[ブライダルフェア]行ってみた感想は?先輩カップルの体験談&注意点

結婚式の会場探しに欠かせないのが、ブライダルフェア。実際、たくさんの先輩カップルが参加して、そこで見比べた情報をもとに、理想の会場を見つけているようです。そこで今回は、実際にブライダルフェアに参加した先輩カップルの感想を徹底レポート。参加する前にぜひチェックしてみて!
結婚式の会場探しに欠かせないのが、ブライダルフェア。実際、たくさんの先輩カップルが参加して、そこで見比べた情報をもとに、理想の会場を見つけているようです。そこで今回は、実際にブライダルフェアに参加した先輩カップルの感想を徹底レポート。参加する前にぜひチェックしてみて!
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)
結婚式の会場を探すとき、どのくらいの人がブライダルフェアに参加しているのでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によると、結婚式を挙げたカップルのうち、ブライダルフェアに参加した割合は全国で約7割。最も少ない北海道でも62.1%、最も多い静岡では83.8%ものカップルが参加していることがわかりました。つまり、ほとんどのカップルがブライダルフェアに参加しているといえます。
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)
ブライダルフェアに参加するカップルが、何軒くらいの会場を回っているのかもチェック。同調査によると、訪問した会場の数は平均2.6軒。ところが「5軒以上」と答えた人も10.0%と少なくないことがわかります。
1軒で決めるケースももちろありますが、多くの先輩カップルが複数のブライダルフェアに参加し、比較検討して会場を決めているようです。
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)
結婚式を挙げるカップルは結婚式のどのくらい前からブライダルフェアに行っているのでしょうか?
同調査で、会場の検討を開始した時期を調べたところ、挙式希望時期の9.9カ月前からが平均のよう。ただし、人気の時期やお日柄が良いとされている日は早くから予約が埋まることもあるので、結婚することが決まったら早めに行動を開始することをおすすめします。
ここからは実際にブライダルフェアに参加した先輩花嫁の声を紹介。感想のほか、アドバイスも充実しているのでぜひ参考にして。
実際の挙式会場や披露宴会場のほか、ゲストが使うロビーなど、会場スタッフの説明を聞きながら見学できます。ブライダルフェアでは、結婚式当日のようなコーディネートがされていることも多いので、実際の結婚式のイメージが湧きやすくなります。
印刷物やWEBでは伝わらない細かい部分も体感することができて良かったです。例えば、動線の良さ・会場の広さ・明るさなど、実際に行ってみないとわからないことが多々ありました(KANACOさん)
実際に披露宴のセッティングがされている会場を見学することができ、ゲストの人数や雰囲気など簡単にイメージをもつことができました(萌さん)
写真だけでは分からない、実際の天気によるチャペルやバンケットの見え方、音の響き方、香りを感じられました。また、親族控室やお手洗いなど会場内を細かく見て、当日ゲストが快適に過ごせるかどうかも確認できました(麻友さん)
写真や情報だけでは分からない部分や、スタッフさんの雰囲気も大切だと思ったので、現地ではその点もわかり、参加して良かった!(えなさん)
ホームページだけでは分からない景色や会場周辺の清潔感、アクセスのしやすさなど現地に足を運び実際に目で見ないと分からないことが多かったため行ってよかったです(manaさん)
モデルの新郎新婦が挙式会場に入場し、本番さながらに挙式の流れを再現。挙式会場の雰囲気やコーディネート、聖歌隊の演奏、挙式の進行などをゲストの視点で見学できます。会場によっては、見学するカップルが擬似体験できることも。
挙式の一連の流れを見ることができ、当日のイメージが湧きました(千春さん)
ゲスト目線を体験できて、実際の新郎新婦がいる時のチャペルの雰囲気を確認することができてよかったです(朱音さん)
実際の挙式のBGMを流してもらえました。挙式のイメージが湧いて良かったです(まなさん)
入場時の扉オープンを体験。それだけで気分が高揚しました。ゲスト側からの見え方も大事ですが、自分の動線や見え方も大事だと思いました(Tommyさん)
