【結婚式レポートin大分県】同窓会のような結婚式最高に盛り上がりました
大切な人たちと幸せを共有できた機会に感謝を
広島出身の新郎と、父の転勤で、高校時代まで全国を転々としたという新婦が出会ったのは大学時代。その後、共に就職した東京で再会し、現在は大阪在住だが、結婚式をするならふたりが出会った大分で!と準備を進めた。
会場内のチャペルはふたりが通った大学が望める場所。扉が開くと、そこには久しぶりの顔が並び、新婦は胸がいっぱいに。ふたりはしっかりと夫婦になることを誓い、退場の際は、全国から集まったゲストから盛大な祝福を受けた。
続く披露宴は、別府らしく“温泉”をテーマに取り入れながら、歓談中心のプログラムに。全員での記念撮影からスタートしたことも、和やかな雰囲気づくりにつながった。その後もケーキ入刀やブーケプルズなど笑顔のイベントが続いたが、印象的だったのは新郎の中座。体調面から前日まで欠席予定だった新郎祖父母が、やはり直接お祝いをしたいと急きょ来場し、新郎をエスコート。新郎はその温かな思いに涙し、会場には大きな拍手が巻き起こった。
この日は夕方から挙式、披露宴を行い、ゲストのほとんどが会場に宿泊。ふたりは「一生に一度の思い出をつくれたとともに、改めて縁に感謝しました」と笑顔を見せた。
披露宴の開始前に、全員で記念撮影
高砂席周りはアンティークの写真立てや春らしい装花でコーディネート
挙式ではウエディングキスの後、新郎が、ふたりの間に新たに授かった命にもキス。ゲストへのサプライズに
新郎新婦が仲間に囲まれている様子を父母も笑顔で見守った
日本有数の温泉地・別府を意識し、ブルーのテーブルクロスにお風呂に浮かべるアヒルの人形をセット
同級生がにぎやかに集合したブーケプルズ
ケーキにもアヒルを
ファーストミートは、大学時代からの大親友に
受付には新型コロナウイルス対策として、キュートなパッケージのマスクや消毒液も用意した
チャペルへの入場前、「一歩一歩、私が成長してきたことを想像しながら歩いてね」と父に話した新婦。いつもは明るい父も、このときは感慨深い表情に
テーブルラウンドは、ユニークなポーズカードを準備して楽しんだ
プチギフトは、アヒル付きのせっけん
新郎の祖父母が新郎の手を取りエスコート。新郎は感激して涙した
大阪府大阪市在住
佐々木 徹さん(29歳)
麻未さん(29歳)
挙式日:2020年3月7日
会場:杉乃井ホテル&リゾート(SUGINOI Hotel&Resort)(大分県)
大学時代のサークル仲間。卒業後、互いに就職した東京で偶然再会したことをきっかけに交際がスタート。
※ゼクシィ大分版2021年1月号より転載
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