【結婚式レポートin大阪府】自然に囲まれ太陽の下、島の風を感じてほしい!
“第二の故郷”から大切な人たちがふたりを祝福
休日にはよくふたりで訪れるという万博記念公園が、城戸さんたちのウエディングの舞台に。結婚式の最大のテーマは、新婦の七彩さんが愛するパナリ島だ。沖縄・八重山諸島の新城島(あらぐすくじま)は、通称パナリ島と呼ばれる岩礁島。定期船が就航しない秘島として知られている。「島に“帰る”とリフレッシュできて落ち着きます。私にとっては第二の故郷のようなところ。家族も彼も大好きな場所なので、パナリの素敵な海や空気感を感じられるようなウエディングにしたくて」と、その魅力を熱く語ってくれた。ゲストは親族と友人だけでなく、七彩さんが“オジィ、オバァ”と慕う第二の父母たちも石垣島から出席。お祝いのスピーチや島の厳かな伝統舞踊で盛り上げた。
会場の至る所には、七彩さんが幼い頃から集めたサンゴや貝殻などの宝物をアレンジ。ティピィテントを配した広いガーデンでは、ゲストが移動しながら思い思いに料理やスイーツ、写真撮影を楽しんだ。クライマックスは石垣島から出席したゲストの呼び掛けで、みんなが一緒にカチャーシーを踊る場面も。森を駆け抜ける爽やかな初夏の風が、一瞬、沖縄の青い海を思わせた瞬間だった。
緑に囲まれたチャペルで厳かなキリスト教式。ドレスは生地からオーダーしたもの。「娘に甘い」大好きな父のエスコートで入場できたことが一生の思い出に
かわいい親族の子どもたちも大活躍
石垣島の鮮やかな衣裳と伝統舞踊で祝福
パナリをイメージしたブルーのケーキでケーキセレモニー
ハンドメイドが趣味の七彩さん。職人の手作りで一つ一つ味わいの異なる陶器のカップを引出物にセレクト。木箱には職人手書きの名前入りで席札の役割も
幼い頃に旅先で体調を崩したとき、親身に助けられて以来、家族ぐるみのお付き合い。七彩さんの石垣島の父“オジィ”が乾杯の発声を
ゲストのテーブルや会場の至る所に飾られた貝殻やサンゴなど、全て思い出深いものばかり
温かいビデオメッセージに思わず涙ぐむ七彩さん
沖縄のお祝い事には欠かせないカチャーシーをみんなで
森がコンセプトの料理やスイーツを手に、思い思いの場所へ移動して
スピーチを担当してくれた大親友と
大阪府高槻市在住
城戸貴市さん(25歳)
七彩さん(25歳)
挙式日:2019年5月12日(日)
会場:迎賓館
招待客:86名
出会いは七彩さんが偶然通りがかった貴市さんの路上ライブ。昨年9月に石垣島で婚姻届を提出。
※ゼクシィ関西版2019年11月号より転載
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