確認しておきたい!婚約指輪、結婚指輪のサイズ直しの注意点
毎日ずっと着け続ける結婚指輪(マリッジリング)や、一生の記念になる大切な婚約指輪(エンゲージリング)。サイズが合わなくなったら大変! 指輪のサイズ直しは、素材やデザインによってできないなんてことも。この記事では、サイズ直しの注意点をまとめてご紹介します。
- 指輪のサイズが合わないと感じたらサイズ直しを
- サイズ直しはアフターサービスとして無料でできることも
- サイズ直しの期間は約3~6週間
- サイズ直し不可な素材やデザインも
- サイズ直しは購入店に依頼するのがおすすめ
Index
#サイズ直しとは?
サイズ直しとは指が太くなったり、細くなったりして、指輪のサイズと合わなくなったときに、いまの指に合わせて指輪を直すことをいいます。
大き過ぎる指輪を身に着けていると知らないうちに抜けて紛失してしまう恐れがあるし、小さ過ぎる指輪は外せなくなることも。また、婚約指輪はサイズが合わないと身に着ける機会が減って、たんすの肥やしになってしまうということにもなりかねません。長く大事に使うためには、購入時にサイズ直しについて確認しておくのがおすすめです。
#購入時にアフターサービスの内容を
しっかり確認
ショップによってはアフターサービスとしてサイズ直しを無料で行ってくれるところもあります。ただし、保証期間や回数などに条件がある場合もあるので、購入時にしっかり確認をしましょう。
サイズ直しに要する期間は3~6週間
サイズ直しに必要な期間はショップによって異なりますが、だいたい約3~6週間程度かかることが多いです。##s##ゴールデンウィークや年末年始、クリスマス前の繁忙期などは、それ以上の時間が掛かることもあるので事前に確認を##e##しましょう。
友人の結婚式やパーティなどで久しぶりに婚約指輪を身に着ける前には、早めに指輪のサイズ確認をしておくと安心です。
指輪のサイズ直しの工程
1 指輪のカット
石や細工、彫刻などの影響がない部分を糸鋸などで切断します。宝石がついた指輪は、割れてしまうこともあるので注意が必要です。素材やデザインによっては、切らずに行える場合もあります。
2 長さの調整および溶接
指輪を大きくする時は素材の継ぎ足しが必要です。大きさが決まれば、切断面に指輪のリング本体の素材よりも低い温度で溶ける合金を溶かして、接合。これをロウ付けといいます。
3 研磨
最後にリング全体を研磨し、サイズの変更が完了です。
#サイズ直しが簡単な素材はプラチナなど
サイズ直しの際に注目したいのはアームの素材。
##s##プラチナやゴールドは加工がしやすく、そのためサイズ直しもしやすい##e##と言われています。
ただし、##s##ピンクゴールドはプラチナよりも硬いため、サイズ直しが困難なこともあります##e##。ブランドによっては、サイズ直しができないケースや、対応サイズが限られることもあるので、事前に確認をしましょう。
新素材はサイズ直しができない?
金属アレルギーを考慮して使用されているイリジウムやジルコニウム、チタンといった新素材は、プラチナよりも硬くて傷みにくいことから、普段の生活でも身に着けやすいのが特徴です。ただし、新素材はその強度や融点が高いことからサイズ直しが難しいとされています。
#デザインに注意
デザインによってはサイズ直しできないこともあります。
一般的には、デザインがシンプルで、宝石などの装飾が少ない指輪の方が、サイズ直しはしやすいと言われています。
一方、##s##デザインが複雑だったり、彫りが入っていたり、メレダイヤが敷き詰められたパヴェリングやフルエタニティリングは、サイズ直しが難しい場合が多くあります##e##。
#サイズ直しはどこに頼む?
サイズ直しする場合、##s##購入店のアフターサービスにお願いするのが一般的##e##です。対応期間や費用などのサービス内容はショップによって違うので、指輪の購入時にしっかり確認しておきましょう。
ショップが対応していない場合は、貴金属修理加工の専門店に相談をしてみましょう。
長く大切に使いたい婚約指輪、結婚指輪だからこそ、後々のサイズ直しのことも考えて選んでみてはいかが?
#サイズ直しを回避する
「プロポーズリング」
プロポーズの時に彼女にサプライズで婚約指輪を渡したいけど、指輪のサイズが分からない……。そんな場合には「プロポーズリング」を渡すという方法もあります。
プロポーズリングとは婚約指輪を取り扱うジュエリーショップが販売している##s##プロポーズ用のダミーリング##e##のこと。これをプロポーズの際に贈れば後日一緒にジュエリーショップに行って婚約指輪を選ぶことができるので、サイズ直しの心配もなくなります。