
【結婚式レポートin大阪府】家族が主役になれてゲストも楽しい結婚式に

ごはん大好き!母の味を受け継ぐおにぎりバイト
「ふたりともお母さんのおにぎりが大好きだったので、ウエディングケーキではなく、おにぎりを使った演出をすることにしました!」という、松川さんたち。披露宴ではケーキセレモニーに代わって行われた“おにぎりバイト”がゲストの大きな注目を集めた。
ラストバイトは、ふたりにエプロンを着けてもらった両家母が、高砂席の隣に準備されたごはんと具材を使って、おにぎりを握るところからスタート。大勢のゲストが見守る中、ふたりの口に母の手で運ばれた。その後の新婦から新郎へのファーストバイトも、もちろんおにぎりで!
新婦は高校から5年間の寮生活、新郎も大学生から一人暮らしを経験。お互い10代で親元を離れて寂しい思いをさせたという思いから、結婚式では父母や家族、支えてくれた友人たちへの感謝を大切にしたかったという。そんなふたりの気持ちがストレートに伝わり、会場は“おにぎり効果”でほんわか温かい雰囲気に。
「お母さんのおにぎりを食べて、人生の新しいスタートを切ろう!」という松川さんたちの計画は大成功。「これからもみんなに支えられ、私たちもみんなの支えになれるよう頑張っていきたいと思います」。思いを新たにするふたりだった。
ふたりが愛するゲストの祝福に見送られ、扉が閉まる瞬間まで笑顔がはじけた
挙式前、友人や同僚にはジェンガを、親族には手形で作る大きなウエディングツリーを用意して、それぞれからメッセージをもらった
ブロッコリートスを見事にキャッチしたゲストと一緒に記念撮影
高校時代、寮生活で苦楽を共にした新婦の友人たちと。みんなが全力で準備してくれた余興に感激!
2人で飲みに行くほど仲のいい弟と
お米が大好きなふたり。フィナーレは感謝の言葉と共に、出生時の体重と同じ重さのお米を贈った
チャペルの扉が開いた瞬間、父にエスコートされ、とびきりの笑顔で現れた新婦
新郎父にはジャケットセレモニーでゲストの注目を
装花はお花畑をイメージしたカラフル&ナチュラルなアレンジに
ブーケプルズはハズレの人にも全員に小さなプレゼントを用意
ラストバイトには母の手で一口サイズのかわいいおにぎりを
新郎が大学時代に所属したマンドリン部の仲間たちが演奏

大阪府大阪市在住
松川真一さん(34歳)
棚川彩華さん(26歳)
挙式日:2019年2月10日(日)
会場:Wedding Terrace(ウエディングテラス)
招待客:68名
「お酒が大好き」というふたりの出会いは合コン。よく笑う新婦の明るい笑顔に、新郎がひと目ぼれ。
※ゼクシィ関西版2019年6月号より転載
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