後日確認したいことが出てきた際にも、手元に書いたものが残っていると安心です。(千晶さん)
フェアでは他の会場のことをすごく聞かれました。成約前なら料金交渉の材料にもなるので、他会場の見積りを持参していて正解でした。(カスタードさん)
ブライダルフェアにはどんな服装で行く?「絶対これじゃなきゃだめ」という決まりはないけれど、結婚式の会場にふさわしい、きれいめなファッションがおすすめ。脱ぎ着のしやすさや動きやすさなど、フェアの内容によって判断する方法も。
何を見てどんなことを確認するのか、そこさえ押さえておけばブライダルフェアはグッと有意義な時間に!参加前にふたりの希望を擦り合わせ、きちんと準備した上で、スペシャルな体験を楽しんでくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/moko.
※記事内のコメントは、2025年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー103人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです
[ブライダルフェア予約のマナー]
予約したフェアは無断でキャンセルしないようにしましょう。都合がつかなくなった場合は、ネットや電話で必ず連絡を入れましょう。