彼と一緒にバージンロードを歩かせてもらいました。きれいな歩き方、姿勢に気を付けなければと思いました(みずきさん)
披露宴会場で、本番さながらに再現される披露宴の様子を見学できます。モデルの新郎新婦によるケーキカット&ファーストバイト、プロジェクションマッピングなど会場が得意とする演出を見学したり、実際の入場や高砂席を擬似体験したりすることで、本番のイメージが湧きやすくなります。
彼とふたりで高砂に座って、乾杯→カーテンオープン、の演出を体験させていただきました。スタッフの方がムービーも撮ってくださり、良い思い出となっています(まりさん)
入場をするときにブーケを用意してくれたり、好きな音楽をかけて、スタッフの方が拍手で迎えてくれました。こんな感じなんだと心が躍りました(あやかさん)
高砂席に座らせてもらって、緊張を実感しました。実際の式のイメージが湧きやすかったです(みずきさん)
この会場ならゲストがどの位置に座るかなど詳しくイメージできました(Nanamiさん)
披露宴会場に入ると、大勢のスタッフさんから「おめでとうございます!」の掛け声と盛大な拍手をもらい、演出だと分かっていても感動してしまいました(まなさん)
披露宴で提供される料理の一部を試食できる会場もあります。模擬披露宴の席で数品を試食できるほか、試食に特化して有料でフルコースやハーフコースが提供されるケースも。会場の料理の質をチェックできます。
料理は夫婦ともに重要視していた部分の一つだったので、検討した全会場の試食会に参加。全品ではなかったですが、メイン料理を含む数品の試食ができたので会場選びの参考になりました(ろぶさん)
フルコースの試食会や一品だけの試食会など形式はさまざまでしたが、各会場の試食会に参加。当日のメニューやそれに近いメニューを試食でき、シェフやプランナーの方にフランクに質問できる機会もあり、参加して良かったです(ちゃんさん)
当日と同じようにスープをサーブしてくださって、料理だけでなくおもてなしも体験することができました。BGMもとても素敵で、当日も同じ曲をお願いしました(まりさん)
ワンプレートで一番お求めやすいコースの料理を試食。ワンプレートでも味付け・盛り付けのクオリティが分かり安心しました。また、彼の方は結婚式に消極的で、見学などではそこまでコメントがなかったのですが、試食会は少し気持ちが上がったので安心しました(麻友さん)
料理は会場の決め手にもなり得ると思っていたし、休憩にもなって良かったです。ケーキだけのところ、小さなお弁当のような感じで少しずつ食べられるところとありましたが、質が感じられてよかったです(せりさん)
会場または会場提携のドレスショップの婚礼衣裳を実際に試着できるチャンス。会場に併設された衣裳室の見学や会場提携ショップのおすすめ衣裳を見学できるブライダルフェアも。
実際に気に入ったドレスを試着して楽しむだけでなく、好みのデザインの衣裳が豊富に用意されているかなどもチェックして。
和装での結婚式に憧れがあり、色打ち掛けを試着。実際に試着することで当日のイメージが湧きやすかったです。衣裳室の見学では専門スタッフがドレスのトレンドなどを話してくれて、とてもワクワクしました(Karenさん)
たくさんのドレスを見てテンションが上がりました!素敵なドレスがたくさんあることがわかり、結婚式の準備ではドレス選びが一番の楽しみだったこともあり、「この会場であれば自分の気に入るドレスが選べそう」と安心できました(佑香さん)
ウェディングドレスの試着では想像以上の華やかさとプリンセス感に心が踊りました! 彼もとても喜んでくれたのが嬉しかったです(ちゃんさん)
たくさんの素敵な衣裳を見て、当日を想像するとワクワクしました!試着したのはシルクを使ったAラインのドレス。シルクの豪華なドレスは滅多に着る機会がないと思うので、貴重な体験ができてテンションも上がりました。(まろんさん)
興味のある会場は、相談会に参加するとウエディングプランナーなど会場のスタッフと具体的な相談ができます。希望の日取り、だいたいの予算やゲスト人数、取り入れたい演出などを伝えると、概算の見積りを出してもらえることも。
空きの日程をその場で確認できて、希望の結婚式のスタイルなどを伝えられました。相談会では、メールやチャットで聞きにくいことも聞けて、スタッフの皆さんの雰囲気を知ることもでき、安心しました(麻友さん)
どんな結婚式にしたいか、その会場ではどんなことが可能なのか、そして金額についてざっくばらんに話せるのが相談会だと思います。会場の雰囲気はもちろん、会場スタッフとの相性も大切だと思うので、相談会への参加はおすすめです(佑香さん)
