意外と知らない!?婚約指輪・結婚指輪の男女の平均サイズ・号数について
皆さんは自分の左手薬指の正確なサイズを把握していますか?実は指輪のデザインや指の状態、季節や時間帯によってもサイズは微妙に異なるんです。長く身に着ける結婚指輪や婚約指輪だけに、しっかりフィットしたサイズを選びたいもの。ここでサイズ確認のための大切なポイントを漏らさず押さえておきましょう。
- 指輪サイズの平均は女性は8~10号、男性は13号~18号くらい
- 日本の指輪サイズは「号」という単位で表記され、1号は内周40.8mm
- 指輪サイズの規格は国によって異なる
- 同じ号数でも指輪のデザインや試着する時間帯でサイズの感じ方は異なる
- 指輪のサイズはリングゲージという専用の道具で測ることができる
Index
#01|指輪のサイズの平均は?
女性は8~10号、男性は13号~18号。
ショップのサンプルは9号、11号が多め
女性の場合、平均サイズは8~10号(内周48.2~50.3mm)、男性は13~18号(53.4~58.6mm)。体重や身長が指のサイズに影響がある場合もありますが、体が華奢でも指の関節が太いなど人によって変わってくるので、平均はあくまで参考程度に押さえた上で、お店でしっかり計測することが大切です。
#02|指輪のサイズとは?
日本の一般的な指輪のサイズは、
「号」という単位で表記される。
1号は内周40.8mm
指輪のサイズは、「7号」「9号」といったように、「号」という単位が使われます。「号」は、リングの内周で決まり、下記の表のように、1号は内周40.8mmとなります。号が上がるにつれて、内周が約1mmずつ大きくなります。
より自分にぴったりなサイズを見つけるには?
できるだけ、自分の指にフィットしたサイズを選びたいものですが、既製の指輪の場合、「9号」「11号」などとサイズが限定されている場合があります。ただし、ブランドや指輪によっては、「6.5号」「6.75号」といったように、細かいサイズ展開をしている場合もあるので、気になるものが見つかったら用意されているサイズについて確認しておくといいでしょう。
海外の指輪のサイズ表記について
指輪のサイズの規格は国によってさまざまな表記が用いられます。アメリカの場合は、ミリではなくインチを使うため、サイズの刻み方に違いがあり、1号から13号までになります。また、イギリスの指輪は数字ではなくアルファベットでの表記になります。下記の日本のサイズとの対応表を参考にしながら、実際に選ぶ際は試着して着け心地をしっかり確認しましょう。
【海外の指輪のサイズ表記】
#03|指輪サイズの確認の仕方
指輪のデザインで
サイズが変わる場合も。
試着の時間帯にも注意!
同じ号数でも、指輪のデザインによっては、小さく感じてしまったり大きく感じてしまったりするタイプもあります。また、指そのものの太さも時間帯や季節によって変化することもあります。次のようなことを考えておくと、よりぴったりのサイズの指輪を選ぶことができます。
サイズに影響する指輪のデザイン
注意が必要なのは、幅広タイプの指輪。
肌に触れている面積が大きいので圧迫感があり、きつく感じます。一般的なデザインの指輪のサイズよりも、1~2号程度大きめサイズを選ぶと安心。お店に7mm幅などの幅広リングゲージがある場合は、ぜひ利用しましょう。また、指輪の内側が内甲丸と呼ばれるカーブを付けているものだと滑りが良いので、小さめサイズが良い場合もあります。
試着する時間帯にも注意
足と同じように、指のサイズもむくみによって一日の中でも変わることがあります。人によっては、1~2号の差が出ることもあるので、試着する時間にも注意が必要です。できれば、朝と夜のサイズを測って、それを基に選ぶと安心。また、季節によってもむくみ度合いは変わります。例えば水分摂取の多くなりがちな夏はむくみやすく、冬にリングを購入した場合には少しきつく感じることもあるかもしれませんので、自分の傾向を把握して場合によっては、若干大きめ、小さめのサイズを選ぶことを検討してみましょう。
併せて、婚約指輪や結婚指輪は長くにわたって身に着けるものなので、体形と共に指のサイズが変わったときのために、サイズ直しが可能かどうか、購入時にお店で確認もしておきましょう。
指輪を試着する際のポイント
自分にぴったり合う指輪のデザインや幅は、実際のところ試着してみないとわからないもの。一般的には骨太タイプには華奢なアームが似合わないといわれていますが、実際には着けてみると意外に似合うということも。試着の際は、指を曲げたり伸ばしたりした際の着け心地も確認。さらに、鏡に映して見るのも忘れずに。指の形や全身の雰囲気との相性もチェックできたらベストです。
#04|指輪のサイズの測り方
ショップで測る場合は
専用の道具、リングゲージで計測。
自分で測る簡単な方法も
リングゲージで計測
指輪のサイズを測る場合には、リングゲージと呼ばれる指輪のサイズを測るための専用の道具を使います。
リングゲージはお店によってレンタルをしており、購入も可能です。実際に指輪をはめてサイズを測定するため、装着したときの着け心地を確認できるのが魅力です。
自分で測る
リングゲージを使わずに自分でサイズを測る方法もあります。
細長く切った紙や糸を用意して薬指の最も太い関節部分に巻き付け、重なった部分にペンで印を付けます。紙を外し、印から印までの長さを定規で測定。それが、リングの内周となります。
気軽に測ることができますが、実際に指輪を着用した感じとは異なることもあるので、参考程度と考えて。
サプライズで指輪を贈りたい場合は?
婚約指輪を差し出してプロポーズして、彼女を驚かせたい!でも、彼女の指輪サイズがわからない……。そんな男性のために、サプライズで指輪を贈る方法をいくつかレクチャー!
【1】寝ている間にこっそりサイズを測る
彼女が就寝したときに、こっそり指のサイズを測ってみてはどうでしょうか。紙や糸で測る方法のほか、いつも彼女が着けているリングの内周を測るという方法もあります。
【2】サイズ直しが可能なリングをプレゼントする
ブライダル専門のジュエリーショップでは、指輪のデザインにもよりますが、サイズ直しや調整に対応しています。ただし、サイズ直しは切断し接合するという作業が一般的なため、サイズ変更できる範囲が限られており、3号差くらいまでが目安となります。また、デザイン上サイズ直しが難しい場合もあるので、購入前に確認を。
【3】まずは、“プロポーズリング”を贈る
ブライダル専門のジュエリーショップでは、プロポーズリングを用意しているところもあります。プロポーズリングとは、後からサイズやデザインの変更を前提として購入できるもので、プロポーズで渡すための指輪のことです。
例えば、先にダイヤモンドだけ贈るタイプ、後から石とアームを交換できるタイプなど、ショップによって用意している形はさまざま。「婚約指輪も自分の好きなものを選びたい」という女性におすすめです。
【4】ストレートにサイズを聞く
婚約指輪は長く身に着けるものですので、お互いに納得のできる指輪にしたいと思うなら、素直に聞いてみてもいいでしょう。サプライズ感はなくなってしまいますが、一緒にお店に行って、一緒に選んでみるのも素敵な思い出になるかもしれません。