【結婚式レポートin大分県】ゲストと私たち家族３人、双方向の結婚式ができました

岡山の大学に通っていたふたりが出会ったのは結婚式会場でのアルバイトがきっかけ。さまざまな披露宴を見た経験から、１歳となった長男のお披露目を兼ねつつ、出会いの地・岡山、新婦の地元・愛媛、新郎の地元・大分から集まるゲストにも満足してもらえる「一方通行でない」結婚式を目指した。
こうして迎えた当日。オーシャンビューのチャペルで挙式後、披露宴冒頭のウエルカムスピーチで新郎は「皆さんとの会話を楽しみたくて、余興は設けていません」と笑顔を見せた。余興をなくした分、歓談の時間を多めに。長男と一緒の再入場では、新郎こだわりのサプライズを用意し、アルバイト時代に好評だった花火の演出に大分や愛媛のゲストはびっくり仰天＆大喜び！　岡山から祝福に駆け付けたアルバイト時代の同僚たちもゲストへ配慮した料理やプログラムに「さすが！」と感心しきり。テーブルラウンドで訪れた新郎新婦は同僚たちと喜びを分かち合った。
そんなふたりを待っていたのが新婦父母の用意した映像演出。「わが子の名前には祈りが込められている」という内容に、結婚式には慣れていたはずの新婦も大粒の涙をこぼす。花嫁の手紙で「素敵な名前をありがとう」と応えると、会場から大きな拍手が湧き起った。

フラワーシャワーで満面の笑み

新婦の出身地・愛媛のみかんを飾ったケーキ。このケーキを使ったファーストバイトやお手本バイトで家族への思いを伝えた

相手方の親と向かい合って家族の誓い

リングボーイ役の長男を小学生の新婦弟がサポート

新郎の手を握り締めてひ孫を託した新婦曽祖母。中座では新婦祖母と共にエスコート役を務めた

中学時代の親友がスピーチ。「今日が一番キレイだよ」と思いを伝えた後、新婦からブーケを渡されるとこらえきれずに涙

新婦父母から思いがけないサプライズが

新郎がバズーカを発射すると、ゲスト卓の花火が一斉点火！

中座で指名された新郎母は「瑚都ちゃんを幸せにしてあげて」と涙し、理想的な嫁姑関係をにじませた

プチギフトは兼業農家の新郎父が育てた新米。「新米夫婦」の文字も楽しいアクセント

9種のオードブルがゲストをお迎え

当日の衣裳と同じデザインのミニチュアを新婦が手作り。妹手作りのウエルカムアイテムと一緒にディスプレー

Profile

大分県日田市在住
澁谷快晴さん（25歳）
瑚都さん（21歳）

挙式日：2019年10月13日
会場：ブエナスタ
招待客数：79名

アルバイト先で出会ったふたり。新婦の誕生日に婚姻届を提出。新郎の地元・大分で新生活をスタート。

※ゼクシィ大分版2020年3月号より転載

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