【結婚式レポートin東京都】36名のゲスト全員にスピーチをお願いしました!
全員が話して全員が耳を傾けた大切な思い出
ゲストは36名。半数以上を親族が占め、友人や職場ゲストも家族のように心の距離が近い人たちばかり。「せっかくだから、全員に参加してほしい」と、ふたりはサプライズで、ゲスト全員に1分間スピーチを依頼した。「今日のふたりをご覧になった感想は?」、「学生時代の新郎はどんな感じでした? チャームポイントは?」、「新婦はどんな存在? 似合う言葉は?」など、テーブルごとの質問を司会者が投げ掛け、ゲストは簡単な自己紹介とそれぞれが持つ大切なエピソードを語った。「私たちは話を聞いているだけで楽しくて。濃いお付き合いをしてきた方ばかりなので、突然のスピーチもエピソードに困ることがなかったのかもしれません」と新婦。ゲストの話に大きくうなずき、時には笑顔で、時には瞳を潤ませて熱心に耳を傾けたのはふたりだけではない。その場にいる全員がふたりと同じようにスピーチを聞いた。他の人のエピソードに「自分の知らない新郎・新婦」を知ることができて楽しかったとゲストたち。特に、鹿児島から参列した新婦祖父は、後日、電話で「結婚式が楽しくて、泣いちゃったよ」と感想を漏らしたという。「結婚式を挙げたかいが、十分すぎるほどにありました」
会場中庭での挙式。ベールを下ろして娘を送り出す母の表情が親子の歴史を物語る
モコモコの総フリルが斬新なドレス
テラスでのケーキカット&ファーストバイト。ふたりの晴れ姿をカメラに収めようと全員がスマホを手に席を立った
新郎が子どもの頃から大好きな組み立てブロックをふたりの写真と共に装飾スペースに飾った
ゲストのスピーチに耳を傾けるふたり
会場は昭和初期に建てられた洋館。「歴史と品格がありつつもゲストとの近い距離が実現できる会場を選びました」
感謝は青、笑いは緑など色分けした「結婚生活に大切なもの」をゲストがフィンガースタンプで回答
新婦が祖父と弟をエスコート役に選んだお色直し退場では、新郎父が祖父に駆け寄り、手を取って「お会いできて嬉しいです! どうか長生きされてください!」と胸が熱くなる場面も
コクのあるソースもおいしいメインの肉料理
記念品贈呈のワンシーン
席札の裏には、それぞれのゲストとの思い出の写真と手紙を添えた
東京都大田区
高丘翔平さん(31歳)
朋果さん(30歳)
挙式日:2022年6月17日
会場:赤坂プリンス クラシックハウス
ゲスト数:36名
温厚で何事にも動じない新郎。仕事ができて、物おじしない新婦。元同じ職場の同じチームで働いていた。
※ゼクシィ首都圏版2022年12月号より転載
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