【結婚式レポートin東京都】木漏れ日のガーデン挙式と親密で和やかな会食がしたくて
家族や友人ふたりの絆を深めた結婚式
大切にしたのはゲストとの親密な距離感。庭付き一軒家のフレンチレストランで、ゲストを自宅に招くような気軽さと温かさを目指した。
受付には新婦が手作りした蝶ネクタイとアメリカンフラワーリング。一つとして同じ柄・形のない、心のこもったプレゼントをゲストは楽しみながら選んで身に着けた。席札は新郎が電動ペンで名入れした、ハンディーサイズの靴べらと鏡。ギャラリーには「私たちの写真展」と題して、思い出の写真を本格的に展示し、ゲストの目を楽しませた。
挙式は庭にそびえる大きなクスノキの下で。「5月の新緑と木漏れ日。鳥がさえずるクスノキからはまるでフラワーシャワーのような小花が降り注ぎ、カジュアルなはずの人前式がとても神聖なものに感じられました」と新婦。
歓談を中心とした披露宴中盤には、お色直しから戻ったふたりが踊りながら入場。ばっさりショートにヘアチェンジした新婦にどよめきと歓声が上がった。「楽し過ぎて写真を撮るのを忘れるほどだった」とゲスト。「こんなに笑顔で祝ってくれるんだと家族や友人との絆を再確認できましたし、結婚式という一つの作品をつくり上げる日々は、私たちの絆も深めてくれました」
挙式後、シンボルツリーの下で全員集合の記念撮影
新郎の撮影した新婦の写真を中心に展示した「私たちの写真展」は、本格個展さながら
ロングからショートへのお色直しヘアチェンジ。髪型で同じドレスがまったく違う印象に
「長く使ってもらえるものを」と席札は小さな靴べらと手鏡に
母にもゲストにも、そして自然にも祝福されていると感じたガーデン挙式
新婦はゲスト一人一人への溢れる思いを手紙につづった
「ゲスト全員が漏れなく『料理がおいしかった』と喜んでくれました」
お色直し後の再入場。新婦の大胆なヘアチェンジに対する歓声で曲が聞こえなくなり、振り付けが合わなくなってしまうプチハプニングも
新婦が生地から選んで手作りしたゲスト用の蝶ネクタイ
お色直し後、再び庭でケーキカット。参加者を募ったゴムパッチンプルズでは、痛い思いをしなかった幸運なゲストに商品券をプレゼント
デザートビュッフェにはウエディングケーキのほか、新郎の出身地・福岡のいちご、新婦の出身地・山形のさくらんぼも振る舞われた
東京都練馬区
大坪賢祐さん(34歳)
葵さん(25歳)
挙式日:2023年5月4日
会場:アーモニーアグレアーブル
ゲスト数:34名
カメラが趣味の新郎と撮られるのが好きな新婦。「笑顔の絶えない、温かい家庭を築いていきます」
※ゼクシィ首都圏版2023年11月号より転載
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