
【結婚式レポートin高知県】親子3人の幸せを黒潮町の海に誓いました

長女の名前にあやかり翡翠色をあしらって
高知県の西部、黒潮町の入野海岸は、約4キロメートルにわたる美しい海岸線が続き「砂浜美術館」と呼ばれている。ここで一年に一度、一般からデザインを募ったTシャツ850枚ほどが並ぶ「Tシャツアート展」が開催され、その期間中に結婚式が行われた。結婚式を行ったのは四万十市出身の新郎新婦と長女の翠(すい)ちゃん。
海風によってパタパタとはためくTシャツを背景に作られた挙式会場。翠ちゃんを抱っこしたふたりが素足で登場した。海岸の砂を使ったサンドセレモニーでは、両家の母が塩をボトルに。これは「手塩にかけた」息子と娘を、災いから清めるためのセレモニー。やがて翠ちゃんの名前にあやかって翡翠(ひすい)色の砂を重ねて完成させた。誓いの言葉がつづられているのは黒潮町で有名なデニムを使ったもの。そしてリングピローは海で拾った貝殻やシーグラスがあしらわれていた。
近くの披露宴会場に移動していよいよパーティ。お色直しでは恵菜さんも翠ちゃんとお揃いのブルーのドレスに。翠ちゃんも頑張ったウエディングケーキの入刀や、ゲストと一緒に楽しむ演出で、地元とふたりらしさを表現できた結婚式となった。
挙式後、記念撮影に笑顔で応じるふたり。最高の笑顔
翡翠色のリボンワンズを振るゲストに見送られ、親子3人で挙式会場を後にする。最も幸せな瞬間
貝殻やシーグラスを集めて作ったリングピロー
入野海岸とはためくTシャツを背景に全員で記念撮影
披露宴はリラックスした雰囲気。ゲスト同士も交流を深めていた
翡翠色のリボンを互いの手首と翠ちゃんの手首に巻く。これから親子3人が強い絆で結ばれるという意味合いのセレモニー
披露宴のお色直しでは恵菜さんと翠ちゃんがお揃いのブルーのドレスで登場
母たちに塩で清めてもらい、姉や兄にも参加してもらったサンドセレモニー
5月1日から6日まで開催されたTシャツアート展。海岸にずらりと並ぶTシャツは圧巻で、多くの観光客が訪れていた
披露宴で行ったウエディングケーキへの入刀。力を込めた翠ちゃんに拍手と声援が送られた
挙式を終えて、全員でバルーンリリース。青い空にブルーや白のバルーンが広がっていった

高知県四万十市在住
京さん(21歳)
恵菜さん(22歳)
挙式日:2024年5月4日
挙式:入野海岸・砂浜美術館
披露宴:ネスト・ウエストガーデン土佐(高知県)
プロデュース:りぼんウェディング
ふたりとも四万十市出身。友人の紹介で知り合い、2022年7月から交際。翌年2月に結婚し翠ちゃん誕生。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2025年1月号より転載
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