【結婚式レポートin兵庫県】ふたりにとって最良の選択がオンライン結婚式でした
地元ホテルでゲストと一緒につくり上げた一日
高齢の親族や、遠方の友人にも心置きなく参加してもらおうと、地元ホテルでオンライン結婚式を行うことを決めた羽戸さんたち。コロナの影響が広がる中、一度は結婚式の延期や中止も決めたが、「今、自分たちにできることを全力でやってみる!」という発想に方向転換。ゲストに感謝の気持ちを伝えるためにも、決して一方的な動画配信にはしたくなかった。
オンライン結婚式の前に挙式~披露宴の前撮りを済ませたふたりは、そのデータを基にペーパーアイテムやビデオを作成。ゲストには引出物やキャンドルリレーで使用するキャンドルなどを同梱(どうこん)した案内状を送付。出欠は取らずに、時間や場所を限定せず、気軽に参加してもらえる形にもこだわった。
ドキドキの緊張感に包まれながら迎えた当日は、スピーチも乾杯も完全オンラインで。子どもを囲んで家族参加してくれた友人、自宅をバルーンで飾ってくれた人、仕事の合間の時間を工夫してログインしてくれた仕事仲間もいた。約85組のゲストをつないだオンラインのキャンドルリレーも見事に大成功! 新居に今もお祝いの品やメッセージが届くたび、ふたりは幸せな気持ちに包まれている。
前撮りでは父と歩くバージンロードの夢も実現。写真や映像はウエルカムボードやビデオ演出に
当日の衣裳は二次会で着る予定だったマーメイドドレスに。入退場もスタッフの先導で本物の披露宴のように行われた
返信用封筒を使って、ゲストと完成させたハートドロップス!
途中の入退室を含めて約85組のゲストがログイン。総勢およそ120名のゲストがオンラインで参加してくれた
案内状に同梱したLEDキャンドルが大好評
親族、友人、仕事関係など、グループ分け機能を利用して、ゲストとフォトラウンドのような気分も味わった
新婦の恩師による乾杯のあいさつの後、モニター越しにゲストと乾杯
自宅に集まり参加してくれた友人チームも
キャンドルリレーからブローアウトまで、多くのゲストに見守られながら
エンディングムービーの後、フィナーレの花嫁の手紙では天国の母にも感謝の気持ちを
おひらき後はプランナーや司会者ら全力でサポートしてくれたスタッフと一緒に
兵庫県姫路市在住
羽戸康哲さん(34歳)
愛さん(32歳)
挙式日:2020年7月26日(日)
会場:ホテルモントレ姫路(兵庫県)
出会いは婚活を通じて。同じ地元の出身で、お互いの生き方に共感するところも多く、すぐに結婚を決意!
※ゼクシィ関西版2020年12月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 兵庫県