婚約指輪の人気ランキング[2024最新版]～相場・デザイン・素材etc.～

多くの人がデザインを重視！

婚約指輪は石の大きさやデザインなど、種類が無数にあるため、絞り込むには自分なりの基準が必要。みんなはどうやって決めている？
卒花に「婚約指輪を決定する際に重視したことは？」と質問したところ、76％の人が「デザイン」と回答。次いで「価格」（33.3％）、「付いている石の品質」（27.9％）という結果に。その他に「ブランド」（22.4％）や「リングの品質」（11.9％）、「石のサイズ」（11.5％）、「リングの素材」（11％）など、人によって重視するポイントはさまざまでした。（複数回答）

婚約指輪といえばコレ！一粒石のソリティアが一番人気

婚約指輪のデザインで、人気ナンバーワンはソリティア。いわゆる立て爪で一粒のダイヤがきらりと光る定番デザインが、54.5％で一番人気。
２位は、大きな石の横に小さめの石があしらわれたメレというデザイン。メレは33.2％で、１位のソリティアと人気を二分する形に。
３位は、小さめの石を敷き詰めたデザインのパヴェ（8.2％）。リング一周、または半周にぐるっと石が付いているエタニティは、3.1％で４位。
婚約の証しということで、キラッと大きめの石が付いたものを好む人が多いようです。

また、デザインを選ぶ際の重視点は、「シンプルなデザインであること」（33.3％）、「着け心地がよいデザインであること」（29.4％）、「かわいいデザインであること」（25.7％）などが上位を占めました。

このデザインを選びました！

【真ん中に一粒ダイヤ】
ブランドにこだわりカラット重視で、伝統的なデザインのソリティアに。私からこのデザインがいいとお願いしました。サイズ変更ができるので、長く使えるという点も◎（Raymondaさん）

【重ね着けしやすいメレ】
メレだと真ん中のダイヤの大きさは控えめですが、重ね着けして普段使いしたり、年齢を重ねても楽しんで着けられそうだと思って選びました。（ピノさん）

【使い勝手のよいハーフエタニティ】
ダイヤが一粒だと洋服に引っかかったり傷つかないかなど、身に着けるたびに緊張してしまいそうだったので、ハーフエタニティを選択。普段使いしやすいので気に入ってます。（美紀さん）

プラチナ製で0.2～0.4ctのダイヤモンドがスタンダード

【素材】
リングの周囲のアーム部分の素材は、プラチナが88.2％でダントツ人気。ホワイトゴールドやピンクゴールドを含むゴールドが7.7％。複数の素材を組み合わせるコンビは1.6％と少数派。

【石の種類】
「婚約指輪といえばダイヤモンド！」という人が95.2％と圧倒的。ダイヤ以外の石では、パール、ルビー、サファイアなども選ばれていました。

【ダイヤのカラット数】
ダイヤモンドの大きさの分布は、0.2～0.3ctが33.9％で最多。次は0.3～0.4ctで、24.6％。約６割の人が0.2～0.4ctの間のダイヤをセレクト。

この素材＆石にしました！

【彼が選んでくれていた0.5ct】
0.5ctのダイヤモンドは、彼がプロポーズの時に事前に選んでくれていたもの。彼から「大事な指輪だからしっかりした素材を選んだ方がいい」と勧められ、素材はプラチナにしました。（ryokoさん）

【花の形に並んだ0.3ct】
私の名前に「花」が付くので、0.3ctのダイヤを中心に小さなダイヤが周囲を囲んでいる花の形をしたリングにしました。実際より石が大きく見えて、普段使いにもちょうどよいサイズ。素材はシンプルなものがよかったので、シルバーに。（スギモトさん）

30万～40万円未満がボリュームゾーン！

【婚約指輪の平均価格帯】
１位：30万～40万円未満　30.9％
２位：20万～30万円未満　20.6％
３位：40万～50万円未満　13.6％
４位：50万～60万円未満　10.2％
５位：10万～20万円未満　8.6％

「いくらの婚約指輪を買ったのか」と聞いたところ、平均価格は38万2000円に。「意外と高い！」と驚いてしまいそうですが、30万円未満のリングにした人が32.2％。婚約指輪の金額にとらわれず、自分たちにふさわしいリングを選んで。

