【結婚式レポートin東京都】結婚式中に婚姻届を完成させて翌日、提出しに行きました
ふたりと一匹、新しい家族のお披露目
ふたりの目指す「肩肘の張らないフランクな結婚式」に大貢献したのは、ふたりの愛犬・さん汰君。しかし、会場決めの段階では、まださん汰君とは出会えていなかった。「挙式と披露宴のどちらもペットが同席できる、この会場でなら結婚式までに念願の犬を迎えられたとしても、そうでなかったとしても最高の結婚式になると思ったんです」。結婚式の5カ月前にさん汰君を家族として迎え、当日は、人前式のリングドッグに始まり結婚証明書には肉球で押印。犬用ケーキに入刀し、さん汰君にファーストバイトするなど、ふたりと一匹の仲むつまじい姿にゲストは癒やされ、終始和やかなムードが漂った。
ゲストが驚いたのは、明日提出する婚姻届の証人欄に、友人ゲストから記名&押印をもらうという臨場感たっぷりの演出。新婦側は地元の友人に証人を頼んだ。「幸せな家庭を築いている親友に、その幸せを分けてもらおうと思って」
互いの親族や旧友など「初めまして」の人たちと目を合わせて言葉を交わし、新郎は新婦の、新婦は新郎の「今まで」に思いをはせ、改めて結婚できる喜びをかみ締めた。翌日、祝福に包まれたまま婚姻届を提出。ふたりは晴れて夫婦となった。
ドレスもティアラもロイヤルプリンセス風。どんなスタイルにも合うお気に入りのコチョウランのブーケは、お色直し後も通しで持った
新婦母のベールダウンでしっとりスタートした人前式は、さん汰君のリングドッグと結婚証明書への押印で一転、ポップで和やかな雰囲気に
ゲストたちが見守る中、代表してふたりの婚姻届の証人欄に記入する友人ゲスト
犬用ケーキでファーストバイト。「おいしかったようで、宿泊ホテルの部屋で全部平らげていました(笑)」
プロフィールブックを見ながら、当時のふたりをよく知るゲストにサプライズインタビュー。用意していないからこそ聞けた本音にフランクなムードが加速する
おいしく見た目にもスタイリッシュな料理
地元が遠方のため、ゲストとの久々の再会にも歓喜
新婦は祖父母と涙、新郎はキッズゲストと笑顔で。振り幅の大きな中座がゲストの印象に残った
オリジナルのウエルカムドリンクは、さん汰君のふさふさのしっぽを思わせる綿あめが添えられたアルコールカクテル
東京都
相馬健斗さん(29歳)
初音さん(26歳)
挙式日:2023年4月1日
会場:キンプトン新宿東京
ゲスト数:72名
北海道出身の新郎と愛知県出身の新婦。同業他社の同期として交流会で出会う。さん汰君は11カ月の子犬。
※ゼクシィ首都圏版2023年9月号より転載
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