【結婚式レポートin大分県】笑いを重視、のはずが……彼や友の愛に泣けました
新郎と親友から新婦を見舞ったサプライズの嵐
「人前で彼と手をつなぐのも恥ずかしい……」と話していた新婦。「笑顔ずくめの結婚式にしたい」と親友のサポートで準備を進めてきたが、思わぬ展開を迎えることに。
人前式では司会者が新婦母の思いを代読。「うれしいけど寂しい」という言葉に、新婦は大粒の涙をこぼした。続く披露宴のウエルカムスピーチで「新しい生命を授かりました」と新郎が報告した際は、ゲストの祝福に安堵(あんど)の涙。新婦友人によるスピーチや余興では、友情を再確認して、うれし涙を流した。
さらに新郎のサプライズが新婦の涙を加速させる。会場が突然暗くなり、映像スタート。新婦ゆかりの地を訪ね歩き、映像は会場の扉の外へ。そして扉が開き、本物の新郎が登場。その手には映像と同じガーベラの花束、続いて花言葉が「永遠の愛」のカスミソウのブーケも。「この大きな花束に負けない愛で幸せにします」と宣言すると、司会者から「新郎さまは腰に手を回して。後は……お任せします」とアナウンスが。期待に応えて熱いハグとキスを交わすと拍手喝采がふたりを包む。“いつもの自分”にこだわっていた新婦が、周囲の深い愛を改めて受け取って、予想外の涙の止まらない一日を過ごした。
大切な娘を新郎に託し、背中を見送る父母の姿が参列者の涙を誘った
新郎が同僚の余興に飛び入り参加
高砂席はソファスタイル
サプライズビデオの山場でブーケを携えた新郎が登場
友人代表スピーチに立った新婦親友は結婚式準備で新婦を徹底サポート。「感動より笑いを求めている彼女だけど、当日は大号泣する予定!」とこっそりサプライズもお手伝い。余興では友人たちとダンスで華やかに祝福した
イチゴたっぷりのケーキでファーストバイト。新郎の顔に勢い良くケーキをぶつけると「ここまで思い切りのいい新婦さんは初めてです」と司会者が笑いを取る一幕も
出席できなかった職場の先輩からプレゼントされた手作りリングピローは春を予感させるカラーリング
中座で祖父母をエスコート役にサプライズ指名。祖父へハンチング、祖母にはスカーフをプレゼント
ブーケトスでは「こっちこっち!」と大勢がアピール。空中でブーケが3つに分解し、ゲストはビックリ
席次表も受付を飾るオシャレアイテムの一つ
大分県大分市在住
下山智輝さん(23歳)
詩織さん(23歳)
挙式日:2019年1月19日
会場:ラフィネ・マリアージュ迎賓館
招待客数:103名
2017年3月から交際スタート。新郎は風船120個で部屋を飾り、108本のバラを手にプロポーズした。
※ゼクシィ大分版2019年7月号より転載
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