涙あふれた結婚式の“感動演出”ランキング[ゲスト1224人が証言]
結婚式を華やかにふたりらしく彩る結婚式の演出。今まで参列した結婚式はどれも感動的だったけれど、いざ自分の結婚式となるとどんな演出がいいのか迷ってしまう人も多いのでは?そこで、今回は結婚式で感動した演出についてゲストに徹底調査!喜ばれるポイントやどんなところで感動しているのか詳しくご紹介します。
01|ゲストは結婚式の感動シーンに期待してる?
忙しい中、足を運んでくれたゲストには「いい結婚式だったね」と言ってもらいたいもの。印象に残る結婚式にするためには、単におもてなしをするだけでなく、涙あり笑いありの感動的な演出を入れるのが実は効果的。
結婚式に参列経験のあるゲストのアンケート結果では55.8%が「結婚式に行ったら感動したい」と回答、半数以上のゲストが結婚式に感動を期待しているよう。感動的なシーンがあることで、より印象深く、会場にも一体感が生まれる披露宴になるんです。
02|ゲストに聞いた!結婚式で感動した演出ランキングBEST5
では実際にどんな演出がゲストの心に響いているのでしょうか。20代~70代のゲスト1224名にアンケートをとってみました!
第1位:花嫁の手紙(41.5%)
披露宴のフィナーレを飾る「花嫁の手紙」が1位。定番ではあるものの、花嫁が涙ながらに手紙を読む姿に感動し、さらに花嫁のお父さん、お母さんの気持ちを想像してまた涙、と心打たれるゲストが多数。今まで知らなかった花嫁の新たな一面や親や家族への素直な思いに、思わず胸が熱くなりますよね。大勢の前で手紙を読むのは恥ずかしいけれど、普段言えない親への感謝を伝えられる機会とあって、多くの新郎新婦が取り入れているこの演出。最近では、花嫁だけでなく新郎が手紙を読むことも。
ゲストはここに感動した!
普段は親に言えない感謝の言葉を、泣きながらも頑張って伝えている姿に感動しました。(女性・20代)
親が娘をお嫁に送り出す心情を思うと、涙が止まりません。(女性・40代)
親への感謝の気持ちがふんだんに詰め込まれた内容で、涙なしに聞くことができませんでした。(男性・40代)
親の立場としては一番心に響く演出。涙を隠すのに必死です。(男性・60代)
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第2位:プロフィールムービー(33.1%)
2位は、新郎新婦の生い立ちや出会ってから結婚までのストーリーを紹介する「プロフィールムービー」。ゲストとの思い出を懐かしく振り返ったり、動画を通して感謝を伝えたりと、いまや結婚式に欠かせない演出の一つ。育った過程やふたりのなれ初めを披露するのは少し恥ずかしい気もするけれど、今まで知らなかった一面に感動するゲストも多いんです。ふたりが幼少期から少しずつ成長していく姿には、親目線で思わず目頭が熱くなってしまうことも。また、自分の写真やメッセージを見つけたゲストは、当時を思い出し感慨深い気持ちになり、感動する演出になりそう。
ゲストはここに感動した!
自分との写真やメッセージもあって、懐かしいし嬉しくなりました。(女性・30代)
新郎新婦の今までの歴史を見て、別々に育ったふたりが出会い結婚するのは奇跡だなぁと感じて感動しました。(女性・40代)
学生時代の自分たちとの思い出の写真が出てきて、あの頃を大事に思っていてくれたんだなぁと思い泣いてしまいました。(男性・40代)
部下の普段職場では見せない姿に、こういう一面もあるのかと感動しました。(男性・50代)
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第3位:親への記念品(花束)贈呈(23.4%)
3位は、「親への記念品(花束)贈呈」。花嫁の手紙後に取り入れることが多く、披露宴の終盤を飾る大切なシーン。そして、親へ今まで育ててくれたことへの感謝を直接伝える絶好のチャンスでもあります。新郎新婦の一生懸命な姿に、親はもちろんゲストも思わずもらい泣き。親子の絆を感じる感動的な瞬間に、会場全体が温かな雰囲気に包まれます。記念品は王道の花束のほか、ふたりで手作りしたものや生まれた頃を思い出すアイテムなどさまざま。プレゼントと一緒にメッセージカードを添えれば、結婚式後も読み返すことができ、さらに気持ちが伝わるはず。
ゲストはここに感動した!
新郎新婦の生まれたときと同じ重さのお米が贈呈され、花嫁のお父さんが「こんなだったなぁ」と涙を流しながらしみじみつぶやいていて感動しました。(女性・20代)
親の寂しそうな嬉しそうな表情が何ともいえませんでした。(女性・30代)
新婦がオルゴールを贈っていましたが、その曲が初めてピアノの発表会で演奏した曲だそう。親御さんの感極まった表情がとても印象的でした。(男性・30代)
妹の結婚式で花束を受け取った父親が、普段は見せないような泣き方をしていて、思わずもらい泣きをしてしまいました。(男性・50代)
親への記念品贈呈について詳しく見る
第4位:ベールダウン(20.4%)
4位は、母と娘の絆を感じるセレモニー「ベールダウン」。ベールダウンとは、挙式でバージンロードを歩く直前に、母親にベールを下してもらう演出のこと。もともとベールには魔よけの意味があり、新郎の元に行くまで邪悪なものから新婦を守ってくれる役割があるそう。母親が手伝う最後の身支度として、ベールを下してあげることで、花嫁の幸せを願う意味が込められています。父親とはバージンロードを歩き、母親にはベールダウンをお願いする花嫁も多く、家族とのつながりを感じる演出はゲストにも感動的に映るはず。
ゲストはここに感動した!
お母さんにしてもらう最後の支度であること、また二人が少し会話して笑顔になったり泣きそうになっている表情を見ていてこちらも感動しました。(女性・20代)
新婦と母親とのけんかや擦れ違いを知っていたので、当時を思い出して涙が出ました。(女性・40代)
親しい友人だった花嫁が美しい姿になって現れる様子に感動しました。(男性・30代)
母親がベールを下ろすところが感動的でした。(男性・40代)
第5位:エンディングムービー(18.9%)
5位は結婚式の最後を締めくくる「エンディングムービー」。新郎新婦が退場してからお見送りまでの間、ふたりが好きな音楽に思い出の写真や映像を入れて上映する演出です。披露宴ではあまり話ができなかったゲストにも、一人一人の名前やメッセージを添えることで、きちんと感謝を伝えることができます。また、当日の写真や映像を使ったダイジェスト版ムービーは、ゲストが見逃したシーンを見ることができたり、ゲスト同士で「いい結婚式だったね」と振り返ることができたりと、メリットがいっぱい。ぜひ、感動のエンディングを飾って。
ゲストはここに感動した!
その日一日を振り返り、良い式だったなと思い出に浸ることができます。また一人一人へのメッセージが流れるムービーには感動しました。(女性・20代)
新郎新婦の気持ちのこもった温かいメッセージが流れ。締めくくりにふさわしいと思いました。(女性・50代)
当日撮影した映像が最後に映し出されることで、披露宴の感動を二度味わうことができます。(男性・30代)
参加したゲストみんなが一体になれる。(男性・60代)
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03|まだある!ゲストを感動させた結婚式エピソード
結婚式の感動シーンは、定番の演出以外にもいっぱい! 思っても見なかった場面で意外とゲストが感動していることもあるよう。ここでは、ほっこりするようなエピソードをご紹介。ぜひふたりの結婚式の参考にしてみて。
新郎新婦のお互いへの愛を感じて感動
特別な演出でなくても、新郎新婦のほほ笑ましい姿や幸せな笑顔を見るだけで実は感動しているゲストも多いみたい。また、パートナーへの手紙や楽器の演奏など、思いのこもったサプライズ演出は会場が盛り上がること間違いなし!
この演出で感動した!
大学の友達の結婚式で、旦那さんが超緊張してウエルカムスピーチをかみかみで話していて、友達の新婦が緊張をほぐそうと隣で声を掛けている様子がほほ笑ましくて印象に残っている。(女性・30代)
妹の結婚式のケーキ入刀シーンで、新郎との仲の良い様子を見れた。(男性・30代)
新郎へのサプライズで、新婦が秘密に準備した苦労がうかがえるムービーを見たとき、ジーンときました。(女性・70代)
サプライズ演出について詳しく見る
ふたりからの気持ちを感じて感動
ゲストに感謝の気持ちを伝えるなら、言葉やメッセージはもちろん、演出に参加してもらったり、手作りしてくれたアイテムを飾るなど、ちょっとしたサプライズで表現するのもステキ。ゲストにとってもふたりの結婚式が特別な記憶として残るはず。
この演出で感動した!
私がキューピッドだということで、新婦からファーストバイトならぬフレンドバイト。びっくりするとともに感動!(女性・20代)
手作りしたウエルカムドールを入り口に飾ってくれたことにびっくりして嬉しかった。(女性・60代)
新婦に「今まで本当にありがとう」と言われ、恋愛相談などに乗ってきたり悩みを打ち明け合ったりしたことが思い出されて嬉しくなり涙がにじんだ。(女性・50代)
ファーストバイトのサプライズで、親にもケーキを食べさせるという場面。大笑いだったが幸せそうで一番ぐっときた。(男性・70代)
兄弟で中座するシーンに感動。しばらく会っていなくても家族なんだなぁと感極まった。(女性・30代)
感謝を伝える演出について詳しく見る
ふたりへのゲストの想いを感じて感動
他のゲストとのエピソードを聞いて、新郎新婦の新たな一面を発見するのは結婚式の楽しみの一つ。いろんな人から愛されているふたりを知り、喜び感慨もひとしお。
この演出で感動した!
幼なじみの結婚式で、新婦の高校時代の友達が新婦の仕事ぶりや人柄の良さについて話をしていて、ぐっとくるものがあり感動しました。(女性・30代)
ふたりが友人からフラワーシャワーで祝福されていて、とても幸せそうでした。(男性・60代)
姪の披露宴の余興シーンで、友人が3人で歌を披露。大学を卒業して何年も経ち、なかなか会う機会もなかったと思うのですが、息の合った歌を聞かせてくれました。きっと、姪の為に集まって練習してくれたのだと思い感激しました。(女性・60代)
ふたりがキャンドルサービスで席をまわる度に、みんなから祝福されていて感動しました。(男性・40代)
ふたりの晴れの姿を見て感動
結婚式では花嫁の美しいドレス姿は常に注目の的。キャンドルサービスやフラワーシャワーなど結婚式を象徴するシーンで見せるふたりの幸せな表情にゲストも感極まります。
新婦友人として参加したとき、友人のカラードレス姿を想像してわくわくし、華やかな姿に感動した(女性・30代)
フラワーシャワーで、間近にふたりが見えたことと、自分も参加者の一員だということを自覚させられて嬉しくなった(男性・30代)
最後に新郎新婦両家が一列になり、ゲストへ一礼した際、距離が近かったこともあって、皆さんの幸せそうな表情がよく見えて、このご家族の記念すべき一日に立ち会えたと思い、感動しながら拍手をしました。(女性・20代)
電気を消した暗い会場の中で主役だけが照らされ、キャンドルの明かりを灯しながら移動しているのが幻想的できれいだった。(女性・20代)
ダズンローズのセレモニーは、列席者の前でこれからふたりは夫婦となって歩んでいくという決意が伝わって嬉しい。(男性・60代)
フラワーシャワーについて詳しく見る
From 編集部
感動的な結婚式を期待するゲスト多数! 雰囲気に合わせて取り入れて
感動的な演出はさまざまありますが、共通しているのはふたりのありのままの姿や来てくれた人への感謝の気持ちを伝える姿にゲストは感動しているということ。感動的なシーンが何かしらあると、ゲストの満足度も高くなりそう! ふたりが思い描く結婚式の雰囲気に合わせて、ぜひ取り入れてみて。
文/古閑真梨子 イラスト/moko. 構成/小田真穂(編集部)
※記事内のデータおよコメントは2020年3月にマクロミル会員1224人が回答したアンケート結果によるものです
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
- アイテム検討期
- 感動
- 挙式演出
- 宴中の余興・盛り上げ演出
- エンディング演出