【結婚式レポートin大阪府】ふたりの幸せな姿を大好きな家族に見せたい！

「大人になると集まる機会も少ないので、結婚式はみんなでゆっくりおしゃべりできる時間にしたくて」と、話していた新婦の幸恵さん。歓談を中心に、ゲストにはおいしい料理やスイーツで楽しんでもらおうと考えていたが、結婚式ではそんな予想をはるかに超えるうれしい出来事がたくさん待っていた。
５人きょうだいで兄や姉、弟と共に大家族の中で成長した幸恵さんは、２年前に母を亡くしたばかり。新郎の直輝さんと出会ってからは、大好きな母に花嫁姿を見せられないことを心のどこかで残念に思っていた。その気持ちを察してか、花嫁の元に届けられたのが、天国の母からの花束だった。「こんな気の利いたことをしてくれるのは一番上の兄じゃないかなと直感しました！」と、幸恵さん。後で下の兄と２人でこっそり準備してくれていたことを知り、胸が熱くなった。「母はお花が本当に好きだったので、まるで母から本物のメッセージが届いたかのようでした」
挙式から披露宴、娘に贈るウクレレの演奏の時まで、母の写真を片時も離さず見守ってくれる父の存在もうれしかった。大切な人から祝福される喜びに、ふたりの笑顔が輝き続けた一日だった。

挙式後、ゲストの温かい祝福に迎えられて大階段を下りるふたり

亡き母と一緒に参列。最前列で花嫁を見守った新婦父

ウエルカムスペースには色とりどりのバルーンにゲストとの思い出の写真を

ふたりも合流してゲストをもてなしたウエルカムパーティ

ベールダウンは入場前に姉の手で、新郎や父に見守られながら。お互いの涙に思わず照れ笑い

退場するふたりに最後まで手を振り「おめでとう！」

ウクレレ教室に通う父から、娘の幸せを願って演奏のプレゼント。心を込めた熱演に会場全体が感動に包まれた

「天国のお母さまからの贈り物」と届いた花束は、2人の兄からのサプライズ。涙が止まらない幸恵さんを直輝さんが優しくフォロー

後半はデザートビュッフェでゲスト同士ゆっくり交流

会場内に隠した小さなひよこを探すゲームでは、見つけた人にプレゼント

余興やサプライズに笑顔を絶やさない幸恵さん。お色直しのラベンダーのドレスを幼なじみと選んだことも思い出に

Profile

滋賀県草津市在住
柴田直輝さん（25歳）
幸恵さん（28歳）

挙式日：2019年1月20日（日）
会場：アルカンシエル luxe mariage 大阪
招待客：98名

友人主催の食事会で知り合う。お互いに大家族で育ったことなど、共感できる話題で盛り上がり、交際へ。

※ゼクシィ関西版2019年6月号より転載

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