心配性さんへ。はじめての「指輪選び」で気になる疑問10
慣れない婚約指輪や結婚指輪選び。ショップに行く際の服装や指輪の選び方など、どうしたらいいのか戸惑うことも多いはず。この記事では、先輩花嫁も悩んでいた10の“あるあるギモン”を厳選してお届け。心配事をズバリ解決します!
心配性さんが気になる指輪選びの疑問
婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際には、さっと見るだけではダメ。実際に試着してみることが大切です。試着するには接客してもらう必要がありますが、スタッフの人数が限られているので、土日などは試着の順番待ちが発生することも。事前に予約をしておけば、待たずに試着をすることができ、効率的です。試着したい指輪が決まっているなら、事前に伝えておくと用意しておいてくれるはず。
ゼクシィアプリからの来店予約で、お得な特典が受けられるプレミアムチケットがもらえるショップもあります。
下見の所要時間は30分~1時間くらい。何軒かの下見を予定している場合は、余裕を持ったスケジュールを立てるといいですよ。
試着したからといって、その場ですぐに決めなくてはならないということはありません。「他の店の指輪も気になっているので、比較検討します」と、しっかり伝えてOK。当日の購入特典を勧められることがあるかもしれませんが、婚約指輪や結婚指輪は長い間使う大切な記念の品なので、納得いかないままに購入することはお勧めしません。
人間の記憶はあやふやなもの。何個も試着すると、個々の印象も薄れてしまいます。下見が済んだら、すぐにそれぞれの指輪の感想をメモしておくのがお勧めです。
ジュエリーショップに行くからといって、気合を入れておしゃれをする必要はありません。ショップスタッフは服装やネイルを見て、似合いそうな指輪を勧めてくれるので、いつもとは雰囲気の違う服装やネイルで行くと、自分のイメージとはかけ離れた指輪を勧められてしまうことにもなりかねません。どうぞ、いつもの服装&ネイルでお出掛けを。
ちなみに、お酒を飲んだ翌日は指もむくみやすくなります。自分の指にぴったり合うサイズの指輪を選ぶには、下見の前日の飲酒はほどほどに。結婚指輪選びの際は、彼にもくぎを刺しておいて。
宝石と枠を別々に選ぶセミオーダー方式はもちろんのこと、既製品でもサイズ直しをしたり、リング裏に刻印を入れたりすることが多いので、指輪を購入してもすぐには持ち帰れないことがほとんど。ショップや指輪の状態にもよりますが、手元に届くまでは少なくとも2週間、一般的には1カ月ほどかかると考えておいた方がよいでしょう。繁忙期はそれ以上かかることもあるので、事前に確認を。
指輪を選ぶ際には、情報収集や下見、検討の時間も必要になります。ぎりぎりになって慌てないためにも、欲しい日の5カ月くらい前から指輪選びをスタートさせるのがお勧め。指輪が早く出来上がったからといって、困ることは何もないのですから。
ショップではおひとり様も大歓迎。彼が長時間のショッピングは苦手という場合は、最初の下見は女性ひとりで済ませ、ある程度絞り込んでからふたりで行くことにした方が、スムーズに指輪選びができるはず。
指輪選びにあまり乗り気でない彼と下見に行く場合は、休憩を挟むなどして飽きずに回れる工夫をしましょう。また、彼が行きたがっていたレストランやショップにも行くなど、何かご褒美的な要素を付け加えてみるのもお勧めです。
婚約指輪と結婚指輪は長い間大切に身に着けるものなので、耐久性やデザインなどにこだわって作られているものが多いのです。また、ショップではアフターサービスにも力を入れ、クリーニングはもちろんのこと、サイズ直しや磨き直し、ゆがみ直しなどにも対応。いつまでも美しく身に着けられるような体制を整えています。
婚約指輪や結婚指輪は百貨店などのジュエリー売り場やブランド店などで手に入るほか、プライダル専業店という存在も。ブライダルに特化した品揃えで、バリエーションも豊富。アフターサービスも充実しているので、のぞいてみるといいですよ。
プラチナは希少性があり、耐久性に優れ、純度が高くてジュエリーに加工しやすいため、婚約指輪や結婚指輪にふさわしいとされてきました。また、白く輝く色がダイヤモンドと相性がいいのも魅力の一つ。ただ、プラチナでなくてはダメということはありません。最近はゴールドも人気があります。また、金属アレルギーがある人のために、チタンやジルコニウムなどアレルギーの起こりにくい素材を使用した婚約指輪や結婚指輪もあります。
プラチナと同じように見える金属としてホワイトゴールドがあります。金にパラジウムなどを混ぜて白色を出したもので、プラチナよりはやや軽くなります。白色のブライダルリングといえば日本ではプラチナですが、欧米ではホワイトゴールドの方が主流です。
婚約指輪や結婚指輪の価格は、宝石の品質やリングの素材、デザインなどによって決まります。オーダーの場合はデザイン料が大きくプラスされることになりますが、宝石の品質やリングの素材などによっては既製品と変わらない価格でできることもあります。オーダーは高いと決め付けずに、興味があるなら一度ショップで話を聞いてみてはいかが? ただし、制作期間が必要となりますので、早めの発注がおすすめ。
オーダーリングの魅力は世界で一つしかない、自分たちのリングが作れるところ。また、指輪のデザインを一緒に考えたり、出来上がってくるまでワクワクしながら待ったりと、その工程を楽しめるのもいいところです。
結婚指輪はお揃いでと考える人が多いと思いますが、ふたりの好みが異なる場合は、全く違うデザインでもいいのです。気に入らない指輪を買ったことで、指輪を身に着けなくなってしまう方がむしろ残念。全く違うデザインの指輪を買う場合は、リング裏にふたりで考えた刻印を入れたり、双子ダイヤモンドをあしらったりして、ペア感を出してみてはいかが?
ふたりで異なる指輪を購入する場合でも、どこかにペアであることを感じさせるものを入れたいもの。素材(色)を揃える、アームのラインを揃える、ミル打ちなどお揃いの装飾を入れるなど考えてみては?
エタニティリングとはダイヤモンドをアーム上に整然と並べたリングのこと。
婚約指輪、結婚指輪のいずれにも用いられるため、「どっち?」と迷う人も多いようですが、エタニティリングはダイヤモンドの大きさや留め方によって雰囲気が異なります。婚約指輪として選ぶのなら、一つ一つの石が大きめで、ダイヤモンドの存在感も際立つ爪留めのタイプがおすすめ。一方、結婚指輪として選ぶのなら、日常的に身に着けても引っ掛かりが少なく、汚れも付きにくい、レール留め(板状の2つの地金でダイヤモンドを挟み込んで留める)タイプがおすすめです。
リングの上にダイヤモンドが切れ目なく連なっている様子をeternity=永遠と見立てたエタニティリングは、まさに結婚にふさわしいもの。婚約指輪でも結婚指輪でも、どちらでも素敵です。
From 編集部
必要以上に心配せずに指輪選びを楽しんで
婚約指輪、結婚指輪の心配事は解消されましたか? 指輪選びは初めての人が多いのだから、戸惑うのは当然のこと。わからないことは遠慮せずにショップスタッフにどんどん質問して、楽しく指輪選びを進めてくださいね。
文/粂 美奈子 イラスト/itabamoe 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年2月時点のものです
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