贈ってくれる彼が決めた人が約４割

【婚約指輪の決定者】
夫…46.6％
妻…16.7％
ふたりで…36.1％
（その他・無回答0.6％）

婚約指輪は男性から女性に贈るものということで、渡す側の男性が決めた人が46.6％と多数。指輪を着ける女性本人が選んだ人は16.7%。36.1％は、ふたりで相談しながら決定。指輪の購入タイミングやカップルの考え方によって、誰が決めるかは異なります。「彼がこっそり買ってくれるかも？！」と思ったらさりげなく希望のデザインを話しておくのもアリ！

こうして選びました！

【ふたりで下見してセレクト】
彼とふたりでデパートの中の専門店を回りました。その時に私の好みのデザインを把握してくれて、後でこっそり彼が買いに行ってくれました。（なつもんさん）

【彼が一人で選んでくれた】
プロポーズの時に、サプライズで婚約指輪を受け取りました。彼が一人で買いに行ってくれた0.223ctのダイヤは、語呂合わせで「富士山」だとピンときて選んでくれたそうです。（麻美さん）

憧れていたジュエリーショップや百貨店など

【婚約指輪の購入店舗】
１位：独立した店舗の国内ブランドショップ　30.1％
２位：百貨店内の海外ブランドコーナー　21.9％
３位：百貨店内の国内ブランドコーナー　9.1％
４位：独立した店舗の海外ブランドショップ　8.7％
５位：ファッションビルやモールの国内ブランドショップ　6.2％
６位：一般宝飾店　5.8％

婚約指輪は特別な買い物なので、どこで買うかも大事なところ。憧れていたジュエリーショップやブランドショップがあれば要チェック。特段のこだわりがないときには、さまざまな商品が揃う百貨店も便利。高価な品なので、複数のショップに何度も足を運んで納得のいくものを選びましょう。

この店で選びました！

【ポイントが付くデパート】
最初は路面店で選んでいましたが、同じブランドでもデパートではポイントもたまることを知り、よく利用するデパート内で購入しました。（智子さん）

【接客が好印象だったショップ】
婚約指輪を下見に行った際、接客が好印象だった海外ブランドのショップで購入を決めました。ブランドとして信頼が置ける感じがしたのが決め手。（はなまる◎さん）

１店舗だけで決めた人が３割以上

特定のショップで購入したい！と１店舗で決めた人が、36.3％。２店舗訪れた人は、13.9％。20.2％は３店舗をチェック。４店舗以上見たという人も23.4％。平均では、2.7店舗という結果に。ひと目ぼれも多い婚約指輪ですが、ずっと身に着けるものなのでしっかり比較検討して決めるのが大切。

複数のショップを回りました！

【３店舗を複数回チェック】
１日の間に３店舗を回りました。１店舗目は３回、２店舗目は１回、３店舗目は２回行き、じっくり見比べて選びました。（恵梨華さん）

【ネットで絞り込んだ４店舗へ】
事前にインターネットで行きたい店舗を絞り込んでから、４店舗に足を運びました。それぞれゴールド、ピンクゴールド、プラチナの指輪があったので、肌なじみを確認するために回りました。（ぽにさん）

既製品が半数、フルオーダーする人は少数派

デザインを重視する人が多い婚約指輪は、実際の商品を見て購入する人が多く、既製品を購入する人が54.6％。石を選ぶ、オプションで裏側にジュエリーを入れる、素材を変更するなどのセミオーダーは36.1％。デザイン画を描いて一から制作するフルオーダーをした人は、6.9％。自分たちで手作りしたという人も１％。

こうして買いました！

【すぐに欲しくて既製品に】
婚約指輪はすぐに欲しかったので、時間をかけてフルオーダーをするという選択肢はありませんでした。既成のデザインが気に入って、指になじみやすいメレダイヤの付いたリングに決定。（まみんさん）

【彼が数カ月かけて手作り】
彼が私をイメージして数カ月かけて手作りしてくれました。手作りできる工房で制作したものの時間内に出来上がらず、自宅に持ち帰り道具を購入して完成したそうです。（rumix1118さん）

構成・文／稲垣幸子　イラスト／itabamoe　D／ロンディーネ
※記事内のデータおよびコメントは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023（全国推計値）」、および2023年11月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー74人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2024年1月時点のものです

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