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どんな式に?会場選びの決め手は?同性カップルの結婚式レポート【ゼクシィ相談カウンター発】

同性カップルの結婚式の写真

どんな結婚式にしたいのか、カップルの希望をヒアリングし、中立な立場で会場をナビゲートする「ゼクシィ相談カウンター」。そこから始まった同性カップルの結婚式レポートをお届けします。

Couple Profile

同性カップルの写真

東京ー愛媛の遠距離恋愛から始まり、5年間の同居を経て、2023年からは東京都パートナーシップ宣誓制度を利用。最近はふたりでマンションを購入した。交際9年目を迎える(右:ヒデさん 左:トモさん)

ふたりが選んだ結婚式スタイル

会場タイプ:ホテル
挙式日:2023年8月6日
コンセプト:ゲストと一緒につくるホテルのナイトウエディング
ゲスト:43名

右も左も分からないから、
ゼクシィ相談カウンターが手っ取り早かった

結婚式を考え始めたきっかけは、同性カップルの友人から

──結婚式を挙げようと思ったきっかけは?

同性カップルの友人たちと飲んでいて、結婚式を計画している話を聞いてビックリ!「法律で同性婚が認められてから式を挙げる」という流れだと思い込んでいたから。帰宅してすぐ、ノリと勢いでゼクシィ相談カウンターの予約を3日後に入れました(笑)。法制化の動きは一進一退だけど、僕たちの関係を親や友人に認めてもらう結婚式もありだよねって。


──なぜゼクシィ相談カウンターへ?

結婚式といえばゼクシィですよね。とにかく何をしていいのかも分からなかったし、同性カップルの友人からは会場探しに苦労している話を聞いていて。「前例がないから」などと断られるケースもあり、嫌な思いをしているようでした。ならばカウンターで話を聞いた方が手っ取り早いとなったんです。

事前に「同性カップル」と伝えて吉
アドバイザーとの会話はスムーズに展開

1回の訪問で4会場の見学が決まった

──カウンター訪問前に不安はありましたか?

ありませんでした。僕らはいろんな場面で、ふたりの関係性を説明しなくてはいけなくて。例えば部屋を借りる時。不動産屋さんを訪れる前に、ふたりの関係性を伝えておくと話がスムーズでストレスもないんです。その手順を心得ていたので、カウンターの申し込みフォームに同性カップルであることを記載しておきました。


──カウンターの対応は?

とてもスムーズでした。特別扱いされず、ごく普通に対応してもらえたことがとても嬉しかった。「どんな式を挙げたいですか?」「どんな会場がいいですか?」とヒアリングを受けるうちに、ホテルでカッコイイ感じがいいなってイメージが膨らんで。予算も伝えました。人数は「10人?」「30人?」って明確に答えられなかったけれど、「50人まで膨らんでも大丈夫な会場にしましょう」と言ってくれて。


──見学する会場はどのように決めましたか?

希望に合う会場を提案してくれて、サイトを見ながら説明を受けて。行ってみたい会場にその場で電話をしてくれました。同性カップルの結婚式に対応しているか否かも確認してくれたので、見学時も安心でしたね。カウンターに1回訪問して、すんなり4軒の会場見学が決定。ホテル2軒の他に、タイプの異なるゲストハウスとレストランも行くことに。自分たちで探していたら時間がかかり、挫折していたかもしれません。

複数の会場見学でじっくり比較検討
試食会デートも楽しんだ♪

決め手は同性結婚式を一緒に楽しんでつくり上げてくれるスタッフとの出会い

──会場見学はどうでしたか?

1軒目は、料理の試食会が楽しみで遊びに行く感覚でした。会場の雰囲気は良かったけれど、カッコイイというよりエレガント寄りだったので候補から外しました。2軒目は予算を抑えられそうで見学したのですが、建物が古い印象でした。プランナーさんの案内も形式張っていて…。


──運命の会場は3軒目?

入った瞬間に「ここだ!」って。披露宴会場もスタイリッシュで、プランナーさんとも意気投合。「ぜひ一緒にやりましょう!」と言ってくれて。僕たちと伴走してくれる安心感がありました。心は決まったので、4軒目のレストラン見学はキャンセルしました。


──理想の会場を見つけるポイントは?

もちろん空間のチェックもしていたけれど、どんなスタッフさんが対応してくださるのかをじっくり見ていました。同性カップルの結婚式を一緒に楽しんでつくり上げてくれる方との出会いが、とても大事だと思います。

LGBTQ+要素をたっぷり盛り込み
全員が「想像を超えた結婚式」

「おめでとう」の言葉に認められた気持ちに

──どんな結婚式を目指しましたか?

男性同士の結婚式だから、LGBTQ+の要素をたくさん取り入れたくて。装花はレインボーカラーにして、大好きな沖縄も感じる花材を取り入れて。LGBTQ+カップルのゲストが主役になるような登場場面も多く設けました。


──当日の印象深いシーンは?

チャペルに入場してみんなの顔を見たら、嬉しくてふたりとも大泣き。涙を流すゲストにもつられちゃって。それから、結婚式を挙げたかった大きな理由に母に見せたい思いもありました。両家の親には以前からカミングアウトしていたけれど、「おめでとう」と言ってもらえて、正式に認めてもらった気持ちになりました。

結婚式を挙げて実感!
愛は深まり、未来の支えになった

ふたりで同じ目標に向かった初めての経験

──ふたりにとって結婚式とは?

式を挙げるまでの7年間、十分に楽しく過ごしてきたけれど。結婚式を挙げることになって初めて、ふたりで同じ目標に向かって進むという経験をしました。寝ても覚めても結婚式の話をして、熱が入って時にモメたりもしながら(笑)。結婚式は、絆と愛を深める人生の一大ライフイベントです。


──結婚式を検討中のカップルにメッセージを!

結婚式は、ふたりの関係性を周囲に伝え、祝福してもらう大切な場でした。皆さんから祝福を受けることで、僕たちの絆はこれまで以上に深まり、その後の人生を歩んでいく上での大きな支えに。もし結婚式に興味や憧れがあるならば、ぜひ前向きに考えてください。法的にはまだ認められていないけれど、結婚式はふたりの愛と未来を確かめ合う大切な時間になります。どんな形であれ、自分たちらしい幸せを選ぶことこそが何より尊いと、僕らは日々感じています。“自分たちらしい幸せ”を心から応援しています!

ふたりに合った会場をナビゲート!

LGBTQサイトバナー

From 編集部

「式を挙げたい」その気持ちがあれば、結婚式準備を始めてみよう!

いざ結婚式を挙げることにしたけれど「何をしたらいいのか分からなかった」というふたり。そんなゼロベースのカップルこそ、ゼクシィ相談カウンターへ。アドバイザーと話すうちに、ふたりの理想の結婚式がだんだんと具体的にイメージされてくるはずです。

構成・文/千谷文子
※掲載されている情報は2025年5月時点のものです

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