
【結婚式レポートin兵庫県】ゲストの皆さんと一緒に特別な時間を楽しみたい

厳かな神前式とホテルの披露宴で親しい人たちと
「神社の伝統的な和のイメージと、シンプルでかっこいいホテルの雰囲気。この日は両方をゲストの皆さんと一緒に楽しみたいと思っていました」と、新婦のももこさん。
坂本さんたちの結婚式は、新郎の昂大さんが初詣や遠足などで親しんだ神戸の湊川神社で行われた。真冬でもご神木の緑が美しい楠木正成公ゆかりの神社は、ももこさんもひと目ぼれ。白無垢と紋付き袴のふたりが人力車に乗って、ゆったりと本殿へと進む参進の儀は、まるで絵巻か映画のワンシーンのよう。集まったゲストの他、一般の参拝客も足を止めて見守った。
一方、披露宴が行われた旧居留地のホテルは、楽しいデートの思い出もあるふたりのお気に入りの場所。前半は赤の色打ち掛けで、引き続き格調高く。後半はスタイリッシュなウエディングドレスで見事にイメージチェンジした。「神前式が想像以上に皆さんに好評でした。披露宴は楽しくて本当にあっという間。ゲストとの距離が近くて、みんなとすぐ目が合うところがよかったですね」と、ももこさん。和から洋へ、非日常の空間でさらりとゲストを魅了したふたりの結婚式は、ゲストへの取って置きのクリスマスプレゼントになった。
雅楽の調べの中、新郎新婦は人力車に揺られて本殿まで参進
ホテルで支度を整え、神前式が行われる神社へと移動
巫女による神楽の奉奏
「結婚式は神前式で」と願っていた母の介添えで参進。生涯の親子の思い出に
親族だけでなく、神前式には多くの友人が出席。自由参加だったが、ほとんどの友人が参加してくれた
ホテルの披露宴は赤の色打ち掛けであでやかに。中座は兄と姉、めいのみはるちゃんの4人で仲良く
色とりどりの紙吹雪が舞う中、ゲストの間をふたり晴れやかに
プロフィールブックはお気に入りの前撮りフォトをふんだんに。和装は新婦の地元、岡山の後楽園で、表紙は韓国で撮影したもの
ウエディングドレスのファーストミート。ブーケは新婦母がプリザーブドフラワーで手作りしてくれたもの
ホテルのクリスマスツリーを背景に記念のスナップ。サプライズで昂大さんから贈られたバラの花束と共に
ドレスの入場は父のエスコートで
父母への感謝の思いを花束に込めて

兵庫県神戸市在住
坂本昂大さん(27歳)
ももこさん(26歳)
挙式日:2019年12月21日(土)
会場:湊川神社・楠公会館、オリエンタルホテル神戸・旧居留地(兵庫県)
ゲスト数:89名
共通の知人がふたりを引き合わせたのがきっかけ。お互い「ひと目でピピピッときて」5カ月のスピード婚!
※ゼクシィ関西版2020年10月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 兵庫県