会場のことを事前にたくさん調べて参加したので、気になることを聞くことができました。何も分からない状態で行くより、予備知識があった方が実際に近い見積りをもらえると思いました(えなさん)
オンライン会議ツールを使った相談会に参加しました。遠方だったので助かりました(ベルさん)
ここからは実際にブライダルフェアに参加するにあたり、注意することをご紹介します。先輩花嫁のアドバイスもぜひ参考にして。
予約は早めがおすすめ。人気の会場や、内容が充実したブライダルフェアは予約がすぐに埋まりがちなので気をつけて。複数の会場を見学すると、自分たちが会場に求めることがはっきり見えてきます。
分からないことが多くて不安があることを予約時に伝えていたので、時間をたっぷり確保してもらえました。本来なら会場見学だけだった会場でも、特別に試食会やドレス見学の時間も作ってもらえました(佑香さん)
早めに予約したことで、割引適用されるフェアもありました。また、予約していたからこそ試食会に参加できたので予約して良かったと思いました(ろぶさん)
ブライダルフェアの所要時間は、会場や内容にもよりますが、2~3時間はかかるケースが多いよう。どれくらいかかるのか予約時に確認し、特に後ろの予定は余裕をもって組んでおくと安心です。
参加するのは1日2軒までにしたので、疲れずにすみました。見てみたい式場がいくつもあって予約できるところから予約しましたが、1軒目特典があるので第一希望から予約すればよかったです(めーさん)
見学に行く会場のうち、第一希望と第二希望の会場を同じ日にしました。当日中に決めたら値引き、という会場もあるので、その日に決められるよう、可能性が高い2会場をまとめました(詩史さん)
結婚式への希望、だいたいの予算・ゲスト数、譲れないことなどについては、事前にふたりで話し合っておくと相談がスムーズ。当日見て感じたこと、聞いたことなどを忘れないよう、メモすることも忘れずに。
確認したいことを事前にメモしていき、当日プランナーさんに聞いて不安を解消できました。特に費用面は項目ごとに見積りを出してもらい、削れる・削れないなど優先順位を考えることができました(さちさん)
事前に人数、やりたい演出、持ち込みたいアイテムなどの希望や会場に確認したいことをまとめていたので、じっくり相談できました(Karenさん)
ふたりの希望に合う会場かどうかだけでなく、ゲストが快適に過ごせるかどうかもチェックしながら見学を。受付から挙式・披露宴会場への動線、お手洗いの場所・数・清潔さなども確認しましょう。
子ども連れゲストが何人かいたので、ベビー&キッズルームや使える個室があるか聞きました。エレベーターが少ないホテルでは、他の宿泊ゲストと動線がかぶることがないか確認しました(知香さん)
ゲストが待つラウンジスペースの居心地がとても良く、「式が始まる前の時間も快適に過ごしてもらえそう」と思いました(美奈さん)
公共交通機関でのアクセス方法、最寄り駅から会場までの距離なども重要。特に遠方からのゲストが多いなら、新幹線の駅や空港からのアクセス、日帰りできる便があるかどうかもチェックしましょう。
当日のゲストと同じような交通機関で行き、乗り換えや駅から会場までの道など不便がないか調べました(萌さん)
駅から一番早く行けるルートや雨の日でも濡れずに行けるルートなど、ブライダルフェア参加時に会場までの道のりを何通りか調べておいたので、ゲストへのご案内のときに便利でした(MYさん)
ブライダルフェアには、結婚式当日をイメージしやすくするための工夫がいっぱい!写真や文章だけではわからない臨場感を味わって、新郎新婦の気持ちになったり、ゲストの立場で考えたりできる絶好のチャンスといえそうです。事前にふたりで意見をまとめ、効率のいいスケジュールを組んで、ブライダルフェアをより有意義な機会にして楽しんでくださいね。
文/前川ミチコ イラスト/EccO D/ロンディーネ 構成/小田真穂(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計)によるもの、コメントは2025年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー108人が回答したアンケート調査によるものです
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです