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<自作プロフィールムービー>プロが伝授!誰でも上手に見えるテク5

結婚式の演出の大定番となったプロフィールムービー。その自作率は今や50%超え! 「手作りムービーにチャレンジしよう」と思っている人も多いのでは? でも、「すてきなムービーができるかどうか心配」という声も多数。そこで動画制作のプロにゲストの目・耳を惹きつけ、“プロ見え”が叶うクオリティの上げ方をカテゴリー別に教えてもらいました。ムービーを自作しようと少しでも思ったら、まずは読んでみて!

プロフィールムービーの自作率約57%。テクを加えてプロ見えを目指したい

イラスト

結婚式を挙げた人のうち75.5%が映像演出を行い、そのうちの94%がプロフィールムービーを上映。他の映像を含めた自作率は57.1%と高い水準に!
昨今は動画制作アプリの種類や使い勝手も向上し、素人でも簡単にできるようになりました。せっかく作るなら「プロ見え」を目指したいところですが、専門知識なしで作りはじめるのでは大変。まずは卒花さんたちに、ムービー自作で心配になったことや失敗談を聞いてみました。

映像制作、ここが心配でした!

花嫁

[他のプロフィールムービーとの差が気になって]
動画の制作が初めてだったため、作り方から調べなければならず……。「本当に自分で作れるのか」、「他の人たちのムービーと比べて見劣りするんじゃないか……」と不安でした(b-holicさん)

花嫁

[心配だったのは画質とテンポ]
映像を大きいスクリーンに映し出したとき、画質が粗くならないかが不安でした。また写真が入れ替わるテンポが速くて、文字が読みにくかったかも?と反省(瞳さん)

花嫁

[情報量が多すぎて見づらかった?]
彼のパートは彼、わたしのパートはわたしが制作。彼の方だけ写真も文字数も多すぎて見づらかったし、わたしのパートとのバランスも悪くなってしまい……。わたしは文字の大きさや色にもこだわっておしゃれに作っただけに、残念でした(Mさん)

花嫁

[集合写真の見せ方がむずかしい]
厳密に言うと友人に作ってもらったムービーですが、チェックはふたりでしました。その時思ったのは、たくさん人が写っている写真を使うとふたりがどこにいるか探すのがむずかしいということ。集合写真の見せ方は注意が必要かも(かもめさん)

今回教えてくれるのは……ビデオソニック・大塚岳史さん

先生からひと言

先生

プロ制作の映像と、新郎新婦手作りの映像ではさまざまな違いがありますが、フォーマットに当てはめていくことが多いプロの映像と違って、手作りの映像は写真の枚数から構成まで自由。自分たちのことを一番よく知っているふたりだからこそできることもあるし、伝えたい思いを形にすることもできると思います。その熱意はプロも敵いません。ぜひ楽しんで作ってみてくださいね!

プロフィールーーーーーー
これまで手掛けたブライダル映像は1200組超え。現在は映像制作会社『ビデオソニック』で技術部部長として、主に商品開発や品質管理に取り組む。

テク1_<長さ・テンポ>適切な長さと緩急のバランスで目を引く仕上がりに

イラスト

卒花さんたちの声で多かったのが「写真が多いと長くなってしまって、退屈してしまうかも?」というもの。写真が次から次へと出てくるだけのスライドショー的な映像にしてしまうと、確かに見る側も飽きてしまいそう。程よい長さやテンポはどうしたらいいでしょう?

大塚さんが教える長さやテンポでプロ見えさせるために使えるテクは……

●長さは最長8分、基本は5分!
「1枚の画像に付けるコメントは30文字以内で上映時間は10秒が目安。1分間に6枚ペースとして、5分で30枚が基本です。もちろん写真を増やしても構いませんが、長くても8分に収めて。8分だと写真の枚数は50枚くらいがリミットです。映像作りに自信がない人は5分くらいの短めにしましょう」

●緩急をつけてテンポよく!
「とりわけ上映時間が長くなる場合、緩急をつけることが大事に。例えばふたりの生い立ちを紹介するパートでは、扉として名前と誕生日だけの画像を入れ、時間はちょっと長めに。続いて文字だけで生い立ちを紹介した画像を入れ(文字数に応じて長さ調整)、その後、生い立ち写真に移るなど……。
集合写真を使う場合、全員の写真を長めに見せた直後、新郎(もしくは新婦)だけにスポットを当てたアップの写真をぱっと差し込む。あるいは最初に新郎または新婦にズームしてだんだん引いていき全員を映すなど、見せ方を工夫することでもメリハリがつく上、『新郎新婦がどこにいるのか分からない』という問題も解決できますよ」

わたしたちも長さ・テンポを工夫

花嫁

[メリハリをつけてテンポよく]
最初に作った映像は時間が長すぎて、退屈しそうだったので、テンポよく、メリハリをつけたものに編集し直しました。やはり、見る人の立場になって作るのが大事!(riiさん)

花嫁

[写真が多い分、コメントを短く]
入れたい写真がいっぱいあったので、写真の切り替えを早くした代わりにコメントを簡潔にして、ゲストが目で追えるようにしました。写真がありすぎて選ぶのも時間が掛かったので、結婚が決まったら早めに写真の準備をするのがおすすめです(R.Tさん)

テク2_<写真>枚数・配分のバランスを整えて見やすさアップ!

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動画を作る上でもっとも重要な素材となるのが写真。その枚数の調整も誰と撮った写真を使うかなど、写真の選び方も自由なのは自作ならではのよさ。そのよさを最大限に生かすためにも、コツをしっかり押さえてプロ見え度をグッとアップさせたい!

大塚さんが教える写真でプロ見えさせるために使えるテクは……

●新郎新婦生い立ち、ふたりのストーリーは各10枚の計30枚など等配分で!
「写真30枚なら新郎生い立ち10枚、新婦生い立ち10枚、ふたりのストーリー10枚の等配分がベスト! また自分たちしか写っていない写真より、幼少期の写真なら父・母、祖父・祖母なども被写体となっているものを。学生時代の写真なら友人もいっしょのものにするなど、ゲストができるだけ多く写っている写真を選ぶのもポイント。そうすることで当時をしのべ、ゲストに喜んでもらえます」

●各時代の写真はバランスよく!
「生い立ち写真を各人10枚にする場合、生まれてから幼稚園までを3枚、小・中・高・大学の学生時代で各1枚、社会人時代3枚でちょうど10枚に。各時代の写真をバランスよく入れることで、映像にストーリー性が生まれます。
上記の枚数はプロに頼んだ場合の5分間映像のスタンダードな配分。自分たちで作るからこそ、もっと増やすというのも手ですよ」

●写真だけでなく動画も加えてメリハリを!
「今どきの新郎新婦には、親が撮影した幼いころの動画があるという人も多いですよね。もしそのデータがあれば、ぜひ取り入れてみましょう。ふたりのストーリーに、プロポーズの再現動画などを盛り込むのもおすすめ。動画を加えることで画面に動き、メリハリがつくので見る人の目もきっと輝くはず」

わたしたちも写真を工夫

花嫁

[ゲストや親が写った写真を多用]
ゲストがなるべく写っている写真をセレクト。わたしたちのことよりも父と母のことをよく知っているゲストも多かったので、親の結婚式の写真も織り交ぜました(ひまわりさん)

花嫁

[動画をこま送りして使用]
自分たちで撮った動画をそのまま使うと安っぽくなりそうだったので、動画作成ソフトを購入し、こま送り動画に。パラパラアニメのような動きがおもしろくて、ゲストからの評判もよかったです(未来さん)

花嫁

[プロフィールムービーのためにロケ撮影を]
京都での披露宴。遠方からのゲストにも京都らしさを感じてもらえるよう、プロフィールムービー用に京都の町のいろいろな所を歩いてロケ撮影し、使用しました。また、効果音とともに違う場面に移る工夫も(ぴっぴさん)

【+1テクニック】写真加工、スキャンアプリで写真の質をグレードUP!

「使いたい写真がイマイチなときは、写真の色み補正やコラージュができるアプリを使いましょう。子どもの頃の写真がアルバムから剥がせない場合、台紙ごと撮ることになりますが写真にゆがみができたり、反射してしまい上手に撮れないことも。そんなときにお役立ちなのがそれらを補正してくれる写真スキャンアプリ。これらのアプリを駆使して、写真をグレードアップさせて素材の質を上げましょう!」(大塚さん)

テク3_<音楽・BGM>曲数は基本3曲、曲と映像の終わりを合わせて◎!

イラスト

音楽は映像の構成の土台。曲調一つで映像の雰囲気がガラリと変わるので、曲選びは侮れません。「好きな曲を使いたいけれど、秒数が合わなくて困った」など、音楽についての悩みを持つ花嫁さんも多いよう。「音楽は何曲がいいのか」「どんな曲調がいいのか」「曲のどの部分を使えばいいのか」を聞いてみました。

大塚さんが教える音楽・BGMでプロ見えさせるために使えるテクは……

●使う曲数は基本3曲、もしくは2曲で
「5分以上の曲は少なく、また全編同じ曲だと単調になるので、新郎生い立ち、新婦生い立ち、ふたりのストーリーで3曲、もしくは新郎と新婦の生い立ち、ふたりのストーリーで2曲としましょう。生い立ちのBGMは明るくてアップテンポな曲、ふたりのストーリーはバラード調などスローな曲にすると、しっくりハマりますよ」

●曲の終わりと映像の終わりは合わせて
「披露宴で流す映像に音楽を付けるには著作権に関連した申請が必要。その費用が高いため、ロイヤリティフリーの曲を使う人も多いのですが、フリーの曲でも途中をカットしてつなげるなどの編集はできない曲が多め。そのためボリュームを落として、フェードアウトする終わり方にする人もいますが、これはイマイチ。ぜひ、曲の終わりと映像の終わりを合わせましょう。3分使いたいのに曲が4分だったら、頭から1分経ったあたりから使うなどして映像と曲の終わりを合わせましょう! そうすることでグンと映える映像に仕上がりますよ!」

わたしたちも音楽・BGMを工夫

花嫁

[ふたり好みの盛り上がる曲を使用]
使いたい分数に合う曲を決めるのがむずかしかったのですが、ふたりの意見が一致した盛り上がる曲にして、音が切り替わる部分やメロディのサビの部分をうまく使いました。使いたい写真をある程度絞ってから曲を選ぶとよいですよ(ゆうのさん)

花嫁

[写真と曲を合わせて]
写真の切り替わりと曲の節目をなるべく合わせるようにしました。動画を自作するのは初めてでしたが、好きなように作れたので楽しかったです。ただ微調整などに思った以上に時間が掛かり、完成したのは式の直前に。写真はなるべくゲストといっしょに映っているものを使うようにすると、楽しんでもらえると思います。ただし変な写真を使うときは事前に了承を取った方がいいと思います!(カヨさん)

【+1テクニック】音楽は映像と一つにまとめて失敗回避!

BGMの著作権にまつわる費用を省こうと、無音の映像を作り、音楽を会場に頼んで、映像に合わせて別に流してもらうという方法も。しかしこの方法を取ると、どんなに念入りに打ち合わせをしても音と映像がズレる可能性が。実際、今回のアンケートでも「タイミングが合わず、変なところで曲が切れてしまって残念だった……」なんて花嫁さんも!

「プロ見えする映像にしたければ、音楽もいっしょに入れるのが大事!」とは大塚さんからのアドバイス。

テク4_<構成・デザイン>映像の基本となる設計書ですべてが決まる!

イラスト

プロと素人との一番の違いは「構成・デザイン」と大塚さん。優れた構成の映像を作るには、曲のメロディに合わせて使う写真を当てはめていく「設計書」を作り、それぞれの写真の時間配分をきっちり決めるのが近道。この作業をした上で、デザインもすてきにできれば、プロっぽい仕上がりが目指せます。

大塚さんが教える構成・デザインでプロ見えさせるために使えるテクは……

●構成をまとめた設計書を作る!
「ただやみくもに作ったり、編集を始めてから入れたい写真が出てきて入れ替えや修正なんてことは非効率。スマホアプリでの動画の変更対応は思っている以上に大変なんです!
まずは写真を選んですべてをデータ化し、写真に添えるコメントやBGMの候補曲も決めましょう。これらの素材が揃ったら、写真の順番や時間配分を書き込んだ<設計書>を作ってみて」

●構成の流れは決めたBGMに合わせて!
「設計書を作るに当たってはまず曲の中のメロディが繰り返されるところや、曲調が変わる『節目』を割り出し、その節目を境に、『Aメロ』『Bメロ』『間奏』と設計書の左側に書き込みます。
そして、それぞれの間隔がどのくらいの秒数かチェック。もし10秒間隔で節目がくる曲なら、『最初のAメロの部分はコメントなしのイメージ写真を5秒間隔で2枚』『2番目のAメロにはコメント30文字を付けた〇〇時代の写真1枚』など、節目に合わせて入れる写真を決め、ストーリー展開していきましょう」

わたしたちも構成デザインを工夫

花嫁

[ある映画をテーマに画面を2分割]
映画好きの彼が某映画をモデルにした映像を制作。画面を2分割できるソフトを購入し、生まれてからふたりが出会うまでを同時に流しました。一般的なプロフィールビデオとは違ってゲストに大好評(みかんさん)

花嫁

[ペットがふたりを紹介]
すでに彼と同居していて、ペットを飼っていたので、ペットがわたしたちを紹介するという構成に。自分たちらしさを存分に発揮できるムービーにできました(ちひろさん)

花嫁

[某ドキュメンタリー番組をテーマに]
某番組のように、新郎・新婦それぞれ最初に「誕生~現在」とミニタイトルを入れたり、写真に吹き出しを付けたり……。写真提供者一覧や親族のページ、ゲストのページ、ふたりからのメッセージも入れて、ゲストも楽しめる完全オリジナルのムービーに仕上げ、好評でした!(沙耶香さん)

テク5_<文字・フォント>位置は固定、フォントは他アイテムとの統一も!

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映像を作るなら文字・フォントにもこだわりたいですよね。一方ゲストにとって大事なのは、文字の読みやすさ。なので文字種類や大きさ、色み、文字の出方や入れる位置にも気を配りたい。さてプロがおすすめするフォントの選び方やコメントの位置、1行当たりの文字数は?

大塚さんが教える文字・フォントでプロ見えさせるために使えるテクは……

●文字数は写真1枚につき最大30文字で!
「文字数が多かったり、文字が小さかったりすると、読みづらくなるので、1枚の画像に付ける文字数は30字をマックスに。横書きの場合1行20文字が目安です。映像の比率は16:9なので、縦書きにするなら、1行10~11字で2~3行にしましょう」

●一番下など文字位置は統一して見やすく!
「コメントが写真ごとに違う場所にあると、文字の位置をつど探すことになり、見る人を疲れさせてしまいます。なので、キャプションをはじめとする文字は基本写真とかぶらない場所に固定し、センター合わせに。もっとも多いのは一番下。全編通して下でもよいのですが、新郎の生い立ちを下にしたら、新婦生い立ちは横で縦書きにするなど、パートごとに変えてみても。そうすることで変化がつきます」

●フォントは他アイテムと揃えて式全体で統一感を!
「フォントの検索をすると、おしゃれな英語や手書き風などいろいろなフリーフォントがダウンロードできます。ペーパーアイテムやウエルカムボードも手作りするなら、映像でも同じフォントを使って統一感が出すのが理想的ですね」

わたしたちも文字フォントを工夫

花嫁

[文字を読みやすいよう工夫]
文字が写真と重なると読みにくいので、文字を白色にし、黒の縁取りをして見やすくしました。会場のプロジェクターと合わないこともあるので、早めに作って会場でテストしてから、文字の位置を変更して完成させました(しおりさん)

花嫁

[文字は定位置に]
いろんなところから文字が現れるのはおしゃれに見えますが、ゲストはどこから文字が出てくるか分からず、読んでいるうちに次に……なんてことが起きます。なので文字は動かさず、定位置化しました(ひまわりさん)

花嫁

[シーンに合わせてフォントを変更]
読んでほしい文字は読みやすくてかわいいフォントに。かっこいい雰囲気にしたい場面は英語にして、おしゃれなフォントを選んで変化をつけました(ちひろさん)

【+1テクニック】帯や影をつける場合は“ナチュラルに”が基本!

「写真と重なって文字が読みづらい場合、シャドー(影)を入れて文字が浮かび上がるようにするのも手。ただし、シャドーをくっきり付けるとベタっとした印象になるので、影の周りをぼかしてナチュラルにするのがコツです。文字の下に帯を敷いて読みやすくする方法もありますが、やりすぎるとおしゃれに見えなくなることも。イマイチと思ったら、他の方法を考えて」(大塚さん)

From 編集部

自作プロフィールムービー、ちょっとしたテクで見映えのするプロ風に!

今回の取材で大塚さんにエフェクト(効果)についても聞いたところ、「プロでもパートの変わり目に光を入れるくらいで、あまり使わない」とのこと。あれこれと映像に手を加えなくても、今回ご紹介した5カテゴリー別のコツに気を配って作れば、プロっぽい映像になるとの心強いアドバイスが。ふたりらしく、ゲストの目を引くとっておきのプロフィールムービー。コツを押さえてぜひ理想の作品を作ってみてくださいね!

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株式会社ビデオソニック

1972年設立、全国18カ所に拠点を持つ制作プロダクション。あらゆるコミュニティを結ぶ大切な時をビデオに収め届けていく、「時を家宝に。」をモットーに、ブライダルをはじめ、教育機関のイベントや企業VPなどの映像制作等を手掛ける。

http://www.videosonic.co.jp/

取材・文/渡邊博美 イラスト/徳丸ゆう 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」(全国推計値)、コメントは2019年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー48人が回答したアンケートによります
※掲載されている情報は2020年1月時点のものです

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